マレーシアの政府系ファンド「1MDB」が絡む巨額金融詐欺事件を主導したとされるジョー・ロー氏が、ドナルド・トランプ米大統領に恩赦を求めている。事情に詳しい複数の関係者によると、同氏の申請はここ数週間の間に提出された。恩赦が認められれば、逃亡中のロー氏に対する米国の起訴が取り下げられる。米司法省のウェブサイトには、「テク・ジョー・ロー」名義で今年提出された「刑期満了後の恩赦」の申請が保留中として記載されている。恩赦が認められるかどうかは最終的にトランプ氏と法務顧問チームの判断に委ねられる。ホワイトハウス高官は、ロー氏の申請は現時点でホワイトハウスの優先案件ではないと述べた。検察は、ロー氏が偽装や賄賂などを駆使して1MDBから数十億ドルを不正流用したとしている。