投資信託おすすめ比較[2017]
2017年6月21日公開(2017年11月22日更新)
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ザイ・オンライン編集部

【2017年 最新版】
「インデックスファンド」コスト比較ランキング!
信託報酬・実質コストがもっとも安いファンドは?【2017年11月21日更新】

 「ニッセイ<購入・換金手数料なし>シリーズ」の相次ぐ信託報酬引き下げや、従来の「eMAXIS」より信託報酬を抑えた「eMAXIS Slim」の登場など、最近、インデックスファンドの「信託報酬引き下げ競争」が盛り上がっている。運用コストが下がるのは個人投資家にとって非常にありがたいのだが、反面、「結局、どのインデクスファンドが一番お得なのか」が、わかりにくくなってしまった。

 また、投資信託の運用コストは信託報酬だけではない。わずかだが売買委託手数料など、その他の「隠れたコスト」も発生している。本当にお得なインデックスファンドを選びたいなら、信託報酬以外のコストを加味した「実質コスト」も比較したい。

 そこで、低コスト・インデックスファンドの「信託報酬」と、運用報告書などから計算した「実質コスト」を比較し、ランキングを作成した。今回は、低コスト・インデックスファンドとして人気が高い以下の11シリーズを比較した。

○ ニッセイ<購入・換金手数料なし>シリーズ
○ たわらノーロード
○ eMAXIS Slim(イーマクシス スリム)
○ eMAXIS(イーマクシス)
○ iFree
○ 三井住友・DC
○ SMT インデックスシリーズ
○ インデックスe
○ 野村インデックスファンド(愛称:Funds-i)
○ i-Mizuhoインデックスシリーズ
○楽天・バンガード・ファンド

 なお「インデックスファンドとは何か?」という疑問に対しては、以下の記事でくわしく解説している。

【インデックスファンドの基本的な解説はこちら!】
「インデックスファンド」の意味や特徴から、代表的な銘柄まで、初心者にもわかりやすく解説! 低コストで簡単に分散投資できるのがメリット!

【目次】※クリックで、各資産クラスのランキングへ飛びます
・日本株式(TOPIX型)
・日本株式(日経平均型)
・先進国株式
・新興国株式
・全世界株式
・日本債券
・先進国債券
・新興国債券
・日本リート
・先進国リート
>>「低コスト・インデックスファンド」取り扱い本数ランキング

日本株式(TOPIX型・日経平均型)

日本株式(TOPIX型)インデックスファンド信託報酬ランキング

ファンド名 信託報酬
(税抜)
実質コスト
(税抜)
純資産総額
(億円)
詳細
リンク
1
eMAXIS Slim
国内株式
0.159% 8.39
【インデックスファンド】eMAXIS Slim 国内株式インデックスの最新情報はこちら(SBI証券ページへ遷移します)
2
三井住友・DC
日本株式(※1)
0.16% 0.168%
(※2)
92.14
【インデックスファンド】三井住友・DC日本株式インデックスファンドSの最新情報はこちら(SBI証券ページへ遷移します)
3
iFree
TOPIX
0.17% 3.23
【インデックスファンド】iFree TOPIXインデックスの最新情報はこちら(SBI証券ページへ遷移します)
4
ニッセイ
TOPIX
0.18%
(0.159% ※3)
0.186%
(※4)
117.41
【インデックスファンド】ニッセイ-<購入・換金手数料なし>ニッセイTOPIXインデックスファンドの最新情報はこちら(SBI証券ページへ遷移します)
4
たわらノーロード
TOPIX
0.18%
(0.17% ※5)
2.50
【インデックスファンド】たわらノーロードTOPIXの最新情報はこちら(SBI証券ページへ遷移します)
6
SMT
TOPIX
0.37% 0.376% 130.26
【インデックスファンド】三井住友TAM-SMT TOPIXインデックス・オープンの最新情報はこちら(SBI証券ページへ遷移します)
7
日本株式
インデックスe
0.37% 0.376% 34.83
【インデックスファンド】日本株式インデックスeの最新情報はこちら(SBI証券ページへ遷移します)
8
野村(Funds-i)
TOPIX
0.40% 0.404% 19.29
【インデックスファンド】野村(Funds-i)の最新情報はこちら(SBI証券ページへ遷移します)
9
eMAXIS
TOPIX
0.40% 0.406% 231.19
【インデックスファンド】eMAXISの最新情報はこちら(SBI証券ページへ遷移します)
※2017年11月21日時点。実質コストは、直近の運用報告書のデータより計算。実質コストが入っていないものは、ファンド設定から1年未満のため不明のもの。 ※1 2017年9月に「三井住友・DC日本株式インデックスファンドS」から「三井住友・DCつみたてNISA・日本株インデックスファンド」に名称を変更。※2 2017年9月に信託報酬が引き下げられたため、実質コストは、引き下げ前のコストと現在の信託報酬を元に計算した参考値。※3 2018年2月21日より、0.159%に引き下げ予定。※4 2016年11月に信託報酬が引き下げられたため、実質コストは、引き下げ前のコストと現在の信託報酬を元に計算した参考値。※5 2017年12月30日より、0.17%(税抜)に引き下げ予定。

