同じ東大生からも優秀すぎて「宇宙人」と尊敬される、定員約100人のレア集団、東大理三の謎に包まれた実態を、教育ジャーナリスト・庄村敦子が取材。『東大理三の世界 日本一の天才集団にみた謎すぎる生態』では、普通の大学生とはまるで違う学生生活、恋愛、家庭環境、お金の話などに加え、天才すぎて凡人には理解不能な奇人変人エピソード満載。激レアな天才たちの頭の中、人物像、おいたち、卒業後の進路など徹底解剖!(構成/ダイヤモンド社書籍編集局・中村直子)
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うぶな男子に突然訪れるモテ期! 他大学から群がるキラキラ女子マネ
理三に入学して運動部に入る学生は、東大の全学生が参加する全学の「○○部」ではなく、理三生と医学部生限定の「鉄門○○部」に入る人が多いわけですが、運動部に欠かせないのがマネージャーです。
理三女子は一般的に、マネージャーとして支えるよりも、鉄門運動部でプレイヤーとしてがんばります。このため鉄門運動部では、他大学や東大の他学部から女子マネージャーを募集するのが一般的です。
鉄門アメフト部のOBが学生時代を振り返ります。
「共学の女子大生だと、通う大学の運動部のマネージャーになることが多いため、早朝から女子大にビラを配りに行き、勧誘しました。部活をがんばるモチベーションになるので、勧誘には力を入れていましたね。新入生歓迎会のときに、新人部員よりも新人女子マネのほうが多かったこともあります」
ビラに書かれた「東大医学部」の文字に興味を持つ女子大生が多かったのでしょう。
ちょうどアメフト部の取材に行ったとき、新人マネージャーが部員の前で自己紹介をしていました。10人近くいたでしょうか。
「◯◯女子大の◯◯です。どうぞよろしくお願いします」
次々に笑顔で挨拶する女子大生たちは、「運動部のマネージャー」というファッションではなく、かわいらしい勝負服を着て、メイクもバッチリ。キラキラと輝いて、みんなかわいい!「東大の医学部生と付き合いたい!」というオーラに満ちあふれていました。
その後、練習を取材したら、現役の女子マネージャーたちがジャージ姿でテキパキと動き、複数のマネージャーが異なるアングルでビデオ撮影をしていました。その様子はまさに、運動部のマネージャー。ビデオ撮影者の多さに、マネージャーの人数が多いことにも納得した取材となりました。
『2ちゃんねる』でたたかれた、女子マネが選手より多かったわけ
本書の取材中に、鉄門アメフト部のOB数人から、インターネット上の電子掲示板「2ちゃんねる」(現・5ちゃんねる)にまつわる話を聞きました。
「女子マネの数が選手よりも多いって、『2ちゃんねる』でたたかれたことがあるのをご存じですか? かなり話題になりましたが」
「そんなことがあったなんて……。知りませんでした。でも私が応援に行った試合で、選手よりも女子マネのほうが多いのを見たことはあります」
選手の後ろに女子マネも整列したとき、「女子マネの人数のほうが多い!」と正直驚きました。
とはいえ、週3日の練習に加え、試合もあります。取材時に、複数のマネージャーがさまざまな場所からビデオで撮影している様子を見ていたため、「このぐらいの人数が必要なんだろうな……」と思い返しました。
女子マネとは遊びでしょ? いえ、結婚した人も多数
初めて「2ちゃんねる」の話を聞いた日、帰宅後に調べました。
すると、「マネージャーになって、東大医学部生と付き合っても、どうせ遊ばれるだけ」「女子マネとは遊び。結婚する人なんていない」などの書き込みを目にしました。
でも、実際はそんなことはありません!
マネージャーと学生結婚した理三生、卒業後もずっとマネージャーと付き合い、結婚したOBをたくさん知っています。
もちろん、学生時代に付き合ったけれど、その後別れたカップルもいるでしょう。ただ、それは一般的にもよくあることではないでしょうか。
鉄門アメフト部は、練習後に飲み会があるわけではないし、マネージャーの仕事も楽ではありません。思ったよりもマネージャーの仕事が大変で、やめる人もいます。そんななか、優勝を目指してがんばる選手をずっと支え続けたマネージャーは、チームの一員です。
中高一貫の男子校出身で、理三に入学するまで彼女がいなかった人が、大学1年のときに部活のマネージャーと付き合い始め、学生結婚しました。
人生で初めて付き合った彼女と結婚し、2人のお子さんが生まれ、家族仲よく暮らしています。「今後の夢や目標」という質問に、「幸せな家庭を作ること」と書いた男性医師もいました。マネージャーと結婚した人たちが、幸せな日々を送っている話を聞くと、うれしくなります。







