IPO株の銘柄分析&予想
2016年2月16日公開(2016年4月13日更新)
バックナンバー

「IPO株の銘柄分析&予想」

著者・コラム紹介

IPO株の銘柄分析&予想

ザイ・オンライン編集部

「チエル」のIPO情報総まとめ!
スケジュールから幹事証券、注目度、銘柄分析、
他の教育用ソフトウェア開発企業との比較や予想まで解説![2016年4月7日 情報更新]

会社名 チエル
市場・コード/業種 JASDAQスタンダード・3933/情報・通信業
上場日 3月22日
申込期間(BB期間) 3月3日~3月9日
おすすめ証券会社 SMBC日興証券SBI証券マネックス証券
フィスコ分析による
市場の注目度
★★★最高★5つ

【目次】(クリックで該当する情報へ移動します)
▼いつ申し込んで、いつ購入する?(ブックビルディング期間、上場日など)
▼どこの証券会社で申し込める?(幹事証券会社)
▼いくらで買える?(仮条件・公募価格・予想PER・初値・初値騰落率など)
▼発行株数・単元数・公開規模は?

▼どんな会社?
▼業績データ/業績コメント
▼企業の詳細情報/銘柄紹介
▼投資のポイント

 

チエルのIPOは、いつ申し込んで、いつ購入する?
(ブックビルディング期間、上場日など)

■スケジュール
仮条件提示 3月1日
ブックビルディング(抽選申込)期間 3月3日~3月9日
公開価格決定 3月10日
購入申込期間 3月11日~3月16日
払込日 3月18日
上場日 3月22日

チエルのIPOは、どこの証券会社で申し込める?
(主幹事証券会社・幹事証券会社・委託販売証券会社など)

■取り扱い証券会社(2016年3月5日時点。割当は変更になる場合があります)
証券会社名
(※青文字はクリックで詳細ページへ)
引受シェア 口座開設
SMBC日興証券
[最短5日で口座開設可能]
6.9
公式サイトはこちら!
SBI証券
[最短2日で口座開設可能]
2.6
公式サイトはこちら!
マネックス証券 0.9
公式サイトはこちら!
みずほ証券(主幹事証券)
87.0  
いちよし証券 1.7  
極東証券 0.9  

チエルのIPOは、いくらで買える?
(仮条件・公募価格・予想PER・初値・初値騰落率など)

■価格情報
仮条件 730~810円
公募価格  810円
初値 2151円
初値騰落率 +165.56%
最新チャート 【クリックで最新チャートへ】

■レンジ予想(2016年3月2日時点)
想定仮条件レンジ
[予想PER]

倍~倍]
予想トレーディングレンジ(※)
[予想PER]
400~2000
倍~倍]
※期間は上場後1年を想定。

チエルの発行株数・単元数・公開規模は?

■株数などに関する情報
発行済株式数(上場時)  180万株(予定)
公開株式数 公募14万株  売出31万7000株
(オーバーアロットメントによる売出6万8500株)
想定公開規模 4.2億円~4.3億円(OA含む)

チエルは教育ICT関連の小型案件

 教育用ソフトウェア、ネットワークおよびシステムの企画・開発及び販売を手掛ける。主な自社開発システムでは、学内ICT運用管理ソリューション「ExtraConsole」、タブレット対応教務支援システム「らくらく先生スイート」などがある。また、デジタル教材を自社運用のクラウド型教材配信プラットフォーム「CHIeru.net」を通じて販売している。

 政策の後押しが期待される教育ICT関連のテーマ性で人気を集める可能性がある。公開規模が非常に小さいため、初値が急伸するケースも考えられる。ただ、業績面に不安があるほか、買い疲れ感も意識されてくるとみられ、現時点ではやや落ち着いた初値形成を想定する。

 公開規模については4億円程度となる見込み。ベンチャーキャピタル保有株はなく、IPOラッシュ最中の上場とはいえ同日上場の企業もない。

◆「チエル」IPOに申し込めるおすすめ証券会社◆
SMBC日興証券
公式サイトはこちら!
SBI証券
公式サイトはこちら!
マネックス証券
公式サイトはこちら!
 ⇒IPOで比較した証券会社ランキングはこちら!

