IPO株の銘柄分析&予想
2016年11月11日公開(2017年1月11日更新)
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「IPO株の銘柄分析&予想」

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IPO株の銘柄分析&予想

ザイ・オンライン編集部

「シンシア」のIPO情報総まとめ!
スケジュールから幹事証券、注目度、銘柄分析、他のコンタクトレンズ製造企業との比較や予想まで解説![2017年1月11日 情報更新]

会社名 シンシア
市場・コード/業種 東証マザーズ・7782/精密機器
上場日 12月16日
申込期間(BB期間) 11月30日~12月6日
おすすめ証券会社 SBI証券東海東京証券岩井コスモ証券マネックス証券
フィスコ分析による
市場の注目度
★★★最高★5つ

初値(初値騰落率) 1950円(-7.14%)
最新チャート 【クリックで最新チャートへ】

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【目次】(クリックで該当する情報へ移動します)
▼いつ申し込んで、いつ購入する?(ブックビルディング期間、上場日など)
▼どこの証券会社で申し込める?(幹事証券会社)
▼いくらで買える?(仮条件・公募価格・予想PER・初値・初値騰落率など)
▼発行株数・単元数・公開規模は?

▼どんな会社?
▼業績データ/業績コメント
▼企業の詳細情報/銘柄紹介
▼投資のポイント

 

シンシアのIPOは、いつ申し込んで、いつ購入する?
(ブックビルディング期間、上場日など)

■スケジュール
仮条件提示 11月28日
ブックビルディング(抽選申込)期間 11月30日~12月6日
公開価格決定 12月7日
購入申込期間 12月9日~12月14日
払込日 12月15日
上場日 12月16日

シンシアのIPOは、どこの証券会社で申し込める?
(主幹事証券会社・幹事証券会社・委託販売証券会社など)

■取り扱い証券会社(2016年12月12日時点。割当は変更になる場合があります)
証券会社名
(※青文字はクリックで詳細ページへ)
引受シェア 口座開設
SBI証券(主幹事証券)
[最短2日で取引可能]
86.5
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東海東京証券
[最短5日で取引可能]
7.2
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岩井コスモ証券
[最短4日で取引可能]
0.9
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マネックス証券
[最短3日で取引可能]
0.9
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藍澤證券 0.9  
極東証券 0.9  
東洋証券 0.9  
日本アジア証券 0.9  
水戸証券 0.9  

シンシアのIPOは、いくらで買える? 割安/割高?
(仮条件・公募価格・予想PER・初値・初値騰落率など)

■価格情報
想定発行価格(※1) 2100円
仮条件
[予想PER(※2)
1940~2100円
21.2倍~23.0倍]
公募価格 2100円
初値 1950円
初値騰落率 -7.14%
予想トレーディングレンジ(※3) 2000円~6000円
最新チャート 【クリックで最新チャートへ】
※1 有価証券届出書提出時。※2 予想EPS=今期(IPO時)予想純利益÷上場時発行済株式数、から計算したもの。※3 期間は上場後1年を想定。

■類似会社2社の予想PER(2016年11月25日前場の株価と会社側予想から計算)
会社名 ※クリックで最新チャートへ 予想PER
【2社平均】 25.5倍
シード<7743> 24.4倍(連)
メニコン<7780> 26.6倍(連)

 予想EPSから割り出した仮条件の予想PERと、類似会社2社の平均PERと比較すると、本銘柄の公開価格は類似会社より若干割安と判断できる。

シンシアの発行株数・単元数・公開規模は?

■株数などに関する情報
発行済株式数(上場時) 208万9000株(予定)
公開株式数 公募20万株  売出25万株
(オーバーアロットメントによる売出5万株)
想定公開規模(※1) 10.5億円(OA含む)
※1 有価証券届出書提出時における想定発行価格で計算。

シンシアはコンタクトレンズメーカーのマザーズ案件

 コンタクトレンズの製造・販売を行う。成長カテゴリーである使い捨てコンタクトレンズに注力していたが、おしゃれ用コンタクトレンズが医薬品医療機器等法の規制対象となったことを契機として、2010年3月に1ヶ月交換カラーコンタクトレンズ「FAIRY」を発売した。以来、需要の高まりとともに数多くのおしゃれ用コンタクトレンズブランドを発売してきた。

 昨年6月に上場したメニコン<7780>が高い初値を付けており、同社に対する期待も高まる可能性がある。また、幅広い年齢層が顧客ターゲットとなることが期待につながる可能性もあるが、成長企業との評価を得られるかは今後の動向を注視する必要がある。

