トランプ米政権が北大西洋条約機構(NATO)加盟国の一部について、米国とイスラエルによるイランとの戦争において協力的ではなかったとして、制裁措置を検討していることが分かった。複数の政権当局者が明らかにした。計画はイラン戦争への取り組みに非協力的とみなされたNATO加盟国から兵力を再配置し、米軍の作戦をより積極的に支持した国々に駐留させる内容。今回の計画は、ドナルド・トランプ大統領が最近示しているNATOからの完全離脱の規模には遠く及ばない。法律上、米政府は議会の承認なしにNATOから離脱する決定を下すことはできない。新たな計画は、ここ数週間で複数の政権高官の間で広まり、支持を集めているが、まだ構想の段階だ。ホワイトハウスはこれ以外にも、NATOへの制裁措置として複数の案を検討している。トランプ氏がイランとの戦争を開始する決定を下したことを受け、米政府と欧州の同盟国との間では亀裂が深まっており、今回の計画はこれを浮き彫りにするものでもある。