チエルの業績データ

■業績推移(単位:百万円・% )
決算期 売上高
(伸び率)
経常利益
(伸び率)
純利益
(伸び率)
2012/3 1,210(―) 157(―) 100(―)
2013/3 1,340(10.7%) 218(38.9%) 147(46.4%)
2014/3 1,502(12.1%) 154(-29.0%) 101(-31.4%)
2015/3 1,555(3.5%) 161(4.0%) 91(-9.4%)
2016/3予 1,690(8.7%) 180(11.8%) 116(26.8%)
2015/12 3Q 977(―%) ▲ 2(―%) ▲ 1(―%)
予想EPS/配当 単独:64.44円(上場時発行済株式数で試算)/0.00円

チエルの業績コメント

 2016年3月期の業績は、売上高が前期比8.7%増の16.9億円、経常利益が同11.8%増の1.8億円と増収増益の見通しとなっている。

 足元では、2013年6月に閣議決定された「第2期教育振興基本計画」に基づき、大学では教員と学生が相互に知性を高めていく能動的学修「アクティブラーニング」による授業の取組みが積極的に行われていることや、小学校・中学校でもICT教育環境の一層の整備と相俟って、大学同様に、協働学修の一環として、課題解決型授業(アクティブラーニング)の推進が行われていることを踏まえて、パソコンからタブレットへのデバイス移行に関する対応を進めた。これにより、運用管理システム分野及び小学校中学校市場向け教材提供クラウドサービス分野における売上が好調に推移した。

 なお、通期計画に対する第3四半期末時点における進捗率は、売上高9.7億円で57.8%、利益については経常損失・純損失がそれぞれ2百万円・1百万円と第3四半期末時点ではわずかながら赤字となっている。

チエルの詳細情報

■基本情報
所在地 東京都品川区東品川二丁目2番24号
代表者名(生年月日) 代表取締役社長 川居 睦(昭和37年11月20日生)
設立 平成9年10月1日
資本金 3億円(平成28年2月16日現在)
従業員数 59人(平成28年1月31日現在)
事業内容 教育用ソフトウェア、ネットワークおよびシステムの企画・開発及び販売

■売上高構成比率(2015/3期実績)
品目 金額 比率
学校教育ICT事業 1,555 百万円 100.0%
合計 1,555 百万円 100.0%

■大株主上位10位
順位 株主名 保有株数 保有シェア
1 川居 睦 75万株 38.03%
2 アルプスシステムインテグレーション株式会社 18万株 9.13%
2 株式会社旺文社 18万 9.13
4 森谷 和浩 16万5000株 8.37%
5 チエル社員持株会 10万5000株 5.32%
6 大賀 昭雄 6万株 3.04%
6 森 達也 6万 3.04%
8 株式会社旺文社キャピタル 4万5000株 2.28%
9 株式会社第一総合会計 2万2500株 1.14%
10 村上 有弘 9000株 0.45%
合計   157万6500 79.93%

■その他情報
手取金の使途 自社開発ソフトウェアのバージョンアップに伴う開発資金に充当する予定。
関係会社
VC売却可能分(推定) -社 -株(売出し・保有期間などの制限があるもの以外)
直近有償第三者割当 年月日 2013年4月5日
割当先 大賀 昭雄
発行価格 333円※株式分割を考慮済み

◆「チエル」IPOに申し込めるおすすめ証券会社◆
SMBC日興証券
公式サイトはこちら!
SBI証券
公式サイトはこちら!
マネックス証券
公式サイトはこちら!
 ⇒IPOで比較した証券会社ランキングはこちら!

チエルの銘柄紹介

 学校教育ICT事業の単一セグメントで事業展開している。主な対象市場は、小学校、中学校、高校、大学及び専門学校である。当該市場向けに、教務支援機能(教員の「教える」仕事を支援する機能)を中心としたシステム及びデジタル教材の企画・開発・製作・販売を行っている。

(1)高大市場(高校・大学・専門学校)

 主に各種教室における講義を支援する「1a.講義支援分野」、学生・生徒が活用するデジタル教材の配信を行う「1b.教材提供クラウドサービス分野」、講義教室だけでなく図書館等の講義教室外における学習も含めて側面から支援する「1c.運用管理システム分野」の領域で、顧客である高校・大学に提供している。

1a.講義支援分野

 講義支援分野では、講義支援プラットフォームを中心に提供を行っている。高大市場向け講義支援プラットフォームは、主に学内のLL・PC教室や講義教室、アクティブラーニング教室において活用されるシステムであり、学生端末のモニタリングや制御、デジタル教材の一斉配布といった講義運営に必要な機能を複数保有している。

 これらの講義支援プラットフォームは複数のプラットフォーム間連携が可能となっている。また、クラウド上の教材配信プラットフォームとも連携が可能であるため、学内の教務を全面的に支援するソリューションの構築を実現している。

2b.教材提供クラウドサービス分野

 教材提供クラウドサービス分野では、学生・生徒が講義室外でも学習を行うための教材配信プラットフォーム及びデジタル教材の提供を行っている。教材配信プラットフォームは、同社が運用するプラットフォームであり、同社独自のユーザー管理・学習管理機能や課金システムを保有し、今後も様々な教材提供が可能である。デジタル教材は、学内外における学生・生徒の自主学習、アクティブラーニング教室での語学学習といったさまざまな環境において活用されている。

