子どもが中学や高校に入学すると自動的に始まる弁当生活。だけど、仕事がたてこんで時間のない日もあれば、買い物に行けなくて冷蔵庫がカラッポの日も、疲労困憊して気力がゼロの朝もある!
そんなピンチの時に役立つのが、史上最ラク&最速の弁当本「てんきち母ちゃんのらくべん!」。「レンチン1回」「冷蔵庫にあるものだけ」「実働3分」でできるのに、見た目もよくて、もちろんおいしい、神レシピが満載です。レンジ調理のみで火も使わないので、料理に慣れてないパパや子どもでも作れます!
3人の子どもに10年以上弁当を作り続けてきた大人気料理ブロガーの井上かなえさんならではの、すごいテクとレシピを詰め込んだ本書から、一部を抜粋して紹介します(こちらは2020年2月15日付け記事を再構成したものです)。
レンチン1回で、2種類のおかずを作る裏ワザ!
「らくべん!」のレシピは、すべて「レンチン1回」だけでできるのが特徴です。複数の、味の違うおかずが入っている場合でも、「レンチンは1回だけ」でできるのです。
その秘密が、メインのおかずとは別に、野菜をラップにくるんで同時にレンチンし、野菜のほうは加熱後に味付けするというワザ。これにより、違う味のおかずが1度に2種類以上できるのです!
ここでは、「なすと豚肉の味噌炒めのっけ&いんげんのごま和え」のレシピを紹介しましょう(レンジは600Wのもの、容器は15センチ四方の耐熱コンテナを使用しています)。
ピリ辛味噌で食欲全開!
なすと豚肉お味噌炒めのっけ&いんげんのごま和え
【材料】(1人分)
なす……中1本(100g)
豚バラ薄切り肉……80g
いんげん……5本
A 砂糖、味噌……各小さじ1
醤油……小さじ1/2
豆板醤……小さじ1/4
B 出汁醤油、すりごま……各小さじ1/2
ごはん、糸唐辛子……各適量
【作り方】
1 なすは乱切り、豚肉は3センチ、いんげんはヘタを切り落として半分の長さに切る。
2 耐熱コンテナに、なすと豚肉とAを入れ軽くからめて、蓋をのせる。いんげんはラップでくるむ。2つ一緒にレンジで4分加熱し、コンテナはよく混ぜる。いんげんはBで和える。
3 弁当箱にごはんを盛り、2と糸唐辛子をのせる。
*気をつけるべきポイントは下記写真を参考に!