投資信託おすすめ比較[2018]
2018年5月6日公開(2018年6月21日更新)
バックナンバー
ザイ・オンライン編集部

モーニングスター、リッパーなどの"投信アワード"を
2018年に受賞した「日本株で運用する投資信託」で、
長期投資に本当におすすめの投資信託2本を大公開!

2018年の"投信アワード"を受賞した「日本株を投資対象とする投資信託」の中で、長期投資にベストな投資信託とは?

ダイヤモンド・ザイの特集「投信アワードから厳選した、本当にスゴい投信12」では、投資信託の評価会社や証券会社が年に一度"優秀投信"を選ぶ各アワードの"受賞投信"を、主要な6タイプに分類。その中から、長期投資向けの投信12本を厳選して掲載している。

今回は、各投信アワードを投資の参考にする際の注意点と、長期投資にベストな「日本株全般型」タイプの投信2本を抜粋して紹介しよう!(監修:ファイナンシャルリサーチ・深野康彦さん、ニッセイ基礎研究所・前山裕亮さん)

情報会社や証券会社が、優秀な投資信託を毎年発表!

 投資信託の評価会社や証券会社は、1年に1度、優秀な投資信託を発表する。毎年1月末に発表するのはモーニングスターの「ファンド オブ ザ イヤー」。今回は1月31日に発表された。そこから1カ月半後の3月15日には楽天証券の「ファンドアワード」が、同19日にはトムソン・ロイター リッパー(以下リッパー)の「ファンド・アワード・ジャパン」が発表された。

 これらのアワードの受賞投信は、運用レポートなどでこれを大々的にアピールする。でも、「賞を取ったのだから、いい投信に違いない」と、飛びつくのは少し待ってほしい。

アワードを受賞した投信が「好成績」とは必ずしも言えない

アワードを受賞した日本株全般型の投信市場平均(TOPIX・税込み)および各投信の成績は2018年3月末時点。リッパーの括弧内は受賞カテゴリー。

 各アワードでの評価期間や評価基準は異なる。1年間の成績に加えて運用方針などの数値以外の情報も評価するモーニングスターに対して、リッパーや楽天証券は3年またはそれ以上の成績のみで評価。受賞投信の数も部門数も異なっている。

 こうした違いを頭に入れておき、各アワードの受賞投信については、「5000本以上もある膨大な数の投信の中から自分に適した投信を選びだすのは大変。各アワードの受賞投信はその際の手がかりになる」(ファイナンシャルリサーチ代表・深野康彦さん)程度のものとして捉えたい。

 右の表は、「日本株全般型」タイプの投信で、各アワードの受賞投信を抜き出したもの。各アワードは選考基準や分類が異なるため、アワードによって受賞投信も大きく異なっていることがわかる。

 ダイヤモンド・ザイでは、日本株全般型を含め、日本中小株型、先進国株型、新興国株型、債券型、リート型の6つのタイプの主な受賞投信を抜き出しているが、それぞれの受賞投信と各タイプの市場平均の成績を比較してみたところ、2018年3月末時点では市場平均を下回る成績になっている投信もある。また、投資対象が同じタイプでも、評価する会社によって選ばれる投信の成績には大きな差がある。

 受賞投信=好成績投信とは必ずしも言えないのだ。

長期投資向けに5つの条件で、受賞投信から厳選!

 受賞投信への盲信は慎むべきだが、先述したように、自分の投資したい期間や投資対象に応じたセレクトのための手がかりとして利用するのはOKだ。そこで、今回は受賞投信の中から長期投資向きの投信をチョイスするために5つの条件を設定した。

(1)市場平均よりも好成績(5年)!
(2)運用実績が5年以上!
(3)純資産が10億円以上!
(4)償還が5年後以降または無期限!
(5)特定のテーマやセクターに偏らない!

