世界投資へのパスポート
【第393回】 2015年11月23日公開(2017年11月17日更新)
バックナンバー 著者・コラム紹介
広瀬 隆雄

感謝祭の週は相場が高い!強気スタンスを崩すな!
マクドナルド、GE、デュポンなどに継続投資せよ!

<今回のまとめ>
1.先週はパリ同時テロにもかかわらず株式市場は強かった
2.今週は感謝祭の週である
3.感謝祭の週は、経験則として相場が高い
4.ブラック・フライデーは小売業にとって重要な日
5.スマホの普及でブラック・フライデーの重要性は薄れた
6.マクドナルド、GE、デュポンなどを継続保有せよ

パリ同時テロにもかかわらず相場は強い

 先週の米国株式市場はパリ同時テロという悪材料があったにもかかわらず堅調でした。

 ダウ工業株価平均指数は週間ベースで+3.36%、S&P500指数は+3.27%、ナスダック総合指数は+3.58%でした。

 これら三指数ともにそれぞれの200日移動平均線を上回りました。

11月の第4木曜日は感謝祭。
感謝祭の前後は相場が高いアノマリー

 感謝祭(サンクスギビング・デー)とは秋の収穫を感謝するための国民の休日を指し、アメリカでは毎年11月の第4木曜日と決められています。この日、株式市場はお休みです

 今年は11月26日が感謝祭になります。なおその翌日の金曜日は、半日立会いです。

 相場のアノマリーから言えば、感謝祭の前後は相場が高いことで知られています。

 実際、過去60年のダウ工業株価平均指数を調べてみると、感謝祭前日の水曜日は実に78%の確率で、感謝祭翌日の金曜日は73%の確率で、相場が高かったです。

 したがって今週のストラテジーとしては引き続きロング(買い)のポジションを持ち続けるべきだと思います。

感謝祭翌日のブラック・フライデーは
昔とは意味合いが違ってきている

 さて、感謝祭の翌日の金曜日は、「ブラック・フライデー」と呼ばれます。

 この日はクリスマス商戦の火ぶたが切って落とされる日であり、1年でいちばん小売店が忙しい日だと言われています。

 例年、ブラック・フライデーには特売を行う小売店が多く、買い物客は安売りを目当てに深夜の開店前に行列を作ります。

 ただ近年は開店と同時に店舗に殺到する来店客同士の揉め事が多発しており、フィーバーし過ぎのブラック・フライデーに対して批判的な意見も増えています。

 また来店客はスマホで自分が買おうとしている安売りが本当に一番有利な値段なのかどうかを瞬時に比較ショッピング出来るようになったので、ムダな行列を止める消費者も増えています。

 このようなことから、ブラック・フライデー1日の売上成績でクリスマス商戦全体を占うのは不適切になってきていると思います。

マクドナルドやGEなどを引き続き買え!

 さて、銘柄ですが、マクドナルド(ティッカーシンボル:MCD)、ゼネラル・エレクトリック(ティッカーシンボル:GE)、デュポン(ティッカーシンボル:DD)、ダウ・ケミカル(ティッカーシンボル:DOW)、エクソン・モービル(ティッカーシンボル:XOM)など、本コラムで何度も言及してきた銘柄を、引き続き保有するのがベストだと思います。

【2017年12月1日更新!】

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