世界投資へのパスポート
2017年11月20日公開(2017年12月7日更新)
バックナンバー 著者・コラム紹介
広瀬 隆雄

マシン・データの雄「スプランク」が好業績を発表!
アマゾンのAWSともタッグを組み、企業がIT部門に
投資する際、真っ先に導入を検討するサービスとは?

スプランクが扱う
「マシン・データ」とは一体何か

 「マシン・データ」とは、世の中に溢れているデバイスやセンサーから発せされる、雑多なデータのことを指します。

 たとえば、皆さんが通勤電車の中でスマホをいじっているとすると、高速で移動しているスマホというデバイスがデータを発していることになります。日本中、いや、世界中の人たちが、日常生活を送るうちに、膨大なデータを発しているわけです。

 このマシン・データの特徴は、たんにそれが膨大だというだけではなくて、ごちゃごちゃで、整理整頓されておらず、しかも複雑です。ログ・ファイルの生データを見たところで、それはデタラメな文字や数字の羅列にすぎず、全体像を瞬時に把握したり、問題のある箇所を分析したりすることはできません。

 それを整理整頓し、見やすく、使いやすくする企業が、スプランク(ティッカーシンボル:SPLK)なのです。

典型的な企業のIT部門に対し、
スプランクが提供するサービスとは?

 もう少し、言葉を尽くして説明しましょう。

 いま典型的な企業のIT部門は、大きく分けてインフラストラクチャ部門、アプリケーション部門、セキュリティ部門、IoT部門などから成っています。

 インフラストラクチャ部門は、ネットワーク、サーバ、ストレージなどから成っており、それぞれに責任者が居ます。一方、アプリケーション部門は、データベース班、ミドルウェア班、アプリケーション・コード班などのチームに分かれていることが多いです。

 すると何か問題が起きた時、一体、それがアプリに由来するのか、インフラストラクチャに由来するのか、原因を突き止めるには、それぞれの責任者を全員招集する必要があります。

 また企業のIT部門には、セキュリティを司る部署もあります。そこではアクティブ・ディレクトリ、プロクシー・サーバ、ファイアウォール、アンチ・ウイルスなど、やはり専門がわかれており、責任者が置かれています。

 つまり何か問題が起きても、部門ごとに別々のログ・ファイルで管理されており、みんなが協力して問題解決できないわけです。

 スプランクは、上に述べたような全ての部署のデータを、一カ所に集約して整理整頓、ビジュアル化することで、それらをひとつのスクリーンでモニターでき、どこでトラブルシューティングが必要かを判断できるようにします。

 これは、企業がIT投資するにあたって優先順位の高いプロジェクトであり、現在のように企業の投資意欲が高い景気の局面では、真っ先に恩恵をこうむります。

 アマゾンは、そういうスプランクの利便性を熟知しているので、アマゾン・ウェブ・サービス(AWS)を営業する際、スプランクと抱き合わせでソリューションの提案をします。

スプランクは好業績を発表し
株価が急騰

 先週、スプランクは、2018年度第3四半期(10月期)決算を発表しました(スプランクは1月が会計年度末なので、2017年1月31日で〆た会計年度を「2017年度」と呼んでいます)。

 EPSは予想14セントに対し17セント、売上高は予想3.09億ドルに対し3.29億ドル、売上高成長率は前年同期比+34.3%と、すこぶる好調でした。この好決算を見て、同社株は急騰しています。

 今回の決算では、既存顧客からの引き合いも強かったし、新規顧客も順調に増えていました。ちなみに期中、新たに450社が同社の顧客となりました。また、請求額は前年同期比+38%の3.82億ドルでした。

 恐らく、今回のスプランクの決算は、新規株式公開(IPO)されて以来、最も力強い決算だったと言えると思います。

 これに自信を深め、会社側は強気の予想を出しています。

 第4四半期(1月期)に関しては、売上高予想3.84億ドルのところ、新しいガイダンスは3.88〜3.9億ドルが提示されました。また2019年度の売上高は、予想15.3億ドルに対し、新しく15.5億ドルのガイダンスが示されました。

【今週のまとめ】
好業績で一皮むけたスプランクの
今後のさらなる成長に期待

 スプランクは、企業がIT投資をする際、真っ先に導入を考えるソリューションのひとつです。折から、企業の投資意欲は高くなりつつあります。先週発表されたスプランクの決算は、すこぶる良い内容で、「この会社は、一皮むけたな」と感じさせるものがありました。

■スプランク(SPLK)チャート/日足・6カ月
スプランク(SPLK)チャート/日足・6カ月スプランク(SPLK)チャート/日足・6カ月(出典:SBI証券公式サイト)
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