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はい上がれる人、はい上がれない人――「負け組社員」リベンジの十字路

職場いじめへの反発が“包囲網戦”に発展!
「美人広報」VS 部下をへこませる「おばさん課長」

――「ババア」と嫌われる小姑上司に反旗を翻した城山氏のケース

吉田典史 [ジャーナリスト]
【第11回】 2010年4月12日
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 会社において、上司は部下を育てるべき立場にあることは言うまでもない。だが、時として、上司が部下を潰してしまうこともある。

 なかには、部下を何人も潰した「武勇伝」の持ち主もいる。なぜか、こういう輩がふてぶてしく生き残るのが会社という組織だ。

 連載第11回目は、社内で“部下をへこませるババア”と言われる50代の万年課長に狙われ、執拗な攻撃を受け続けるものの、包囲網を作って反撃に成功した20代の広報ウーマンを紹介しよう。

 あなたの上司は、部下をへこませていないだろうか。

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■今回の主人公――はい上がろうとする「負け組社員」

 城山陽子(29歳)仮名

 中堅商社(社員数600人)の広報課(正社員5人、非正社員3人)に配属。独身でモデルのような容姿のため、男性社員からの「人気の的」となっている。仕事への姿勢はよいが、気がかなり強い。上司である課長の三森からは、目の敵にされている。

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(※プライバシー保護の観点から、この記事は取材した情報を一部デフォルメしています)

容姿が整った若い女性社員を狙い打ち!
“部下をへこませるババア”の攻撃

 「あ~、間違えてる~」

 課長の三森裕子(52歳)の声が会議室に響く。

 そして、首にぶら下げていた老眼鏡をかけて、城山が書いた報告書を見つめる。少し間をおいたあと、甲高い声で続ける。

 「あ~、ここにも誤り。ここも~」

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吉田典史 [ジャーナリスト]

1967年、岐阜県大垣市生まれ。2006 年からフリー。主に人事・労務分野で取材・執筆・編集を続ける。著書に『あの日、負け組社員になった・・・』『震災死 生き証人たちの真実の告白』(共にダイヤモンド社)や、『封印された震災死』(世界文化社)など。ウェブサイトでは、ダイヤモンド社や日経BP社、プレジデント社、小学館などで執筆。


はい上がれる人、はい上がれない人――「負け組社員」リベンジの十字路

格差の固定化と大不況のダブルパンチに見舞われた日本の企業社会では、「負け組社員」が続出している。労働問題に精通した著者が、徹底取材で得た生のエピソードを基に、世のビジネスマンが負け組からはい上がるためのノウハウを詳しく教える。

「はい上がれる人、はい上がれない人――「負け組社員」リベンジの十字路」

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