姫田小夏 ジャーナリスト ジャーナリスト。アジア・ビズ・フォーラム主宰。上海財経大学公共経済管理学院・公共経営修士(MPA)。およそ15年滞在した上海で情報誌創刊、“市井の息遣い”から時代の変遷をウォッチ。「中国取材はデッサンと同じ。あらゆる角度から取材して光と影で実像をつかむ」を持論に30年近く中国に向き合う。近年は中国からの人や資本の流入をフォロー。ダイヤモンド・オンライン「ChinaReport」は10年を超える長寿コラム。 著書に『中国で勝てる中小企業の人材戦略』(テン・ブックス)、『インバウンドの罠』(時事出版)『バングラデシュ成長企業』(共著、カナリアコミュニケーションズ)、『ポストコロナと中国の世界観』(集広舎)ほか。内外情勢調査会、関西経営管理協会登録講師。宅地建物取引士。3匹の猫の里親。 第2回 中国で横行する和牛肉密輸当局がついに摘発強化に 姫田小夏 中国はBSEの影響を受け日本産牛肉の輸入を禁止しているが、上海など大都市では和牛を食べられる店が現実に存在する。この需要を埋めるのが日中航路を使って行われる密輸だ。 2008年6月26日 0:00 第1回 四川大地震、救援募金の多寡で揺れ動いた中国社会 姫田小夏 四川大地震から1ヵ月、日本人の間でそろそろ話題性も薄れつつあるが、この地震はある副産物をもたらした。「中国では寄付金の多寡が人物を決め、社運を決める」というものだ。 2008年6月18日 0:00 20 21 22