 公開規模については10億円強となる見込み。IPOラッシュとなる12月だが、12/16に同時上場する企業はない。

◆「シンシア」IPOに申し込めるおすすめ証券会社
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シンシアの業績データ

■業績推移(単位:百万円・% )
決算期 売上高
(伸び率)
経常利益
(伸び率)
純利益
(伸び率)
2012/12 2,633
(―)
447
(―)
256
(―)
2013/12 2,618
(-0.6%)
671
(49.9%)
363
(41.5%)
2014/12 3,628
(38.6%)
372
(-44.5%)
223
(-38.4%)
2015/12 3,974
(9.5%)
300
(-19.2%)
201
(-10.1%)

■連結業績推移(単位:百万円・% )
決算期 売上高(伸び率) 経常利益(伸び率) 純利益(伸び率)
2014/12 3,731
(―)
366
(―)
216
(―)
2015/12 4,244
(13.7%)
318
(-13.1%)
211
(-2.1%)
2016/12 4,904
(15.5%)
319
(0.2%)
191
(-9.8%)
2016/9 3Q 3,778
(―%)
184
(―%)
108
(―%)
予想EPS(※)
/配当
単独:-円 連結:91.43円/-円
予想EPSは「今期(IPO時)予想純利益÷上場時発行済株式数」で計算したもの

シンシアの業績コメント

 2016年12月期の業績は、売上高が前期比15.5%増の49.0億円、経常利益が同0.2%増の3.1億円と増収増益の見通しとなっている。

 足元では、カラーコンタクトレンズ市場の継続的な拡大、インターネット通販店利用顧客の増加等により、売上は順調に推移している。

 我が国の人口は減少トレンドに入っているものの、1日使い捨て、2週間交換、1ヶ月交換タイプといった使い捨てコンタクトレンズ市場の成長、カラーコンタクトレンズ等おしゃれ用のコンタクトレンズ市場の成長により、同市場全体としては堅調に推移すると予想される。

 なお、損益面では、当第3四半期連結累計期間における急激な円高進行に伴い、商品輸入に係る外貨建予定取引の為替相場変動リスクをヘッジする目的で保有しているデリバティブ商品の時価が下落し、経営成績に影響を及ぼした。

 通期計画に対する第3四半期末時点における進捗率は、売上高37.7億円で77.0%、経常利益1.8億円で57.6%となっている。

シンシアの詳細情報

■基本情報
所在地 東京都中央区日本橋箱崎町30番1号
代表者名(生年月日) 代表取締役執行役員社長 中村 研(昭和48年1月10日生)
設立 平成20年9月5日
資本金 1億円(平成28年11月11日現在)
従業員数 新規上場会社31人 連結会社40人(平成28年10月31日現在)
事業内容 コンタクトレンズの製造・販売

■売上高構成比率(2015/12期 実績)
品目 金額 比率
コンタクトレンズ事業 4,244 百万円 100.0%
合計 4,244 百万円 100.0%

■大株主上位10位
順位 株主名 保有株数 保有シェア
1 (株)キャピタルメディカ 170万株 85.00%
2 みずほ成長支援投資事業有限責任組合 4万2000 2.10%
2 かながわ成長企業支援投資事業組合 4万2000 2.10%
2 オリックス(株) 4万2000 2.10%
5 SBIベンチャー企業成長支援3号投資事業有限責任組合 1万9000株 0.95
6 SBIベンチャー企業成長支援4号投資事業有限責任組合 1万3800 0.69%
7 SBIアドバンスト・テクノロジー1号投資事業有限責任組合 1万500株 0.53%
8 SBIベンチャー企業成長支援2号投資事業有限責任組合 9800株 0.49%
9 SBIベンチャー企業成長支援投資事業有限責任組合 6900株 0.35%
10 中村 研 3000株 0.15%
合計   188万9000 94.45%

■その他情報
手取金の使途 ①当社グループ知名度向上、当社ブランドに対する信頼性向上を目的とした広告宣伝費 ②物流管理基幹システムの改修資金 ③借入金の返済資金に充当予定。
関係会社 (株)キャピタルメディカ(親会社)医療機関の経営支援、医療周辺事業、高齢者施設運営等
(株)カラコンワーク(連結子会社)コンタクトレンズの販売
Sincere Vision Co.,Ltd. (連結子会社)コンタクトレンズの販売
新視野光學股份
有限公司(連結子会社)コンタクトレンズの販売
VC売却可能分(推定) 株(売出し・保有期間などの制限があるもの以外)
直近有償第三者割当 年月日
割当先
発行価格

