落とし穴➋:欲張って「天井」で売ろうとする

もう一つの落とし穴は、売却のタイミングです。株価が上昇し含み益が出始めると、人間の心理として「もっと上がるかもしれない」と欲が出てしまうものです。しかし、この「欲」こそが利益を逃す最大の原因になります。

【利確】欲張らず、腹八分目で売る
「もっと上がるはずだ」という欲が、利益を幻にします。天井で売ろうと思ってはいけません。「頭と尻尾はくれてやれ」という投資の格言もありますが、腹八分目で早めに利益を確定することが、資産を確実に積み上げる秘訣です。

――『「株ノート」で60歳から1億円 92歳現役投資家リョウジさんの超★シンプル投資術』より

株価がどこまで上がるかを完璧に予測することは、プロの投資家でも不可能です。「最高値(天井)で売りたい」という執着を捨て、自分の中で「ここまで利益が出れば十分」という明確なラインを持つことが大切です。

「腹八分目」で着実に利益を確定させていくことこそが、結果的に大きな資産を築くための最短ルートになります。

投資で失敗する人の多くは、難しい分析ができなかったからではなく、「わからないものを買う」「欲張りすぎる」というシンプルな罠に落ちてしまいます。92歳の現役投資家が徹底するこの教訓を胸に刻み、堅実な資産形成を目指しましょう。