仕事で思うようにいかないとき、評価されていないと感じるとき、「向いていないのかも」と思うことはないだろうか? 本当に向いていないのであれば、キャリアチェンジを検討したいところだ。「この仕事、辞めようかな……」と悩んでいる人におすすめなのが『人生アップデート大全――停滞した自分を変える66の習慣』(池田貴将著)だ。人生にブレイクスルーを起こし、別人級に成長することができる「すごい習慣術」を網羅している。本記事では、仕事を辞めたいと思ったときにやるべきことについて取り上げる。(構成/小川晶子)
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この仕事でいいのだろうか?
「この仕事、向いていないのかもしれない」
誰でも一度は思ったことがあるのではないだろうか。
子どもの頃から憧れていた職業だったとしても、特技やスキルを活かした仕事だったとしても、すべて順調にいくとは限らない。
思ったような成果が出せなかったとき、周囲からの評価が低すぎるように感じたときなどは「自分は何か勘違いをしていたのかもしれない」などと考えてしまう。
本当に「向いていない」場合もある
「向いていない」と感じると、次に考えるのは当然「辞めようかな」ということだ。
もし本当に向いていない仕事に就いているのだとしたら、どんなに努力しても報われない可能性もある。
たとえば独立研究者で大人気著者の山口周氏は、クリエイティブな仕事に憧れて広告代理店でキャリアをスタートさせたが、ご本人曰く「向いていなかった」そうだ。
頑張って考えた企画やコピーがことごとく採用されないという不遇の時代を経て、経営コンサルティングへとキャリアの転換をはかることとなったという。(参考『人生の経営戦略』山口周/ダイヤモンド社)
いま大きな成果を出している人も、過去には「向いていない仕事」で苦労していたケースはけっこうあるのだ。
「辞める判断基準」を作る
かといって「この仕事、向いていないのかも」と思ったとき、すぐに仕事を辞めればいいわけではない。
明確に次のキャリアを決めているのでなければ、遅いモラトリウム、もっと言えば「フラフラしている人」になってしまう。
停滞した自分を変えるというコンセプトの『人生アップデート大全』には、「仕事を辞めたい」と思ったときにまずやるべきこととしてこう書かれている。
そしてその紙はしまっておきます。書き出すことで、向いているかどうかは一度頭から外に出しやすくなります。」
――『人生アップデート大全』より
感情ではなく、「判断」で決める
感情的になって辞める決定をするのではなく、言語化して「判断」するのである。
向いていないと思う理由を紙に書き出すことで、いろいろ気づくこともあるかもしれない。
そのうえで、「どうなっていたら向いていると思えるか、どうなっていたら向いていないと思えるか、その判断ライン」を決めておくのだという。
そして最終判断日に向けて具体的に取り組むことを決める。
「これだけやったのだから」と前に進める
たとえば、いくら企画を出しても通らないから「向いていない」と思っていたとして、「9月までに100個の企画を考え、そのうち30個を提出して全部ダメだったら向いていないと判断して辞めよう」など決める。
これなら、どちらにしても努力した結果のことなので受け入れることができるだろう。
最後のつもりで頑張った結果、ブレイクスルーを起こす可能性もある。
ダメならダメで「これだけやったのだから」ということで新たな道に進めば良いのである。
決断に必要な「3つのこと」
紙に書き出すことは3つだ。
書き出したものを、(中略)期日に読み返してみると、その当時とは状況も考え方もまったくちがっていることがよくあります。」
――『人生アップデート大全』より
「この日までに決める」を腹に決めておく。
その日が来たときに、「あのときは停滞していたけれど、抜け出せたなぁ」と思えるのかもしれない。
「向いていないのかも……」と思っている人はぜひ試してほしい。
(本稿は『人生アップデート大全』に関する特別投稿です)