 日本株全体の値動きを表す指数としてよく使われるのが、「TOPIX」と「日経平均株価(日経225)」の2つ。日経平均株価が代表的な225銘柄で構成されているのに対し、TOPIXは東証一部に上場するすべての銘柄の株価から算出される。そのため、「より幅広い銘柄に分散投資できる」という理由から、日本株のインデックスファンドとしてTOPIX型を選ぶインデックス投資家も多い。

 信託報酬ランキングは、2017年10月2日に信託報酬を引き下げた「eMAXIS Slim 国内株式インデックス」が、同年11月10日に信託報酬を再度引き下げ、トップに躍り出た。

 2位は、2017年9月21日から信託報酬を0.03%(税抜)も引き下げた「三井住友・DCつみたてNISA・日本株インデックスファンド」。ちなみに、信託報酬の引き下げと同時に、ファンド名も「三井住友・DC日本株式インデックスファンドS」から変更された。ファンド名からもわかるように、来年から始まるつみたてNISAを意識した値下げだろう。

 さらに、年末には「たわらノーロード TOPIX」が、2018年2月21日には「<購入・換金手数料なし>ニッセイTOPIXインデックスファンド」が、それぞれ信託報酬の引き下げを行う予定だ。まさに、インデックスファンドを巡って仁義なき「信託報酬引き下げ戦争」が巻き起こっている。

 インデックスファンドは長期保有が基本となるので、先々の信託報酬や、他社に合わせて信託報酬を引き下げるスタンスを持っているかどうか、なども検討材料にしたいところだ。

日本株式(日経平均型)インデックスファンド信託報酬ランキング

ファンド名 信託報酬
(税抜)
実質コスト
(税抜)
純資産総額
(億円)
詳細
リンク
1
iFree
日経225
0.17% 4.12
【インデックスファンド】日経225iFreeの最新情報はこちら(SBI証券ページへ遷移します)
2
ニッセイ
日経平均
0.18%
(0.169% ※1)
0.20%
(※2)
14.61
【インデックスファンド】ニッセイTOPIXインデックスファンドの最新情報はこちら(SBI証券ページへ遷移します)
3
日経225
インデックスe
0.19% 0.200% 11.40
【インデックスファンド】日経225インデックスeの最新情報はこちら(SBI証券ページへ遷移します)
4
たわらノーロード
日経225
0.195%
(0.17% ※3)
0.203% 29.06
【インデックスファンド】日経225たわらノーロードの最新情報はこちら(SBI証券ページへ遷移します)
5
SMT
日経225
0.37% 0.379% 76.91
【インデックスファンド】日経225 SMTの最新情報はこちら(SBI証券ページへ遷移します)
6
i-Mizuho
国内株式
0.38% 0.441% 27.08
【インデックスファンド】i-Mizuhoの最新情報はこちら(SBI証券ページへ遷移します)
7
野村(Funds-i)
日経225
0.40% 0.406% 275.44
【インデックスファンド】野村(Funds-i)日経225の最新情報はこちら(SBI証券ページへ遷移します)
8
eMAXIS
日経225
0.40% 0.408% 173.36
【インデックスファンド】eMAXIS日経225の最新情報はこちら(SBI証券ページへ遷移します)
※2017年11月21日時点。実質コストは、直近の運用報告書のデータより計算。実質コストが入っていないものは、ファンド設定から1年未満のため不明のもの。 ※1 2018年2月16日より、0.169%(税抜)に引き下げ予定。※2 有効数字の桁数の関係で、小数点以下3位を四捨五入。※3 2017年12月30日より、0.17%(税抜)に引き下げ予定。

 日経平均株価は、投資対象の幅広さではTOPIXに劣るものの、日本株の値動きを表す指数としてはより一般的に使われているため、日経平均型のインデックスファンドを選ぶ個人投資家も多い。

 ランキングは、2017年10月2日に信託報酬を引き下げた「iFree 日経225インデックス」が1位となった。

 ただし、年末には「たわらノーロード 日経225」の信託報酬が同じく0.17%に引き下げられる。さらに、「<購入・換金手数料なし>ニッセイ日経平均インデックスファンド」も、2017年2月16日から信託報酬を0.169%に引き下げ、再び1位に返り咲く予定だ。

