古川智昭 アイ・ピー・ファイン株式会社代表取締役 ふるかわ・ともあき/1952年、福岡県北九州市生まれ。八幡工業高等学校卒業後、松下電器産業株式会社(現・パナソニック株式会社)入社。同社の住宅設備機器研究所等を経て、1990年住設知的財産権センター企画室長、知的財産権センター戦略企画・ITチームリーダー。2003年に同社を早期退職し、アイ・ピー・ファイン株式会社設立、代表取締役就任。同社の主力製品として知的財産関連業務に特化した業務効率化システム「R&D知財グループウェア“THE調査力AI”」がある。前職時代の企画・ライセンス・知財システム等全般のマルチな経験を活かし、企業の知財DXに取り組む。 いまだに「紙・アナログ作業」が横行…日本企業の開発力の足を引っ張る元凶とは? 古川智昭 「失われた30年」――。低迷が続く日本の開発力を復活させるためには革新的な発明が必要だが、研究者・技術者らの前にノイズだらけの膨大な特許調査が立ちはだかる。調査の効率化を後押しするAI(人工知能)の活用法とは。本稿は、古川智昭『日本の開発力を甦らせる知財DX』(幻冬舎メディアコンサルティング)の一部を抜粋・編集したものです。 2024年2月29日 9:00