1c.運用管理システム分野

 運用管理システム分野では、講義教室だけでなく図書館等の講義教室外の端末も含めて一元運用管理を支援するICT運用支援機能と、ID/パスワードをはじめとするユーザー情報を一元管理する統合ID管理機能を備えたシステムの提供を行っている。大学内端末の一元運用管理を行うことで講義教室以外での学習でも同社システムが活用可能となる。

(2)小中市場(小学校・中学校)

 主に学校内の授業を支援する「2a.授業支援分野」、生徒児童が活用するデジタル教材の配信を行う「2b.教材提供分野」の領域で、顧客である中学校・小学校・教育委員会に提供している。

2a.授業支援分野

 授業支援分野では、授業支援プラットフォームを中心に提供。小中市場向け授業支援プラットフォームは、主に学内PC教室や普通教室において活用されるシステムであり、生徒児童端末のモニタリングや制御、教員の授業計画策定・生徒児童評価の記録支援といった授業運営に必要な機能を複数保有している。

2b.教材提供分野

 教材提供分野では、教員用提示デジタル教材や生徒児童用デジタル教材を提供している。

チエルの投資のポイント

 少子化による国内市場の縮小が懸念される一方で、政策の後押し等により今後普及が期待される教育ICT関連の事業を手掛けており、テーマ性で人気を集める可能性がある。公開規模が非常に小さいため、初値が急伸するケースも考えられる。

 ただ、これまでの利益推移に振れがあるなど業績面に不安があるほか、前週に12社のIPOラッシュを通過したことで買い疲れ感も意識されてくるとみられ、現時点ではやや落ち着いた初値形成を想定する。今後も人気度の変化に注意していきたい。

 同社は学校教育ICT事業を展開しており、小学校、中学校、高校、大学及び専門学校向けに教務支援機能を中心としたシステム及びデジタル教材の企画・開発・製作・販売を行っている。主な自社開発システムでは、学内ICT運用管理ソリューション「ExtraConsole」、タブレット対応教務支援システム「らくらく先生スイート」などがある。また、クラウド型デジタル教材を、自社運用のクラウド型教材配信プラットフォーム「CHIeru.net」を通じて販売している。

 業績面について、2016年3月期は売上高が前期比8.7%増の16.9億円、経常利益が同11.8%増の1.8億円と増収増益の見通しとなっている。ただ、直近2期の経常利益は伸び悩んでいた。類似企業のバリュエーションはまちまちだが、同社の想定仮条件水準の今期予想PERは12倍強で、妥当な水準と言えるだろう。

 公開規模については4億円程度となる見込み。ベンチャーキャピタル保有株もなく、需給妙味は大きいと言える。また、IPOラッシュ最中の上場とはいえ同日上場の企業もない。現時点では公開価格を20%~35%程度上回る初値形成を見込んでいるが、前述のとおり初値急伸となるケースも想定されるため今後の動向を注視していく。

◆「チエル」IPOに申し込めるおすすめ証券会社◆
SMBC日興証券
公式サイトはこちら!
SBI証券
公式サイトはこちら!
マネックス証券
公式サイトはこちら!
 ⇒IPOで比較した証券会社ランキングはこちら!


[データ提供・銘柄分析]フィスコ 

【12月の「IPO祭り」の解説記事はこちら!】
「IPO祭り」に上場する全15銘柄の情報を大公開。話題の自動運転技術ベンチャーの「ZMP」に要注目!

IPO株(新規上場株・新規公開株)で儲ける方法!
IPO株の銘柄分析&予想
IPOスケジュール一覧[2016年]
 IPO株の攻略&裏ワザ情報!

【2016年12月1日更新!】
本気でIPO当選を狙うなら、絶対に押さえておきたい!
【2016年版】IPO取り扱い数で選ぶ おすすめ証券会社

※関連記事⇒IPOに当選して儲けたいなら「主幹事証券」を狙え! 通常の引受証券の50~100倍も割当がある主幹事と主幹事のグループ会社の攻略がIPOで勝つ秘訣!

