オムツは、汚れたらすぐとりかえる!

 また、チビチビと大小便をして何度もオムツを汚す子から、一度にドッサリして回数の少ない子まで、赤ちゃんによっていろいろですから、赤ちゃんに合ったオムツを選ぶことです。

 オムツは、汚れたらすぐとりかえるのが大原則です。
 ぬれていることが不愉快で、かわいていることが快適であることを、なるべく早く赤ちゃんに覚えてもらうためにも、汚れたらすぐとりかえてやってください。

 大きなオムツをちょっぴりぬらされて、「少ししかぬれていないから、もう一度ぐらい大丈夫」などと、勝手に決めないでください。

 ぬれたオムツをつけたままにされるのは、赤ちゃんの皮膚をいためるだけでなく、感覚も鈍感にしようとしているのです。

「赤ちゃんに、なにがいちばんいいか」と考えながら育児をする態度が、どんな難問も解決してくれます。

 古い純毛の衣服、だれかくれないかしら、できの悪い失敗作ならポイッとすてられるのに……と思われるほどのお母さん、きっと赤ちゃんのオムツがとれるのは早いことでしょう。

 私はオムツを一日にかなり多くとりかえたこともありましたが、私の息子はどちらも誕生日前にすっかりとれて、排便のしつけなどで困った思いはまったくありませんでした。

 また、この方法をすすめたお子さんで、オムツを2歳近くまでつけていたケースはほとんどありません。

 ※赤ちゃんのサイズに合った衣服を着せる。それが保温にもよいし、手足を動かすのもやさしい。このやり方は、赤ちゃんの個性を尊重する育児法です。