野口昌泰 フロンティア・マネジメント シニア・ディレクター 2001年慶応大学総合政策学部卒業。松下電器産業(現パナソニック)、野村證券を経て、 2021年にフロンティア・マネジメントへ入社。メーカーではデバイス部門で経理職能、証券 会社では機械セクターの株式アナリストに従事し、企業業績を内外から考察。アナリスト・ラ ンキングなどでは、Institutional Investorが機械セクターで入賞(2020年)、トムソン・ロイ ターが機械セクターの銘柄選定部門で3位(2018年) キーエンスの謎多き経営、平均年収1700万円以上・時価総額日本2位の原動力とは 野口昌泰 時価総額が日本2位となり、21年4-6月期も過去最高益を記録したキーエンス。従業員の平均年収が1752万円と高額なことでも知られる。同社は公開情報が少ない謎多き企業として知られているが、そのビジネスモデルは製造業やモノづくりサービス業が参考にすべき示唆に富んでいる。機械セクターのベテランアナリストが、キーエンスのユニークな経営手法を明かす。 2021年9月28日 4:50