2015年実績 ネット配分・
抽選方法
口座数
(稼働口座数)
NISA対応
主幹事数 取扱銘柄数
 ◆SBI証券
8社 78社 70%:1単元1票の平等抽選
30%:「IPOチャレンジ
ポイント」順に配分
365万
(−)
【ポイント】
ネット証券にもかかわらず、主幹事数、取扱銘柄数ともに大手証券会社に引けをとらない実績を誇る。個人投資家への配分の100%がネット投資家へ配分されるのも魅力。1単元1票の抽選なので、
多くの単元を申し込むほど当選確率は高くなり資金力がある人ほど有利になる。当選確率がアップする「IPOチャレンジポイント」は、資金量・取引量と関係なく、IPOに申し込み続ければ誰にでも貯められるのがメリットだ。
SBI証券の公式サイトはこちら
 ◆SMBC日興証券
24社 72社 10%:1人1票の平等抽選
273万
(−)
【ポイント】
大手証券の中でもIPOには力を入れており、2015年の主幹事数は野村證券に続く実績。2015年における初値騰落率1位のロゼッタ(初値騰落率433.1%)、3位のネオジャパン(初値騰落率401.7%)の主幹事も務めている。
1人1単元しか申し込めないので、資金量に関係なく誰でも同じ当選確率となっているのがメリット。
SMBC日興証券の公式サイトはこちら
 ◆マネックス証券
0社 50社 100%:1人1票の平等抽選
164万
(100万)
【ポイント】
毎年多くのIPO銘柄を取り扱っており、2015年には、主幹事こそないが50社ものIPO銘柄を取り扱った。割り当てられたIPO株の100%すべてを1人1票の平等抽選で配分。取引実績や資金量に当選確率が左右されないのは、個人投資家にとっては大きな魅力だ。
マネックス証券の公式サイトはこちら
 ◆岩井コスモ証券
0社 41社 10%以上:1人1票の平等抽選

(−)
×(※1)
【ポイント】
中堅証券会社でありながら、2015年の取扱銘柄数は41社と、大手証券会社に引けをとらない実績を持つ。しかも、2015年に初値が5倍以上に高騰したIPO株は3銘柄あるが、岩井コスモ証券はそのすべてを取り扱っている。1人1票の平等抽選で、申し込み単元数は10単元まで。
岡三オンライン証券の公式サイトはこちら
 ◆東海東京証券
5社 27社 10%:1単元1票の平等抽選
41万
(−)
【ポイント】
準大手証券会社の東海東京証券は、大手証券会社には届かないものの、多くのIPO銘柄を扱っており、2015年は5銘柄で主幹事も務めた
東海東京証券への割当が2000単元未満の場合は、取引実績に応じて当選確率がアップする「IPO個人優遇ステージ」を適用した抽選となるが、その場合でも、取引実績が最低ランクの投資家に10%が配分され、その中で平等抽選が行われる。
東海東京証券の公式サイトはこちら
※ 口座数、稼働口座数は2016年3月末時点。

 

IPOの取り扱い数が多いだけでなく
主幹事の銘柄数も多くて当たる確率大!
IPO投資には必須!⇒関連記事はこちら

ザイ・オンラインおすすめのネット証券会社!SMBC証券の公式サイトはこちら

 

Special topics pr

Apple Pay対応のクレジットカードで選ぶ! Apple Payに登録して得する高還元率カードはコレ! [クレジットカード・オブ・ザ・イヤー2016]2人の専門家が最優秀クレジットカードを決定! 2016年版、クレジットカードのおすすめはコレ! その 【株主優待】最新の株主優待情報更新中! おすすめ!ネット証券を徹底比較!おすすめネット証券のポイント付き
ランキング
1カ月
1週間
24時間
ダイヤモンド・ザイ最新号のご案内
ダイヤモンド・ザイ最新号好評発売中!

17年の日本株講座
株主優待ベスト136
注目ふるさと納税64

1月号11月21日発売
定価730円(税込)
◆購入はコチラ!

Amazonで「ダイヤモンド・ザイ」最新号をご購入の場合はコチラ!楽天で「ダイヤモンド・ザイ」最新号をご購入の場合はコチラ!

【266名様に当たる!株主優待品大プレゼント】
特大付録ふるさと納税駆け込み特産品64
2017年儲けるため日本株講座
・発表!高配当株超成長株の本命株ベスト20
・権利確定月別!株主優待ランキング136!
最高16%超優待&配当利回りベスト30
10万円以下も42!少額で買える優待株30
桐谷さんほか優待投資家15の優待満喫生活
少額でも勝てる本格上昇目前3万円株10
・読者の保有投信&ポートフォリオ激辛診断
NISAの枠を使い切るベスト投信22&株12
・トランプでどうなる米国株&買いの8銘柄
・今後3カ月間日本株&為替の透視図
・勝谷誠彦の1000万円株投資日記
AKB48 in NISA株&投信ファイト
・マンガ「恋する株式相場!」
・マンガ・「60~65歳の年金空白期の埋め方」
付録「1万円からできるラップ口座大解剖」

「ダイヤモンド・ザイ」の定期購読をされる方はコチラ!

>>「最新号蔵出し記事」はこちら!

>>【お詫びと訂正】ダイヤモンド・ザイはコチラ

おすすめクレジットカード!ANAカードでマイルを貯める裏ワザとは? 堀江貴文や橘玲など人気の著者のメルマガ配信開始! クレジットカードに関するクチコミ情報大募集中!