――WSJの人気コラム「ハード・オン・ザ・ストリート」 ***  データが「新しい石油」であるなら、その保存と処理に使われるメモリーチップの将来は明るい。だが変動は激しいものになるだろう。メモリーチップ業界は昨年、好況だったにもかかわらず株価が急落した。2019年はその逆パターンになる可能性がある。  韓国のサムスン電子、SKハイニックス、米マイクロン・テクノロジーの世界3大メモリーチップメーカーは2018年に四半期営業利益で過去最高を更新し続けたが、業界の成長が鈍化したこともあり、株価は平均で23%も下落した。