 一方、実質コストでは「<購入・換金手数料なし>ニッセイ日経平均インデックスファンド」と「日経225 インデックスe」が同率でトップ。 ただしこちらも、来年2月16日以降は「<購入・換金手数料なし>ニッセイ日経平均インデックスファンド」が単独1位となる予定だ。

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先進国株式

先進国株式 インデックスファンド信託報酬ランキング

ファンド名 信託報酬
(税抜)
実質コスト
(税抜)
純資産総額
(億円)
詳細
リンク
1
ニッセイ
外国株式
0.189% 0.276%
(※1)
689.69
【インデックスファンド】ニッセイインデックスファンドの最新情報はこちら(SBI証券ページへ遷移します)
1
eMAXIS Slim
先進国株式
0.189% 22.20
【インデックスファンド】eMAXIS Slim先進国株式インデックスファンドの最新情報はこちら(SBI証券ページへ遷移します)
3
iFree
外国株式
0.19% 0.275% 9.19
【インデックスファンド】iFree外国株式インデックスファンドの最新情報はこちら(SBI証券ページへ遷移します)
4
たわらノーロード
先進国株式
0.225%
(0.20% ※2)
0.259% 167.72
【インデックスファンド】たわらノーロードインデックスファンドの最新情報はこちら(SBI証券ページへ遷移します)
5
外国株式
インデックスe
0.50% 0.532% 157.21
【インデックスファンド】インデックスeインデックスファンドの最新情報はこちら(SBI証券ページへ遷移します)
6
SMT
グローバル株式
0.50% 0.543% 611.24
【インデックスファンド】SMTグローバル株式インデックスファンドの最新情報はこちら(SBI証券ページへ遷移します)
7
野村(Funds-i)
外国株式
0.55% 0.576% 73.24
【インデックスファンド】野村(Funds-i)インデックスファンドの最新情報はこちら(SBI証券ページへ遷移します)
8
i-Mizuho
先進国株式
0.57% 0.784% 7.71
【インデックスファンド】i-Mizuhoインデックスファンドの最新情報はこちら(SBI証券ページへ遷移します)
9
eMAXIS
先進国株式
0.60% 0.687% 354.28
【インデックスファンド】eMAXIS先進国株式インデックスファンドの最新情報はこちら(SBI証券ページへ遷移します)
※2017年11月21日時点。すべて「MSCIコクサイ・インデックス」に連動。実質コストは、直近の運用報告書のデータより計算。実質コストが入っていないものは、ファンド設定から1年未満のため不明のもの。※1 2016年11月と2017年11月に信託報酬が引き下げられたため、実質コストは、引き下げ前のコストと現在の信託報酬を元に計算した参考値。※2 2017年12月30日より、0.20%(税抜)に引き下げ予定。

 先進国株式インデックスファンドは、すべて「MSCIコクサイ・インデックス」への連動を目指している。これは、米MSCI社が提供する指数で、日本を除く、先進国の大型株、中型株、1300銘柄以上で構成されている。

 信託報酬ランキングは、それぞれ2017年11月に信託報酬を引き下げたばかりの「<購入・換金手数料なし>ニッセイ外国株式インデックスファンド」と「eMAXIS Slim 先進国株式インデックス」が同率1位。それまで最安だった「iFree 外国株式インデックス」を、わずか0.001%差で抜き去った形だ。

 一方、実質コストを見ると、「たわらノーロード 先進国株式」が1位、「iFree 外国株式インデックス」が2位となった。ただし、「<購入・換金手数料なし>ニッセイ外国株式インデックスファンド」は信託報酬を引き下げたばかりのため、表内の実質コストは参考値となる。「eMAXIS Slim 先進国株式インデックス」も実質コストは不明なので、上位4銘柄の実質コストによる評価は難しいところだ。

