IPO株の銘柄分析&予想
2016年2月20日公開(2016年4月13日更新)
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「IPO株の銘柄分析&予想」

著者・コラム紹介

IPO株の銘柄分析&予想

ザイ・オンライン編集部

「ウイルプラスホールディングス」のIPO情報総まとめ!
スケジュールから幹事証券、注目度、銘柄分析、
他の輸入車販売企業との比較や予想まで解説![2016年3月24日 情報更新]

会社名 ウイルプラスホールディングス
市場・コード/業種 JASDAQスタンダード・3538/小売業
上場日 3月24日
申込期間(BB期間) 3月7日~3月11日
おすすめ証券会社 SBI証券マネックス証券むさし証券カブドットコム証券楽天証券
フィスコ分析による
市場の注目度
★★最高★5つ

【目次】(クリックで該当する情報へ移動します)
▼いつ申し込んで、いつ購入する?(ブックビルディング期間、上場日など)
▼どこの証券会社で申し込める?(幹事証券会社)
▼いくらで買える?(仮条件・公募価格・予想PER・初値・初値騰落率など)
▼発行株数・単元数・公開規模は?

▼どんな会社?
▼業績データ/業績コメント
▼企業の詳細情報/銘柄紹介
▼投資のポイント

 

ウイルプラスホールディングスのIPOは、いつ申し込んで、いつ購入する?(ブックビルディング期間、上場日など)

■スケジュール
仮条件提示 3月3日
ブックビルディング(抽選申込)期間 3月7日~3月11日
公開価格決定 3月14日
購入申込期間 3月15日~3月18日
払込日 3月23日
上場日 3月24日

ウイルプラスホールディングスのIPOは、どこの証券会社で申し込める?
(主幹事証券会社・幹事証券会社・委託販売証券会社など)

■取り扱い証券会社(2016年3月8日時点。割当は変更になる場合があります)
証券会社名
(※青文字はクリックで詳細ページへ)
引受シェア 口座開設
SBI証券
[最短2日で口座開設可能]
4.3
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マネックス証券 0.9
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むさし証券 0.4
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カブドットコム証券
[最短翌日に口座開設可能]
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楽天証券
[最短2日で口座開設可能]
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みずほ証券(主幹事証券)
87.4  
三菱UFJモルガン・スタンレー証券 3.5  
いちよし証券 0.9  
岡三証券 0.9  
SMBCフレンド証券 0.9  
岩井コスモ証券 0.9  

ウイルプラスホールディングスのIPOは、いくらで買える?
(仮条件・公募価格・予想PER・初値・初値騰落率など)

■価格情報
仮条件 1730~1880円
公募価格 1880円
初値 1729円
初値騰落率 -8.03%
最新チャート 【クリックで最新チャートへ】

■レンジ予想(2016年3月2日時点)
想定仮条件レンジ
[予想PER]

倍~倍]
予想トレーディングレンジ(※)
[予想PER]
1000~3000
倍~倍]
※期間は上場後1年を想定。

ウイルプラスホールディングスの発行株数・単元数・公開規模は?

■株数などに関する情報
発行済株式数(上場時)  238万2720株(予定)
公開株式数 公募40万100株  売出12万4000株
(オーバーアロットメントによる売出7万8600株)
想定公開規模 10.8億円~11.5億円(OA含む)

ウイルプラスホールディングスは輸入車販売を手掛けるJQ案件

 輸入車販売関連事業を展開する。FCAジャパンの正規ディーラーであるチェッカーモータース、ビー・エム・ダブリューの正規ディーラーであるウイルプラスモトーレン、ボルボ・カー・ジャパンの正規ディーラーである帝欧オートの子会社3社で、東京都に8拠点、神奈川県に5拠点、福岡県に14拠点を出店している。

 最近の世界的な株価下落は、輸入外国車販売には逆風となりそうだ。公開規模はさほど大きくないが、ベンチャーキャピタル保有株が一定程度あること、同日2社上場となることによる影響なども初値を抑える要因となるだろう。

