日本の企業人は、このままアメリカの経営モデルを信奉していていいのだろうか――リーマンショック以降、アメリカ型資本主義の限界が叫ばれる中、アジアの知、戦略、リーダーシップ、組織のありかたに目を向けることから日本の未来を展望する。野中郁次郎、徐方啓、金顕哲著『アジア最強の経営を考える』から、エッセンスを紹介する。