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新興国株式

新興国株式 インデックスファンド信託報酬ランキング

ファンド名 信託報酬
(税抜)
実質コスト
(税抜)
純資産総額
(億円)
詳細
リンク
1
eMAXIS Slim
新興国株式
0.339% 17.99
【インデックスファンド】eMAXIS slim 新興国株式インデックスの最新情報はこちら(SBI証券ページへ遷移します)
1
ニッセイ
新興国株式
0.339% 1.33
【インデックスファンド】<購入・換金手数料なし>ニッセイ新興国株式インデックスファンドの最新情報はこちら(SBI証券ページへ遷移します)
3
iFree
新興国株式(※1)
0.34% 1.239% 12.80
【インデックスファンド】iFree新興国株式インデックスファンドの最新情報はこちら(SBI証券ページへ遷移します)
4
たわらノーロード
新興国株式
0.495%
(0.34% ※2)
0.744% 35.76
【インデックスファンド】たわらノーロード新興国株式インデックスファンドの最新情報はこちら(SBI証券ページへ遷移します)
5
三井住友・DC
新興国株式
0.56% 0.721% 12.18
【インデックスファンド】三井住友・DC新興国株式インデックスファンドの最新情報はこちら(SBI証券ページへ遷移します)
5
i-Mizuho
新興国株式
0.58% 0.788% 6.55
【インデックスファンド】i-Mizuho新興国株式インデックスファンドの最新情報はこちら(SBI証券ページへ遷移します)
6
eMAXIS
新興国株式
0.60% 0.767% 354.28
【インデックスファンド】eMAXIS新興国株式インデックスファンドの最新情報はこちら(SBI証券ページへ遷移します)
7
野村(Funds-i)
新興国株式
0.60% 0.816% 43.64
【インデックスファンド】野村(Funds-i)新興国株式インデックスファンドの最新情報はこちら(SBI証券ページへ遷移します)
8
SMT
新興国株式
0.60% 0.822% 194.31
【インデックスファンド】SMT新興国株式インデックスファンドの最新情報はこちら(SBI証券ページへ遷移します)
※2017年11月21日時点。注記のないものは、すべて「MSCIエマージング・マーケット・インデックス」に連動。実質コストは、直近の運用報告書のデータより計算。実質コストが入っていないものは、ファンド設定から1年未満のため不明のもの。 ※1「FTSE RAFI エマージングインデックス」に連動。※2 2017年12月30日より、0.34%(税抜)に引き下げ予定。

 新興国インデックスファンドは、2017年10月に設定されたばかりの「<購入・換金手数料なし>ニッセイ新興国株式インデックスファンド」が一躍トップに躍り出た。その後を追いかけるように「eMAXIS Slim 新興国株式インデックス」も信託報酬を引き下げ、同率1位に。

 この信託報酬0.001%を巡る熾烈な争いに、「ニッセイ<購入・換金手数料なし>シリーズ」と「eMAXIS Slimシリーズ」の「信託報酬最安値」に対する強いこだわりが感じられる。

 なお、「iFree 新興国株式インデックス」は、他の新興国株式インデックスファンドがすべて「MSCIエマージング・マーケット・インデックス」に連動しているのに対し、唯一「FTSE RAFI エマージングインデックス」という、まったく異なる指数に連動している。さらに、2017年8月に初めての運用報告書が出たので実質コスト計算してみると、1.239%と下位のファンドと比べてもかなり高い数字となってしまった。購入を検討する際には、注意が必要だ。

 実質コストが判明している中では、5位の「三井住友・DC新興国株式インデックスファンド」がもっとも低コストとという結果になった。

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全世界株式

全世界株式 インデックスファンド信託報酬ランキング

ファンド名 信託報酬
(税抜)
実質コスト
(税抜)
純資産総額
(億円)
詳細
リンク
1
楽天・バンガード・ファンド
全海外株式
(※1)
0.2219%
(※2)
10.66
【インデックスファンド】全海外株式三井住友・DCファンドの最新情報はこちら(SBI証券ページへ遷移します)
2
三井住友・DC
全海外株式
(※3)
0.25% 0.328% 60.14
【インデックスファンド】全海外株式三井住友・DCファンドの最新情報はこちら(SBI証券ページへ遷移します)
3
eMAXIS
全世界株式
0.60% 0.696% 73.12
【インデックスファンド】eMAXISインデックスファンドの最新情報はこちら(SBI証券ページへ遷移します)
※2017年11月21日時点。注記のないものは、すべて「MSCIオール・カントリー・ワールド・インデックス(除く日本)」に連動。実質コストは、直近の運用報告書のデータより計算。実質コストが入っていないものは、ファンド設定から1年未満のため不明のもの。 ※1「FTSEグローバル・オールキャップ・インデックス」に連動。※2 「楽天・全世界株式インデックス・ファンド」の信託報酬0.1296%(税込)に「投資対象とする投資信託証券における報酬」0.11%(税込)を加えた「実質的に負担する運用管理費用」0.2396%(税込)を、税抜の信託報酬と比較するために1.08で割り、四捨五入した。※3 2017年9月に「三井住友・DC全世界株式インデックスファンド」から「三井住友・DCつみたてNISA・全世界株インデックスファンド」に名称を変更。