 公開規模については11億円程度となる見込み。ベンチャーキャピタル保有株はロックアップの対象となっていないため、表面的な公開規模より軽量感に乏しい。また、3/24はベネフィットジャパン<3934>が同時上場する。

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ウイルプラスホールディングスの業績データ

■業績推移(単位:百万円・% )
決算期 売上高
(伸び率)
経常利益
(伸び率)
純利益
(伸び率)
2012/6 330(―) 2(―) ▲ 14(―)
2013/6 452(36.9%) 49(2204.9%) 11(
2014/6 492(8.7%) 83(69.0%) 48(330.2%)
2015/6 635(29.1%) 188(126.2%) 119(145.0%)

■連結業績推移(単位:百万円・% )
決算期 売上高(伸び率) 経常利益(伸び率) 純利益(伸び率)
2014/6 17,146(―) 870(―) 500(―)
2015/6 19,072(11.2%) 673(-22.7%) 416(-16.8%)
2016/6予 20,176(5.8%) 773(14.9%) 450(8.1%)
2015/12 2Q 9,819(―%) 460(―%) 281(―%)
予想EPS/配当 単独:-円 連結:188.86円(上場時発行済株式数で試算)/28.00円

ウイルプラスホールディングスの業績コメント

 2016年3月期の業績は、売上高が前期比5.8%増の201.7億円、経常利益が同14.9%増の7.7億円と増収増益の見通しとなっている。

 足元では、同社が属する輸入車販売業界において、フォルクスワーゲンのディーゼル車による排ガス不正問題が世界的な問題になり、国内においてもブランドイメージの悪化により販売に影響があった。

 日本自動車輸入組合の調べによれば、2015年7月から同年12月までの外国メーカー車(乗用車のみ)の新車登録台数は、フォルクスワーゲンが大きく落ち込んだために140,343台(前年同期比3.6%減)となったが、国内における乗用車(軽自動車を除く)の新規登録台数に対する外国メーカーのシェアは10.8%であり、2016年も各ブランドでのニューモデルの投入、先進的な安全技術やパワートレインの導入、また販売ネットワークの充実を通じて、シェアの維持・拡大が見込まれている。

 このような状況の下、同社ではニューモデルやフルモデルチェンジした車種を中心に、車輌販売が好調に推移している。

 なお、通期計画に対する第2四半期末時点における進捗率は、売上高98.1億円で48.7%、経常利益4.6億円で59.5%となっている。

ウイルプラスホールディングスの詳細情報

■基本情報
所在地 東京都大田区南千束一丁目3番8号
代表者名(生年月日) 代表取締役社長 成瀬 隆章(昭和45年7月21日生)
設立 平成19年10月25日
資本金 1億6823万円(平成28年2月19日現在)
従業員数 新規上場会社23人 連結会社316人(平成28年1月31日現在)
事業内容 輸入車販売関連事業

■売上高構成比率(2015/6期 実績)
品目 金額 比率
新車 8,790 百万円 46.1%
中古車 4,347 百万円 22.8%
業販 1,962 百万円 10.3%
車輛整備 2,899 百万円 15.2%
その他 1,073 百万円 5.6%
合計 19,072 百万円 100.0%

■大株主上位10位
順位 株主名 保有株数 保有シェア
1 成瀬 隆章 111万2120 43.27%
2 株式会社ゼロ 14万3400 5.58%
3 みずほキャピタル第3号投資事業有限責任組合 14万2840 5.56%
3 三菱UFJキャピタル3号投資事業有限責任組合 14万2840 5.56
5 三井住友海上火災保険株式会社 12万1680 4.73%
6 りそなキャピタル2号投資事業組合 7万1420 2.78%
7 損害保険ジャパン日本興亜株式会社 6万6660 2.59%
8 齊田 勇 5万660 1.97%
9 柴田 学爾 3万2060 1.25%
10 ウイルプラス社員持株会 1万7420 0.68%
合計   190万1100 73.97%

