韓国株式市場は人工知能(AI)ブームに乗り、過去1年の大半において世界で最も過熱した市場となっていた。しかしその後、相場が急落した。英語教師のユン・ジェイさん(30)は1万9000ドル(約304万円)を失った。それ以来、生活費を切り詰めており、タクシーの利用を減らし、旅行も控えるようになった。食事を抜くことはダイエットを兼ねている、と自分に言い聞かせている。「イカゲーム」やK-POPを生み出した韓国は今、世界で最も激しい狂乱相場の舞台となっており、主要市場ではここ数年見られなかったような急変動を示している。韓国の代表的な株価指数である韓国総合株価指数(KOSPI)は、AIブームへの信頼を背景に3倍以上に膨らんだ。メモリー半導体メーカーのサムスン電子とSKハイニックスは、時価総額が1兆ドル規模に急騰し、同指数の記録的な上昇をけん引する二大勢力となった。
狂乱の韓国株、時価総額400兆円吹き飛ぶ
AIブームに賭けた投資家が痛手
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