 1銘柄を買うだけで、先進国に新興国も加えた世界中すべての株式市場に幅広く投資できるのが、全世界株式インデックスファンドのメリットだ。

 正確には、「楽天・全世界株式インデックス・ファンド」は、資産の8%程度を日本市場に投資しているのに対し、その他の2銘柄は日本を投資対象から外している。文字通り世界中の株式市場に投資をしたいのであれば、「三井住友・DCつみたてNISA・全海外株インデックスファンド」や「eMAXIS全世界株式インデックス」を買うときは、日本株のインデックスファンドを組み合わせるといいだろう。

 コストを見ると、トップは2017年9月25日に設定されたばかりの「楽天・全世界株式インデックス・ファンド」。このファンドはETFで運用するファンド・オブ・ファンズなので、「楽天・全世界株式インデックス・ファンド」そのものの信託報酬にETFの信託報酬などを加えた「実質的に負担する運用管理費用(税込)」を、他の税抜の信託報酬と比較するために1.08で割った数字を掲載している。そのため、多少の誤差はあるかもしれないが、他の2ファンドと比較して、コスト面で有利なのは間違いないだろう。

 「楽天・全世界株式インデックス・ファンド」のマザーファンド、つまり実質的な中身である「バンガード・トータル・ワールド・ストックETF」は、純資産総額が96.8億ドルもある超メジャーなETF。日本で米国株投資をしている個人投資家にも、人気の銘柄だ。それを、楽天投信投資顧問に対する信託報酬分のコストが上乗せされるとはいえ、投資信託の形で気軽に積立購入できるのは魅力だろう。

 「楽天・バンガード・ファンド」シリーズは、現時点で、この「楽天・全世界株式インデックス・ファンド」と米国の株式指数に連動する「楽天・全米株式インデックス・ファンド」の2ファンドしかない。しかし、今後もバンガードの人気ETFで運用する低コスト・インデックスファンドを続々と投入してくると思われるので、大いに期待したい。

 2位は「三井住友・DC全海外株式インデックスファンド」。「三井住友・DC全海外株式インデックスファンド」も、「三井住友・DCつみたてNISA・日本株インデックスファンド」と同じように2017年9月21日からファンド名が変更になったが、残念ながら信託報酬は据え置きだった。

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日本債券

日本債券 インデックスファンド信託報酬ランキング

ファンド名 信託報酬
(税抜)
実質コスト
(税抜)
純資産総額
(億円)
詳細
リンク
1
ニッセイ
国内債券
0.139% 0.145%
(※1)
56.80
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1
eMAXIS Slim
.国内債券
0.139% 8.61
【インデックスファンド】国内債券eMAXIS Slimインデックスファンドの最新情報はこちら(SBI証券ページへ遷移します)
3
iFree
日本債券
0.14%
(※2)
0.14%
(※3)
1.17
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4
たわらノーロード
国内債券
0.15%
(0.14% ※4)
0.151% 32.73
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5
三井住友
日本債券
0.16% 0.162% 581.18
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6
日本債券
インデックスe
0.37% 0.375% 21.15
【インデックスファンド】国内債券インデックスeインデックスファンドの最新情報はこちら(SBI証券ページへ遷移します)
7
SMT
国内債券
0.37% 0.376% 144.37
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8
i-Mizuho
国内債券
0.38% 0.478% 7.50
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9
野村(Funds-i)
国内債券
0.40% 0.402% 54.36
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10
eMAXIS
国内債券
0.40% 0.403% 157.80
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※2017年11月21日時点。すべて「NOMURA-BPI総合」に連動。実質コストは、直近の運用報告書のデータより計算。実質コストが入っていないものは、ファンド 設定から1年未満のため不明のもの。※1 2016年11月と2017年11月に信託報酬が引き下げられたため、実質コストは、引き下げ前のコストと現在の信託報酬を元に計算した参考値。※2 新発10年国債の利回りが1%未満の場合。※3 有効数字の桁数の関係で、小数点以下3位を四捨五入。※4 2017年12月30日より、0.14%(税抜)に引き下げ予定。

 日本債券インデックスファンドは、それぞれ2017年11月に信託報酬を引き下げた「<購入・換金手数料なし>ニッセイ国内債券インデックスファンド 」と「eMAXIS Slim 国内債券インデックス」が、わずか0.001%差で同率でトップ。次いで、「iFree 日本債券インデックス」が同率2位となった。

 一方、実質コストは「iFree 日本債券インデックス」が最安。とは言え、「<購入・換金手数料なし>ニッセイ国内債券インデックスファンド 」の実質コストは参考値、「eMAXIS Slim 国内債券インデックス」のほうは設定から日が浅いため実質コストが不明なので、公平な比較は難しい状況と言えるだろう。

