ドナルド・トランプ米大統領は11日、原油価格を抑制するため、戦略石油備蓄(SPR)を放出する方針を示唆した。トランプ氏はローカル12シンシナティとのインタビューで、「私はかつて備蓄を補充したことがあり、再びそうするつもりだ。今は少し取り崩して価格を引き下げる」と述べた。「放出を実施して、再び補充する方針だ」SPRは、国際エネルギー機関(IEA)の加盟国として米国が維持している緊急供給体制の一部。IEAは11日、イラン戦争を背景に急騰した原油価格を押し下げる取り組みの一環として、加盟国が合計4億バレルの石油備蓄を放出すると表明した。IEAの発表後、11日のニューヨーク・マーカンタイル取引所(NYMEX)で原油先物は前日比4.5%上昇し、1バレル=87.25ドルをつけた。国際指標の北海ブレント原油先物は同4.7%高の1バレル=91.98ドルで取引を終えた。