小幡績

慶應義塾大学大学院 准教授

1967年生まれ。慶應義塾大学大学院経営管理研究科(ビジネススクール)准教授。92年東京大学経済学部卒業、大蔵省(現財務省)入省、99年退職。2001年ハーバード大学経済学博士(Ph.D.)。2003年より現職。『すべての経済はバブルに通じる』(光文社、08年)、『リフレはヤバい』(ディスカヴァー・トゥエンティワン、13年)など著書多数。

「スガノバブル」が「アベノバブル」よりもさらに膨らみかねない不安
小幡績
菅政権の役割は、アベノミクスのバブルを静かに崩壊させることだ。ところが今のところ、それに対するヴィジョンは新政権には見当たらない。このままだと、スガノミクスはリスクを抱え続け、それを膨らませ続ける政策になる恐れが強い。不安の背景を解説する。
「スガノバブル」が「アベノバブル」よりもさらに膨らみかねない不安
第5回
真の「ハイブリッド」バブルと黒田総裁の過ち
小幡績
いよいよ日本国債も、暴落しない特殊な「ハイブリッド・バブル」と「日銀買い入れバブル」という、ふたつのバブルがハイブリッド化された、真の「ハイブリッド」バブルが始まった。
真の「ハイブリッド」バブルと黒田総裁の過ち
第4回
金融機関、金融市場、そして日本経済の安楽死
小幡績
日銀の金融緩和政策により、目下、金利や利回りが乱高下している。ただし、短期的には長期金利の安定化に成功するかもしれない。しかし、日銀依存が強まり、中長期的には財政破綻リスクや名目金利急騰リスクが高まっていくだろう。その結果、何が起こるのか?
金融機関、金融市場、そして日本経済の安楽死
第3回
ハイブリッド・バブル暴落?
小幡績
異なる行動原理を持つ投資家たちが国債市場に同時に存在し、お互いに取引することによっていっそう安定してきた国債「ハイブリッド・バブル」。しかし黒田日銀が“異次元”金融緩和を実行すると、国債市場はどうなるのだろうか。バブルは弾けるのか?弾けるとすれば、どのようなプロセスを経るのか?
ハイブリッド・バブル暴落?
第2回
国債ハイブリッド・バブル
小幡績
国債市場は、説明できない高価格が継続する「バブル」が続いてきた。日本の財政状況は悪化の一途をたどり、国債は暴落すると言われ続けたが、暴落しない。この不思議な安定性を維持する状態を、名づけて「ハイブリッド・バブル」。その基本構造は、2種の投資家に支えられている。
国債ハイブリッド・バブル
第1回
【プロローグ】 黒田日銀がヤバい
小幡績
なぜバブルは崩壊するのか。日本国債のバブルが崩壊することが決定した。なぜなら、誰の目にも明らかなバブルが発生したからである。それも、「日銀おひとりさまバブル」。日本銀行だけが買い続けるバブル。日本国債バブルの最終局面が始まったのだ。
【プロローグ】 黒田日銀がヤバい
新着
業界
学び
特集
書籍
業界
製造業 銀行・証券・金融 保険 建設・不動産 コンサル・士業 商社 運輸・物流 IT・通信 AI・テクノロジー エネルギー 医療・製薬 食品・農業 小売・外食 サービス・エンタメ メディア・広告 スタートアップ・新規事業 教育 財閥・学閥 予測・分析
学び
経営・戦略 マネジメント ビジネス課題 ビジネススキル 営業・マーケティング マネー・投資 相続・節税 年金 キャリア・働き方 受験・子育て 教養