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先進国債券

先進国債券 インデックスファンド信託報酬ランキング

ファンド名 信託報酬
(税抜)
実質コスト
(税抜)
純資産総額
(億円)
詳細
リンク
1
ニッセイ
外国債券
0.17% 0.225%
(※1)
76.07
【インデックスファンド】ニッセイ外国債券インデックスファンドの最新情報はこちら(SBI証券ページへ遷移します)
1
eMAXIS Slim
先進国債券
0.17% 8.04
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3
iFree
外国債券
0.18% 0.21%
(※2)
15.75
【インデックスファンド】外国債券iFreeインデックスファンドの最新情報はこちら(SBI証券ページへ遷移します)
4
たわらノーロード
先進国債券
0.20%
(0.17% ※3)
0.216% 21.95
【インデックスファンド】先進国債券たわらノーロードインデックスファンドの最新情報はこちら(SBI証券ページへ遷移します)
5
三井住友・DC
外国債券
0.21% 0.243% 556.31
【インデックスファンド】外国債券三井住友・DCインデックスファンドの最新情報はこちら(SBI証券ページへ遷移します)
6
外国債券
インデックスe
0.50% 0.518% 35.95
【インデックスファンド】外国債券インデックスeファンドの最新情報はこちら(SBI証券ページへ遷移します)
7
SMT
グローバル債券
0.50% 0.528% 157.17
【インデックスファンド】グローバル債券SMTインデックスファンドの最新情報はこちら(SBI証券ページへ遷移します)
8
野村(Funds-i)
外国債券
0.55% 0.562% 16.03
【インデックスファンド】外国債券 野村(Funds-i)インデックスファンドの最新情報はこちら(SBI証券ページへ遷移します)
9
i-Mizuho
先進国債券
0.57% 0.718% 3.28
【インデックスファンド】先進国債券i-Mizuhoインデックスファンドの最新情報はこちら(SBI証券ページへ遷移します)
10
eMAXIS
先進国債券
0.60% 0.618% 199.23
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※2017年11月21日時点。すべて「シティ世界国債インデックス(除く日本)」に連動。実質コストは、直近の運用報告書のデータより計算。実質コストが入っていないものは、ファンド 設定から1年未満のため不明のもの。 ※1 2016年11月に信託報酬が引き下げられたため、実質コストは、引き下げ前のコストと現在の信託報酬を元に計算した参考値。※2 有効数字の桁数の関係で、小数点以下3位を四捨五入。※3 2017年12月30日より、0.17%(税抜)に引き下げ予定。

 先進国債券インデックスファンドでもっとも信託報酬が安いのは、「<購入・換金手数料なし>ニッセイ外国債券インデックスファンド 」と「eMAXIS Slim 先進国債券インデックス」の2本。

 実質コストで見ると、「iFree 外国債券インデックス」がもっとも低コストとなっている。ただし「<購入・換金手数料なし>ニッセイ外国債券インデックスファンド 」は、2016年11月の信託報酬に引き下げられたばかりなので、表内の実質コストは参考値だ。また、「eMAXIS Slim 先進国債券インデックス」も実質コストが不明なので、単純に数字を比較して評価するのは難しいだろう。

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新興国債券

新興国債券 インデックスファンド信託報酬ランキング

投信シリーズ名 信託報酬
(税抜)
実質コスト
(税抜)
純資産総額
(億円)
詳細
リンク
1
iFree
新興国債券
0.22% 12.20
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2
eMAXIS
新興国債券
0.60% 0.714% 61.67
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3
SMT
新興国債券
0.60% 0.725% 59.10
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4
野村(Funds-i)
新興国債券
0.60% 0.737% 7.36
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※2017年11月21日時点。すべて「JPモルガンGBI-EMグローバル・ダイバーシファイド(円換算ベース)」に連動。実質コストは、直近の運用報告書のデータより計算。実質コストが入っていないものは、ファンド 設定から1年未満のため不明のもの。

 新興国債券インデックスファンドは、そもそも数が少なく、今回比較した10シリーズの中では4銘柄しかない。その中で、「iFree 外国債券インデックス」が信託報酬0.22%と、低コスト競争では頭ひとつ抜き出ている。

