倉部史記 進路指導アドバイザー、高大共創コーディネーター くらべ・しき/日本大学理工学部建築学科卒業、慶應義塾大学大学院政策・メディア研究科修了。民間企業から私立大学職員に転職し、業務に従事。2005年に「マイスター」のハンドルネームで開設したブログ「大学プロデューサーズ・ノート」が大学関係者の支持を集める。その後、早稲田塾SOHKEN主任研究員を経て独立。追手門学院大学客員教授。著書に『大学職員のリアル-18歳人口激減で「人気職」はどうなる?』『看板学部と看板倒れ学部』(以上中公新書ラクレ)『ミスマッチをなくす進路指導』(ぎょうせい)などがある。 「大学職員は年収1000万以上で仕事も楽勝」→全然そんなことなかった 倉部史記 昨今のウェブ上では、「大学職員は給与が高い。年収1000万以上で仕事も楽」といった声が飛び交い、魅力的な職場として認知されつつある。だが、職員と教員は、それぞれが異なるガバナンスの中で業務に就いており、多くの職員が日々悩みにぶつかっている。本稿は『大学職員のリアル-18歳人口激減で「人気職」はどうなる?』(中公新書ラクレ)の一部を抜粋・編集したものです。 2023年10月5日 12:30