毎日がつまらない。楽しくない。もっと人生をおもしろくできないか? そんな人におすすめの1冊がある。書籍『人生アップデート大全――停滞した自分を変える66の習慣』(池田貴将著)だ。本書は一度きりの人生を心から満足のいくものにするための1冊。本書の発売を記念して、ライターの照宮遼子氏に寄稿いただいた。(構成/ダイヤモンド社書籍編集局)

いつも幸せな人の習慣・ベスト1Photo: Adobe Stock

海外に住んで気づいた「日本の良さ」

インドネシアで暮らし始めたのは、30代になってすぐのことだった。

現地採用でひとり暮らし。住んでいたのはローカル向けの少し古いマンションだったが、広さは十分だった。

ただ、騒音が気になる。早朝から夜遅くまで渋滞で身動きの取れない車の列が続いていた。

職場の社員の遅刻は日常茶飯事で、トイレは衛生的とは言いがたい場所も多かった。不満があるというより、そういうものだと思って暮らしていた。

そこから約1年半後、日本に戻ってきた。電車が時刻通りに来ることも、トイレが清潔なことも、外から見れば、これほど整った環境はなかなかないだろう。

日本に住んでいる間は、それが当たり前すぎて、ありがたいと思ったことすらなかった。

気づかないうちになんでも「当たり前」になっていた

行動心理学とリーダーシップを研究し、累計110万部を超えるベストセラー作家の池田貴将氏は、著書『人生アップデート大全――停滞した自分を変える66の習慣』でこう述べている。

幸せの反対は、不幸せではありません。幸せになることの反対は、『こんなの当たり前』と思ってしまうことです。
なんでもかんでも当たり前になってしまうと、どれだけうまくいっていることがあっても、すぐに停滞している気分になります。」
――『人生アップデート大全』より

日本にいると、高い水準が当たり前になりすぎて、少しのズレでも不満になってしまうのかもしれない。

私も帰国して1年も経たないうちに、日本の素晴らしさが当たり前になってしまった。

いつも幸せな人の習慣:「幸せのハードル」が低い

幸せを感じられるかどうかは、「何を当たり前とするか」で大きく変わる。

本書によると、気力を高く保ちたければ、「幸せのハードル」を低くするのがいいという。

・一杯の紅茶でほっと一息をつけて幸せ
・送ったメールにすぐ返事をもらえて助かった
・近所にコンビニがあるおかげで欲しいものがすぐに買える

そんなふうに「日常にある幸せ」を意識してみると、今すでに自分が持っているものはたくさんある。

「当たり前と思っていること」は本当に当たり前なのか?

「小さな幸せ」に目を向けられるかどうかで、幸福度も変わってくる。

本書には、行動を変える習慣から、こうした日常の捉え方まで、66のアプローチが収められている。

なんとなく満たされない感覚がある人ほど、一度手に取ってみてほしい一冊だ。

(本稿は『人生アップデート大全』に関する特別投稿です)