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日本リート

日本リート インデックスファンド信託報酬ランキング

ファンド名 信託報酬
(税抜)
実質コスト
(税抜)
純資産総額
(億円)
詳細
リンク
1
ニッセイ
Jリート
0.25% 0.255%
(※1)
84.74
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2
三井住友・DC
日本リート
0.26% 0.262% 3.79
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3
iFree
J-REIT
0.29% 3.00
【インデックスファンド】J-REIT iFreeインデックスファンドの最新情報はこちら(SBI証券ページへ遷移します)
4
たわらノーロード
国内リート
0.30%
(0.25% ※2)
0.303% 16.90
【インデックスファンド】国内リート たわらノーロードインデックスファンドの最新情報はこちら(SBI証券ページへ遷移します)
5
i-Mizuho
国内リート(※2)
0.39% 0.448% 13.69
【インデックスファンド】国内リートi-Mizuhoインデックスファンドの最新情報はこちら(SBI証券ページへ遷移します)
6
野村(Funds-i)
J-REIT
0.40% 0.405% 60.68
【インデックスファンド】J-REIT野村(Funds-i)インデックスファンドの最新情報はこちら(SBI証券ページへ遷移します)
7
SMT
J-REIT
0.40% 0.411% 176.36
【インデックスファンド】J-REIT SMTインデックスファンドの最新情報はこちら(SBI証券ページへ遷移します)
8
eMAXIS
国内リート
0.40% 0.407% 118.61
【インデックスファンド】国内リートeMAXISインデックスファンドの最新情報はこちら(SBI証券ページへ遷移します)
※2017年11月21日時点。注記のないものは、すべて「東証REIT指数」に連動。実質コストは、直近の運用報告書のデータより計算。実質コストが入っていないものは、ファンド 設定から1年未満のため不明のもの。 ※1 2016年11月に信託報酬が引き下げられたため、実質コストは、引き下げ前を含めたコストと現在の信託報酬を元に計算した参考値。※2「S&P J-REIT指数」に連動。※ 2017年12月30日より、0.25%(税抜)に引き下げ予定。

 日本リートインデックスファンドは、「<購入・換金手数料なし>ニッセイJリートインデックスファンド」が信託報酬と実質コストの両方でもっともお得だ。次いで、2位の「三井住友・DC日本リートインデックスファンド」が、信託報酬で0.01%差と僅差に迫っている。

 なお、ほとんどの銘柄は「東証REIT指数」に連動しているインデックスファンドだが、5位の「i-mizuho国内リートインデックス」だけが「S&P J-REIT指数」への連動を目指すタイプなので、気をつけよう。

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先進国リート(一部、全世界リート)

先進国リート インデックスファンド信託報酬ランキング

ファンド名 信託報酬
(税抜)
実質コスト
(税抜)
純資産総額
(億円)
詳細
リンク

ニッセイ
グローバルリート(※1)
0.27% 0.327%
(※2)
44.88
【インデックスファンド】グローバルリートニッセイ インデックスファンドの最新情報はこちら(SBI証券ページへ遷移します)
1
三井住友・DC
外国リート
0.28% 0.784% 10.14
【インデックスファンド】外国リート三井住友・DCインデックスファンドの最新情報はこちら(SBI証券ページへ遷移します)
2
iFree
外国REIT
0.31% 0.769% 1.39
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3
たわらノーロード
先進国リート
0.35%
(0.27% ※3)
0.457% 19.47
【インデックスファンド】先進国リートたわらノーロードインデックスファンドの最新情報はこちら(SBI証券ページへ遷移します)
4
SMT
グローバルREIT
0.55% 0.602% 130.93
【インデックスファンド】グローバルREIT SMTインデックスファンドの最新情報はこちら(SBI証券ページへ遷移します)
5
野村(Funds-i)
外国REIT
0.55% 0.622% 32.21
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6
i-Mizuho
先進国リート
0.59% 0.836% 4.46
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7
eMAXIS
先進国リート
0.60% 0.682% 96.89
【インデックスファンド】先進国リートeMAXISインデックスファンドの最新情報はこちら(SBI証券ページへ遷移します)
※2017年11月21日時点。注記のないものは、すべて「S&P先進国REIT指数(除く日本)」に連動。実質コストは、直近の運用報告書のデータより計算。実質コストが入っていないものは、ファンド 設定から1年未満のため不明のもの。 ※1 先進国及び新興国市場に上場しているリートの広範な指数である「S&Pグローバルリートインデックス」に連動。※2 2016年11月に信託報酬が引き下げられたため、実質コストは、引き下げ前のコストと現在の信託報酬を元に計算した参考値。※3 2017年12月30日より、0.27%(税抜)に引き下げ予定。

 先進国リートインデックスファンドは、すべて「S&P先進国REIT指数(除く日本)」という指数に連動しており、もっとも信託報酬の低いのが「三井住友・DC外国リートインデックスファンド」となっている。一方、実質コストでは、「たわらノーロード 先進国リート」がダントツで最安だ。

 先進国に加え、新興国のリートも投資対象に含まれる「S&Pグローバルリートインデックス」連動型のインデックスファンドを含めると、「<購入・換金手数料なし>ニッセイグローバルリートインデックスファンド」が、もっとも信託報酬が安くなる。実質コストでも、他の先進国リートインデックスファンドより頭ひとつ抜きん出ている。

