子どもが中学や高校に入学すると自動的に始まる弁当生活。毎日、愛情弁当を持たせたいのは山々ですが、共働きが多い現代、お父さんもお母さんも忙しく、仕事がたてこんで時間のない日もあれば、買い物に行けなくて冷蔵庫がカラッポの日も、疲労困憊して気力がゼロの朝もある!
 そんなピンチの時でも、必ず作れる、史上最ラク&最速の弁当本「てんきち母ちゃんのらくべん!」がこのたび発売に。「レンチン1回」「冷蔵庫にあるものだけ」「実働3分」でできるのに、見た目もよくて、もちろんおいしい、神レシピが満載です。レンジ調理だけで火も使わないので、子どもが自分ひとりで作ることもできそうです!
 3人の子どもに10年以上弁当を作り続けてきた大人気料理ブロガーの井上かなえさんならではの、すごいテクとレシピを詰め込んだ本書から、一部を抜粋して紹介します。

レンチン1回だから子どもでもできる!
絶品の牛丼レシピ

休校や春休み中の子どもを家において、仕事や用事で出かけないと行けない時のお昼ごはん、気になりますよね。お弁当を作り置いてもいいですが、「らくべん!」なら、レンチン1回で火を使わないので、小学校高学年以上なら、子ども自身が作れそうなレシピも多数載っています。

ここでは、子どもも大好きな「牛丼」のレシピをご紹介します。(レンジは600Wのもの、容器は15センチ四方の耐熱コンテナを使用しています)。

【史上最ラク&最速弁当】<br />子どもが休校中の<br />お昼ごはんにもぴったり!<br />レンチン1回の絶品牛丼レンチン1回でできる、絶品牛丼。玉ねぎをえのきやしめじに変えてもおいしいです。

牛丼
【材料】(1人分)
牛バラ薄切り肉……100g
玉ねぎ……1/4個(50g)
A 酒、醤油……各小さじ2
  薄力粉……小さじ1/2

ごはん、紅生姜……各適量

【作り方】
1 牛肉は3センチ、玉ねぎは薄切りにする。
2 耐熱コンテナに、1とAを入れて軽くからめ、蓋をのせてレンジで3分加熱し、よく混ぜる。
3 弁当箱にごはんを盛り、2と紅生姜をのせる。
*加熱後すぐに、よくかき混ぜるのがポイントです。