 十分な運用実績があり好成績なのは当然として、分散投資が行なえる規模(純資産)を持つこと、償還期限が差し迫っていないこと、流行り廃りに左右されにくい点も条件に加えた。

 ダイヤモンド・ザイでは、この条件に見合う投信を、日本株全般型、日本中小株型、先進国株型、新興国株型、債券型、リート型のタイプ別に掲載しているが、今回は「日本株全般型」を抜粋して紹介しよう。

日本株はリスク要因が顕在化するも、株価上昇が継続

 日本株の今後について、ニッセイ基礎研究所の前山さんは、世界経済の拡大が続き、過度な円高が進行しなければ企業業績は拡大し、株価も再び上昇すると考えている。ただし、2018年度は前年度よりも利益の伸びが緩やかになると予想する。

 「2017年度は、TOPIXベースで純利益段階で20%の増益予想。2018年度の増益率は1ケタ台前半程度と考えられます。為替や保護貿易、米金利引き上げなど、前年度よりリスク要因は多いでしょう」(前山さん)

 もし、個別株で投資している場合、それらのリスクでやられる可能性は大きい。その点、複数の銘柄で構成され、しかも銘柄を入れ替えられる日本株全般型の投信なら安心度は高い。特に今回、長期投資向きとして紹介する以下の「三井住友・配当フォーカスオープン(三井住友アセット)」と、「グローイング・カバーズ[新成長株ファンド](明治安田)」は、配当や課題を克服した企業の再成長という個性的だが、流行り廃りがない普遍的な着眼点で銘柄を選んでおり、安心度が高い。

 「三井住友・配当フォーカスオープン」は、"長期にわたって安定配当を実施したり増配している株"の中から銘柄を選択。連続増配株は、将来の利益獲得に自信があり、財務も健全な企業が多く、株価が上昇しやすいからだ。中期的な株価の上昇と、配当収入の増加という2つの面で成長を目指している。運用成績は良好で、3年・5年の成績は市場平均を大きく上回る。サービス業や情報・通信、卸売など幅広い業種の株にまんべんなく投資しているので分散効果も高く基準価額は安定的に推移している。

 ファイナンシャルリサーチの深野さんも「市場平均より高い配当利回りの株で構築されており、基準価額は安定して上昇トレンドを描く。安心して長期保有できる銘柄だ」と評価している。

 一方の「グローイング・カバーズ[新成長株ファンド]」は、本来は高い成長性を有しているが、財務面などでの問題があって本来の実力を発揮できていない株に着目。その中から、課題を克服して新たな成長段階に入ろうとしている株に投資している。大型株にも投資するタイプになっているが、現状は中小型株が上位に組み入れられている。中小型株発掘のスペシャリストとして人気が高いエンジェルジャパンが投資を助言。好成績を受けて純資産は2017年の1年間で3.4倍に急増した。

 ただし、ファイナンシャルリサーチの深野さんが「選択と集中で好成績が続いているが、投資対象が中小型株中心だから、基準価額の変動幅は大きくなりやすい。積み立てで時間分散を」と言うように、変動の大きさには注意したほうがよさそうだ。

【ピックアップ!】
【2018年 最新版】「インデックスファンド」コスト比較ランキング! 信託報酬・実質コストがもっとも安いファンドは?
【2018年最新版】「ロボアドバイザー」の機能や利用料、特徴を比較! 証券会社のサービスから独立系業者まで紹介
インデックス投資で運用利益1000万円オーバー! 資産配分からポートフォリオ、積立方法まで、個人投資家・吊られた男さんの手法のすべてを公開!