 たしかに、先進国リートと全世界リートでは資産クラスが異なるので、一概に比較はできない。ただ「S&Pグローバルリートインデックス」の国別構成比を見ると、90%以上が先進国となっている。そこの違いを気にしない人は、「<購入・換金手数料なし>ニッセイグローバルリートインデックスファンド」を選ぶのもアリだろう。

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【おまけ】
低コスト・インデックスファンドの
取り扱い本数が多い証券会社

 最後に、ここまで紹介してきた低コスト・インデックスファンドの取り扱い本数の多い証券会社を紹介しよう。各インデックスファンドの販売会社を集計した結果、以下のように5大ネット証券がトップ5を占める結果となった。上位の証券会社を選べば、ひとつの証券口座で、満足のいくポートフォリオを組むことができるだろう。

■「低コスト・インデックスファンド」取り扱い本数ランキング(全79本中
順位 証券会社 取り扱い本数 公式サイト
1 楽天証券 79
【低コストインデックスファンド・取り扱い数トップ5】楽天証券の公式サイトはこちら
1 SBI証券 79
【低コストインデックスファンド・取り扱い数トップ5】SBI証券の公式サイトはこちら
3 マネックス証券 75
【低コストインデックスファンド取り扱い数トップ5】マネックス証券の公式サイトはこちら
4 カブドットコム証券 73
【低コストインデックスファンド・取り扱い数トップ5】カブドットコム証券の公式サイトはこちら
5 松井証券 58
【低コストインデックスファンド取り扱い数トップ5】松井証券の公式サイトはこちら
6 岡三オンライン証券 32
【低コストインデックスファンド取り扱い数ランキング】岡三オンライン証券の公式サイトはこちら
7 東海東京証券 30
【低コストインデックスファンド取り扱い数ランキング】東海東京証券の公式サイトはこちら
8 フィデリティ証券 28
【低コストインデックスファンド取り扱い数ランキング】フィデリティ証券の公式サイトはこちら
9 SMBC日興証券 27
【低コストインデックスファンド取り扱い数ランキング】SMBC日興証券の公式サイトはこちら
10 野村證券 25
【低コストインデックスファンド取り扱い数ランキング】野村証券の公式サイトはこちら
※2017年11月21日時点。本記事で紹介しているインデックスファンドの販売会社を集計。

 インデックスファンドは、基本的には頻繁に保有銘柄を変更するものではないので、単純に取り扱い本数が多い証券会社が良いという話ではない。自分の買いたいインデックスファンドをすべて販売している証券会社であれば、他のインデックスファンドを扱っている必要はないだろう。

 ただ、上位5つの証券会社が、低コスト・インデックスファンドに力を入れているのは確かだ。そのため、今後、魅力的なインデックスファンドが新しく発売されたとき、いち早く販売会社に名を連ねる可能性は高い。今後長期的にインデックス投資を続けていくのであれば、上位5つの証券会社のどこかに口座開設しても損はないだろう。

 ちなみに、SBI証券は「投信マイレージサービス」、楽天証券は「ハッピープログラム」と、投資信託の保有残高に応じてポイントが貯まるお得なサービスをそれぞれ提供している。残高が数十万円程度ではそれほど旨味はないが、数百万円、数千万円と地道に積み立てていくとバカにできないポイントが貯まるようになるので、ぜひ活用して欲しい。

▲目次へ
◇ ◇ ◇


 以上、主な資産クラスにおける低コスト・インデックスファンドの信託報酬と実質コストを比較した。インデックスファンド選びでもっとも重要となる信託報酬などのコストを比較する際の参考にして欲しい。

 総論として言えるのは、「ニッセイ<購入・換金手数料なし>シリーズ」と「eMAXIS Slimシリーズ」が、どちらも「信託報酬最安値」に強くこだわっていることだ。この1年で、両シリーズは競うように信託報酬を引き下げ、日本株式(TOPIX型)、先進国株式、新興国株式、日本債券、先進国債券という主要な資産クラスで、そろって1位の座を獲得している(※日本株式は、2018年に「<購入・換金手数料なし>ニッセイTOPIXインデックスファンド」が予定どおり信託報酬を引き下げた場合)。

 先のことはわからないものの、「この2シリーズのインデックスファンドを買っておけば、将来的にもっと低コストの商品が登場しても、それに合わせて信託報酬を引き下げてくれるのではないか」と期待できる。

 なお、記事内の情報は、すべて2017年11月21日時点のもの。信託報酬が変更になったり、新しい運用報告書が出た場合、できるだけ早く最新情報にアップデートしていく予定だ。

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