今こそ、金がその輝きを放つべき時だ。インフレと地政学リスクから投資家を守るという金の役割を示す、絶好の機会が訪れている。 ところが、現実の金価格は急落している。 19日には一時、イスラエルと米国によるイラン攻撃が始まる前の水準から14%も値を下げた。 投資家にとっては、最も古い安全資産である金よりも、超小型株に資金を投じていた方が良かっただろう。 期待に応えられなかった金について、テクニカルな面からの弁明はいくつかあるものの、いずれも説得力に欠ける。真の問題は、投資家が「流行の取引」に殺到するたびに悩まされるもの、すなわち「他の投資家」という存在だ。簡単に言えば、金は過去1年間で人気が過熱したことで、戦争が始まると、警戒感から、あるいは債務返済のために売却される明白な対象となった。