【2018年9月1日時点】
◆【証券会社比較】投資信託取り扱い数 最新ランキング

順位 投資信託本数 ※1 最低積立金額
全体 ノーロード
(手数料無料)
積立対応
1位 ◆SBI証券⇒詳細情報ページへ
2634本 1303本 2525本 100円
【特徴・メリット】
投資信託本数の取扱本数はネット証券でトップクラス、積立設定金額は2018年2月に100億円を突破した。インターネットコースでは、投信積立の買付手数料が全額キャッシュバック! また、投資信託の月間平均保有額に応じてSBIポイントが貯まる「投信マイレージサービス」もメリット。保有額が1000万円以上なら獲得ポイントが2倍になるので、投資信託が本格的に資産形成を考えている人には、かなりお得だ。買付&積立が100円以上1円単位に引き下げられ、初心者でも気軽に始めやすくなった。また、銘柄検索ツール「パワーサーチ」やファンド選びをサポートするツール「SBI‐ファンドロボ」などの機能も充実。最近では、低コストな個人型確定拠出年金にも力を入れており、無条件で運営管理手数料を無料にしている。投信積立をすると、抽選で最大3000円が当たるキャンペーン実施中。2018年9月30日(日)まで。
【証券会社比較】投資信託 取扱い最新ランキング・SBI証券の公式サイトはこちら
2位 ◆楽天証券⇒詳細情報ページへ
2632 1291 2498 100円
【特徴・メリット】
投資信託の保有残高10万円ごとに「楽天スーパーポイント」が4ポイント貯まる。積立なら、保有残高が増えるほど多くのポイントがもらえる。ポイントは投信の買付代金にも利用できる。投資信託の最新事情がわかる「楽天証券レポート&コラム」や、最大5銘柄の基準価額の推移を比較できる「投信スーパーサーチ」など、投資信託選びのサポートもバッチリ。2016年7月からは、ロボ・アドバイザーが銘柄選択や売買タイミングまで判断してくれる新サービス「楽ラップ」を開始。また、スマホ専用のロボ・アドバイザー「ロボのぶくん」もある。個人型確定拠出年金は運営管理手数料が0円。
【証券会社比較】投資信託 取扱い最新ランキング!SBI証券の公式サイトはこちら
3位 ◆マネックス証券⇒詳細情報ページへ
1141本 717本 1049本 100円
【特徴・メリット】
積立購入では「ゼロ投信つみたて」プログラムにより、買付手数料が全額キャッシュバックされ、実質ノーロードに! ファンド探しは、「ファンド検索」に加え、3つの質問に答えるだけ探す方法もある。ファンド選びに迷ったらマネックス証券おすすめ「セレクトファンド」あり。ポートフォリオの分析・リターン予測・アドバイスなどの機能がある「MONEX VISION β」が便利だ。また、自分の状況に合った投信選びを手助けする「投信ポートフォリオ診断」もある。ロボアドバイザーサービスは、1000円から始められる投資一任型の「MSV LIFE」と、5万円から始めて国内ETFのみで運用を行う低コストなアドバイス型「Monex Advisor」がある。なお、投資信託を買うと、申込手数料の1.5%分に加え、毎月「平均残高×0.08%×1/12」分のマネックスポイントをプレゼント!
【証券会社比較】投資信託 取扱い最新ランキング・マネックス証券の公式サイトはこちら
順位 投資信託本数 ※1 最低積立金額
全体 ノーロード 積立対応
4位 ◆カブドットコム証券⇒詳細情報ページへ
1063本 639本 1002本 500円
【特徴・メリット】
手数料無料のノーロード投信が多いのもメリット。信託報酬控除前のトータルリターンが見られるので、実態に合った取引コストや運用パフォーマンスがわかるのも魅力だ。「プレミアム積立」は500円から可能。ロボットによる投資信託のポートフォリオシミュレーションサービスアプリ「FUND ME™」(Androidアプリ、iPhoneアプリ)リリース。積立の銘柄選びに役立つ「セレクション」は、ジャンルごとの代表的な銘柄が複数紹介されている。ファンド探しはランキングやファンド検索から。月間保有金額100万円で1ポイントがもらえる「毎月ポイント」は、100ポイントで1万円の現金プレゼント。保有額が3000万円以上ならポイントが2倍になる。
【証券会社比較】投資信託 取扱い最新ランキング・カブドットコム証券の公式サイトはこちら
5位 ◆SMBC日興証券⇒詳細情報ページへ
1032本 470本 655本 1000円
【特徴・メリット】
上記の投資信託本数はネット取引「ダイレクトコース」の取扱商品。2017年10月からネット取引で366本の投信手数料を引き下げ。ノーロード投信も300本→約400本に拡大した。「投信つみたてプラン」では、買付最低金額が1000円から。初回引落特典としてNTTドコモのdポイント500pt、また、引き落とし毎に3ptがもらえる。投資信託選びやポートフォリオの管理ができる「fund eye」が新登場。三井住友銀行と連携する「バンク&トレード」利用で毎月10万円まで申込手数料が無料に。投資信託選びは通常の「ファンド検索」と、質問に答えてファンドを探す「投資信託ナビゲーション」がサポート。分配金額を含めた損益を把握するには「投資信託等に係るトータルリターン通知制度」が便利だ。
【証券会社比較】投資信託 取扱い最新ランキング・SMBC日興証券の公式サイトはこちら
6位 ◆野村證券⇒詳細情報ページへ
845本 48本 577本 1000円
【特徴・メリット】
国内最大手の証券会社なので、安心感は抜群! お気に入りファンドを10銘柄×5グループに分類して登録し、まとめて値動きなどをチェックできる。また、大手証券会社だけあって、投資情報や銘柄分析レポートが豊富で、専門家による数多くの調査レポート動画も視聴可能。投資信託業界の潮流や変化、最近の投資戦略、トレンドといった最新情報が満載の投資信託情報誌「Nomura Fund21」も隔月で発行している。インターネット取引用の口座「野村ネット&コール」は、店頭での窓口取引にくらべて売買手数料が大幅にお得。さらに、IPO取り扱い数がトップクラスなのも大きなメリット。特に主幹事数が多いので、本気でIPO投資をするならぜひ口座を持っておきたい証券会社だ。
【証券会社比較】投資信託 取扱い最新ランキング・野村證券の公式サイトはこちら
 ※手数料などの情報は定期的に見直しを行っていますが、更新の関係で最新の情報と異なる場合があります。最新情報は各証券会社の公式サイトをご確認ください。※1 投資信託本数は、各証券会社の投資信託サーチ機能をもとに計測しており、実際の購入可能本数と異なる場合があります。
Special topics pr