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シンシアの銘柄紹介

 同社グループは、同社及び連結子会社3社、非連結子会社2社で構成されており、コンタクトレンズ事業の単一セグメントである。

 グループ各社の事業区分は以下のとおり。

国内

○コンタクトレンズの製造・販売
・同社
○コンタクトレンズの販売
・株式会社カラコンワークス

海外

○コンタクトレンズの販売
・Sincere Vision Co.,Ltd.(香港)
・新視野光學股份有限公司(台湾)
・Sincere Vision (Thailand) Co.,Ltd.(タイ)
・SINCERE LENS SDN.BHD.(マレーシア)

 同社は、創業以来、コンタクトレンズの中でも成長カテゴリーである、1日使い捨て、2週間交換、1ヶ月交換タイプといった使い捨てコンタクトレンズに注力し、同社ブランド「L-CON」シリーズを中心として事業を営んできた。

 平成21年11月に視力補正を目的としないサークルレンズ、カラーコンタクトレンズといったおしゃれ用コンタクトレンズが医薬品医療機器等法の規制対象となったことを契機として、クリアレンズで培ったノウハウをおしゃれ用コンタクトレンズに生かすため、平成22年3月に1ヶ月交換カラーコンタクトレンズ「FAIRY」を発売した。

 以来、おしゃれ用コンタクトレンズの需要の高まりと共にデザイン、使用期限等に対するおしゃれ用コンタクトレンズユーザーの多様なニーズに対応するため、「L-CON POP」シリーズ、「Ultimate PEARL」シリーズ、「Select FAIRY」シリーズ、「Miche Bloomin'」シリーズ、「EYE BEAUTY」シリーズといった、数多くのおしゃれ用コンタクトレンズブランドを発売してきた。

 また、同社では取引先プライベートブランドコンタクトレンズの受託製造にも積極的に取り組んでおり、同社の専門知識と取引先の企画開発力を融合した商品を市場展開している。

シンシアの投資のポイント

 昨年6月に東証1部へ上場した類似企業のメニコン<7780>が公開価格を73.5%上回る高い初値を付けており、同社に対する期待も高まる可能性がある。しかし、メニコンに関しては、同日に東証2部へ上場した冨士ダイス<6167>も公開価格を50.9%上回る初値を付けるなど、IPO人気が非常に高い時期の上場だったことなどを特殊要因として考慮する必要がある。

 視力補正コンタクトレンズに加えおしゃれ用コンタクトレンズも取り扱い、高齢者から若者まで幅広い年齢層が顧客ターゲットとなることは期待につながる可能性もあるが、前期実績及び今期予想から業績期待は高まりにくい。成長企業との評価を得られるか今後のブックビルディング等の動向を注視する必要がある。

 同社は創業以来、コンタクトレンズの中でも成長カテゴリーである使い捨てコンタクトレンズに注力し、自社ブランド「L-CON」シリーズを中心として事業展開していた。

 2009年11月に視力補正を目的としないおしゃれ用コンタクトレンズが医薬品医療機器等法の規制対象となったことを契機として、2010年3月には1ヶ月交換カラーコンタクトレンズ「FAIRY」を発売した。以来、おしゃれ用コンタクトレンズの需要の高まりとともにデザイン、使用期限等に対するユーザーの多様なニーズに対応し、「L-CON POP」シリーズなど数多くのおしゃれ用コンタクトレンズブランドを発売してきた。

 インターネット通販によるコンタクトレンズ購入割合の向上に伴い自社製品売上高が伸長しているほか、おしゃれ用コンタクトレンズ市場の拡大に伴い取引先製品のOEM受注も伸長しているという。

 業績面について、2016年12月期は売上高が前期比15.5%増の49.0億円、経常利益が同0.2%増の3.1億円と増収増益の見通しとなっている。営業利益段階では同2.8倍と大幅な増益を見込むが、商品輸入に係る為替相場変動リスクをヘッジする目的で保有していたデリバティブ商品の時価下落による影響が経常利益以下の利益に響く。想定仮条件水準の前期予想PERは22~24倍程度となり、類似企業と比較して妥当な水準だろう。

