黒田透
インドネシアで開かれていた「アジア競技大会(アジア大会)」が9月2日、閉会した。日本勢は金75を獲得する大活躍。だが、大会自体はトラブル続き。東京オリンピックを間近に控えた日本も「対岸の火事」と笑ってはいられない現状があった。

「階級社会」への道を突き進む日本。中でも「中間階級」が崩壊、どん底一歩手前の「マイルド貧困」と呼べる新たな階級が生まれている。59歳で年収500万円なのに、大学側から突然雇い止めを通告された非常勤講師を追った。

格差や貧困問題の是正が放置されているうちに、日本は「階級社会」に突入。生活に困窮するほどではないが将来に希望が持てない「マイルド貧困」とも呼べる新たな階級が生まれた。今回は契約社員として働く36歳のライターの現状を追う。
