投資信託おすすめ比較[2024年]

「米国株型」インデックス投信の中で、信託報酬が安く
ておすすめの7本を紹介! コスト最安は2022年3月に
設定された「PayPay投信 米国株式インデックス」!

2022年8月30日公開(2023年1月31日更新)
ザイ・オンライン編集部
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「米国株型」のインデックス投信の中で、信託報酬が安くておすすめの7つの商品を紹介!

発売中のダイヤモンド・ザイ10月号は、特集「人気の【投資信託】285本の激辛分析」を掲載! この特集では「インデックス型」「アクティブ型」「バランス型」「毎月分配型」のタイプ別に、注目すべき投資信託や人気の投資信託の激辛分析を公開。投資信託を選ぶときのチェックポイントや、売りの判断基準なども取り上げているので、「つみたてNISA」や「iDeCo」で投資をする際にも役立つはずだ。

今回は、その中から「インデックス型」の投資信託の選び方や、「米国株型」のインデックス投信のおすすめ商品&新商品を取り上げるので、ぜひチェックを!
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「つみたてNISA」で米国株の投資信託を積み立て続けていい“5つの理由”とは? 米国株のリスクを抑えつつ、米国経済の成長も享受できるおすすめの投信も紹介!

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インデックス投信を選ぶときは、まず「信託報酬」をチェック!
2022年になってから低コストの投資信託がますます増加!

 投資信託の中で、もっともオーソドックスなのは、日経平均株価などの指数との連動を目指すインデックス型の投資信託(インデックス投信)だ。ただし、インデックス投信の中でも「日本株型」や「米国株型」「先進国債券型」「バランス型」など、さまざまなカテゴリーが存在する。さらに、同一カテゴリー内でも、複数のインデックス投信がある。初めて投資信託を買う場合は、どれを選べばいいか迷ってしまうかもしれない。

 インデックス投信を選ぶうえで、特に重要なのはコスト、つまり信託報酬だ。信託報酬は投資信託を保有している期間中、日々引かれ続けるので、長期保有する場合は特に運用への影響が大きい。
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【2022年 最新版】「インデックスファンド」コスト比較ランキング! 信託報酬・実質コストがもっとも安いファンドは?

 一時期、インデックス投信のコスト引き下げ競争が激化していたが、このところは、やや落ち着いたように見えていた。しかし、2022年になってからは、また新たに、より低コストなインデックス・シリーズが登場するなど、さらなるコスト引き下げの動きも見られる。

 新たにインデックス投信を買う場合は、買いたい投資先の中で最安のものを選ぶようにしたい。同じ指数に連動する投資信託なら、運用内容はほぼ同じだからだ。

 投資した後は、新しい商品が登場しても、保有している投資信託と比べてコスト差が0.1%以内なら神経質になる必要はない。もし、コストの差が0.2%以上も安い商品が登場した場合は、乗り換えを検討したほうがいいが、このあと紹介するように、最近では信託報酬が0.1%以下の商品も増えている。最初から信託報酬が0.1%以下の商品を選んでおけば、途中で乗り換える必要がなくなるのでおすすめだ。
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まだ「つみたてNISA」を始められない人が抱えがちな“8つの疑問”をわかりやすく解説! 金融機関&投信の選び方や「iDeCo」との併用方法などにズバリ回答!

米国株型のインデックス投信は「信託報酬0.1%以下」が当たり前に!
もっとも低コストなのは「PayPay投信 米国株式インデックス」

 ここからは、投資家の注目度が高い「米国株型」のインデックス投信の注目商品を紹介していこう。前述のように、インデックス投信は信託報酬の安さがポイントなので、安さが際立った7商品を取り上げる。

◆低コストでおすすめの【米国株型】インデックス投信を紹介!
連動する指数 信託報酬 純資産額 基準価額 最新の
基準価額
SBI・V・S&P500【SBI・V・S&P500インデックス・ファンド】/SBI
S&P500 0.0938% 5816億円 1万6767円
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eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)/三菱UFJ投信
S&P500 0.0968% 1兆2548億円 1万8301円
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My SMT ダウ・ジョーンズ・インデックス(ノーロード)/三井住友トラスト
NYダウ 0.0968% 0億円 9811円  
PayPay投信 NYダウインデックス/PayPay
NYダウ 0.1980% 5億円 1万2248円
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SBI・V・全米株式【SBI・V・全米株式インデックス・ファンド】/SBI
CRSP 0.0938% 833億円 1万661円
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楽天・バンガード・ファンド(全米株式)【楽天・全米株式インデックス・ファンド】/楽天
CRSP 0.1620% 5836億円 1万8808円
最新の基準価額はこちら(SBI証券ページへ遷移します)
PayPay投信 米国株式インデックス/PayPay
Morningstar 米国ターゲット・
マーケット・エクスポージャー
0.0915% 2億円 1万18円
最新の基準価額はこちら(SBI証券ページへ遷移します)
※データは2022年6月末時点。

 米国株型のインデックス投信が連動することを目指す主な指数は、S&P500とNYダウ(ダウ・ジョーンズ工業株価平均)、CRSP USトータル・マーケット・インデックスだ。S&P500は米国を代表する500銘柄、NYダウは優良企業30銘柄で構成される。S&P500のほうが値動きは大きい。

 CRSPの指数は、中小型株も含む米国株全体が対象となる。また、上記の「PayPay投信 米国株式インデックス」は、Morningstar 米国ターゲット・マーケット・エクスポージャー指数を採用。大型・中型の米国株式を対象とし、同市場の85%をカバー。直近3年の上昇率はCRSPと同程度だ。

 指数ごとに多少の違いはあるが、米国株型のインデックス投信で信託報酬が最安値となったのは「PayPay投信 米国株式インデックス」だった。この投資信託は、2022年3月に設定されたばかりのニューカマーだ。

 同じく、2022年に3月に設定されたのが、NYダウに連動することを目指すインデックス投信で信託報酬が最安の「My SMT ダウ・ジョーンズ・インデックス」。8月9日時点では販売会社が三井住友信託銀行のみだが、今後の展開に注目したい。
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