 公開規模については10億円強となる見込み。親会社であるキャピタルメディカが170万株(発行済株式総数の85.0%)を保有しており、うち25万株を上場時の売出しで放出する。ベンチャーキャピタルの運用ファンドが大株主に散見されるものの、保有株数は計14万4000株で需給懸念はさほど大きくない。また、IPOラッシュとなる12月だが、12/16は同時上場する企業がないことも追い風となろう。

◆「シンシア」IPOに申し込めるおすすめ証券会社
SBI証券[最短2日で取引可能]
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東海東京証券[最短5日で取引可能]
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主幹事数 取扱銘柄数 ネット配分・
抽選方法
口座数
2015年 2016年 2015年 2016年
◆SMBC日興証券
24社 13社 72社 64社 10%:1人1票の平等抽選 273万
【ポイント】
大手証券の中でもIPOには力を入れており、2016年は全83社中64社のIPO株を取り扱った。主幹事数は、2016年こそ13社に甘んじたものの、2015年は24社もの主幹事実績を持つ。2016年に大きな話題を集めた「はてな」と「JR九州」のIPOでも主幹事も務めている。
1人1単元しか申し込めないので、資金量に関係なく誰でも同じ当選確率となっているのがメリット。
SMBC日興証券の公式サイトはこちら
◆SBI証券
8社 13社 78社 75社 70%:1単元1票の平等抽選
30%:「IPOチャレンジ
ポイント」順に配分
365万
【ポイント】
ネット証券にもかかわらず、主幹事数、取扱銘柄数ともに大手証券会社に引けをとらない実績を誇る。特に取扱銘柄数がダントツで、ここの口座を持っていれば、大半のIPO銘柄に申し込める。個人投資家への配分の100%がネット投資家へ配分されるのも魅力。1単元1票の抽選なので、
多くの単元を申し込むほど当選確率は高くなる当選確率がアップする「IPOチャレンジポイント」は、資金量・取引量と関係なく、IPOに申し込み続ければ誰にでも貯められるのがメリットだ。
SBI証券の公式サイトはこちら
◆東海東京証券
5社 5社 27社 15社 10%:1単元1票の平等抽選 41万
【ポイント】
準大手証券会社の東海東京証券は、大手証券会社には届かないものの、多くのIPO銘柄を扱っており、2016年は5社で主幹事も務めた
東海東京証券への割当が2000単元未満の場合は、取引実績に応じて当選確率がアップする「IPO個人優遇ステージ」を適用した抽選となるが、その場合でも、取引実績が最低ランクの投資家に10%が配分され、その中で平等抽選が行われる
東海東京証券の公式サイトはこちら
主幹事数 取扱銘柄数 ネット配分・
抽選方法
口座数
2015年 2016年 2015年 2016年
◆カブドットコム証券【三菱UFJモルガン・スタンレー証券のグループ証券】
0社
7社※1
0社
2社※1
18社 19社 一定割合:1人1票の平等抽選 100万
【ポイント】
「三菱UFJモルガン・スタンレー証券」は、毎年多くのIPO銘柄を取り扱い、2015年には7社、2016年は2社で主幹事を受け持ったが、売買手数料が高めなのがネック。しかし、同じグループ会社のネット証券「カブドットコム証券」なら、「三菱UFJモルガン・スタンレー証券」が引き受けるIPO銘柄に申し込み可能(一部銘柄を除く)なうえ、売買手数料が安めなので使い勝手が良い。
複数単元を申し込んでも当選確率は変わらないので、資金量が少ない人でも不利にならない。IPO投資に特化したスマホアプリ「IPOLab」も便利。
※1「三菱UFJモルガン・スタンレー証券」のIPO主幹事数。
カブドットコム証券の公式サイトはこちら
◆岡三オンライン証券【岡三証券のグループ証券】
0社
6社※2
0社
0社※2
10社 6社 10%以上:1人1票の平等抽選
90%以下:取引実績による優遇抽選
12万
【ポイント】
2016年は0社だったが、2015年には6社の主幹事実績を持つ「岡三証券」と同じグループに属するネット証券。割当の100%をネット投資家に配分するのも魅力。取引実績が多いほど優遇されるステージ制が導入されているが、全体の10%以上は取引実績によらず全員を対象とした抽選で割り振られる。買付資金は当選後に入金すればOKなので、資金余力を気にせず申し込めるのも大きなメリットだ。

※2「岡三証券」のIPO主幹事数。
岡三オンライン証券の公式サイトはこちら
※ 口座数は2016年3月末時点。

 

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