ZAiオンライン Pick Up
[クレジットカード・オブ・ザ・イヤー2018]2人の専門家が最優秀クレジットカードを決定! 2018年版、クレジットカードのおすすめはコレ! おすすめ!ネット証券を徹底比較!おすすめネット証券のポイント付き 最短翌日!口座開設が早い証券会社は? アメリカン・エキスプレス・ゴールド・カードは、 本当は“ゴールド”ではなく“プラチナ”だった!? 日本初のゴールドカードの最高水準の付帯特典とは? 高いスペック&ステータスを徹底解説!アメリカン・エキスプレスおすすめ比較
ZAiオンライン アクセスランキング
1カ月
1週間
24時間
じぶん銀行住宅ローン 「アメリカン・エキスプレス・ゴールド・カード」付帯サービスはプラチナカード顔負け!最強ゴールドカード 実力を徹底検証  アメリカン・エキスプレス・スカイ・トラベラー・カード 「アメリカン・エキスプレス」が誇る、高いスペック&ステータスを徹底解説! 楽天カードはクレジットカード、楽天ポイントカード、電子マネーの楽天Edyの3つの機能を1枚に集約した三位一体型カード
ダイヤモンド・ザイ最新号のご案内
ダイヤモンド・ザイ最新号好評発売中!

新しい株の儲けワザ
日・米株の激辛診断
NISA駆け込みガイド

11月号9月21日発売
定価730円(税込)
◆購入はコチラ!

Amazonで「ダイヤモンド・ザイ」最新号をご購入の場合はコチラ!楽天で「ダイヤモンド・ザイ」最新号をご購入の場合はコチラ!

 

【常識にとらわれない新時代の必勝法!】

マネするだけでOKのラクワザ多数! 
新ワザで買う株68付き!新しい株の儲けワザ50
利回りで儲ける20のワザ
高配当ほど株価上昇
連続増配株急増中
隠れ優待株拾い方
値上がりで儲ける19のワザ
高ROEが儲かるウソ
半導体株こそ逆バリ
大阪株アツい
その他で儲ける11のワザ
IPO株非モテを狙え
手数料ゼロがカギ
男性下着が売れる株高

買っていい×買ってはいけない
人気の株500+Jリート14激辛診断
人気米国株100激辛診断
・NASDAQの高成長株35
・NYSEの国際優良株57
・ADRの世界の株

NISA2018年駆け込みガイド
桐谷さんの年末のNISA戦略

●「長寿投信」ベスト


>>「最新号蔵出し記事」はこちら!

>>【お詫びと訂正】ダイヤモンド・ザイはコチラ

Apple Pay対応のクレジットカードで選ぶ! Apple Payに登録して得する高還元率カードはコレ! 堀江貴文や橘玲など人気の著者のメルマガ配信開始! 新築マンションランキング