■その他情報
手取金の使途 店舗改装費用及び業務効率化を図るためのシステム関連の設備投資に充当し、残額については借入金の返済に充当する予定。
関係会社 チェッカーモータース株式会社 (連結子会社)輸入自動車販売関連事業
ウイルプラスモトーレン株式会社 (連結子会社)輸入自動車販売関連事業
帝欧オート株式会社 (連結子会社)輸入自動車販売関連事業
VC売却可能分(推定) 3社  35万7100株(売出し・保有期間などの制限があるもの以外)
直近有償第三者割当 年月日 2014年12月26日
割当先 損害保険ジャパン日本興亜株式会社
発行価格 1500円※株式分割を考慮済み

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ウイルプラスホールディングスの銘柄紹介

 新車(注1)、中古車(注2)、車輌整備並びに損害保険の代理店を行う事業会社として、FCAジャパン株式会社の正規ディーラーとして販売を行うチェッカーモータース株式会社、ビー・エム・ダブリュー株式会社の正規ディーラーとして販売を行うウイルプラスモトーレン株式会社、ボルボ・カー・ジャパン株式会社の正規ディーラーとして販売を行う帝欧オート株式会社の連結子会社3社と持株会社である同社により構成されている。

 同社がグループの経営管理及びそれに附随する業務を行い、各事業会社の経営状況を把握し、グループのリスク管理、コンプライアンスの強化に努め、グループとしての事業戦略の策定を行っている。

 事業は輸入車販売関連事業の単一セグメントで展開しており、取り扱い品目は、新車、中古車、業販(注4)、車輛整備、その他の5品目である。

(1)新車

 各事業会社が正規ディーラーとして、各インポーター(注3)から仕入れた新車を販売している。チェッカーモータース株式会社は、フィアット、アルファロメオ、アバルト、クライスラー、ジープブランドのすべての新車を取り扱っており、東京都、神奈川県、福岡県にて14拠点を出店している。

 ウイルプラスモトーレン株式会社は、BMW、MINIブランドの各新車を取り扱っており、東京都、福岡県にて8拠点を出店している。

 帝欧オート株式会社は、ボルボブランドの各新車を取り扱っており、福岡県にて5拠点を出店している。

(2)中古車

 各事業会社にて、各ブランドの高年式低走行の認定中古車を中心に販売している。仕入は、新車販売時の下取、買取、オートオークション(注5)により行っている。

(3)業販

 下取した他社ブランドの中古車をオートオークションで販売している。また、他社ディーラーと新車や中古車の在庫を融通しあっている。

(4)車輛整備

 販売した車輛を中心に整備、修理や車検を主なサービスとしている。一部拠点を除き、ショールームと併設する形でサービス工場を設置している。

(5)その他

 損害保険会社の代理店として自賠責保険や任意保険等の販売を行っている。また、チェッカーモータース株式会社では、インポーターから直接、車輛のパーツを仕入れ、部品商に車輌パーツを卸している。

注1)メーカーで生産された後に、初めてナンバー登録されて販売される車輌、あるいは未登録の状態の車輌のこと。

注2)ナンバー登録された車輌や消費者の購入等によって使用された後、再び販売される車輌のこと。

注3)インポーター(日本国内で、外国自動車メーカーからの輸入代理権を基に輸入車を取り扱う業者)と正規販売代理店契約を締結している自動車ディーラー。

注4)一般顧客に販売せず、オートオークション業者や他社ディーラーに販売する車輌及びその販売形態のこと。

注5)中古車業者が参加して取引する中古車卸売市場のこと。会場に車輌を集めて行う現車オークションやインターネットを利用したオークション等の形態がある。

ウイルプラスホールディングスの投資のポイント

 輸入車販売事業は国内の個人消費動向や株式・不動産市況の影響を受けやすい。最近の世界的な株価下落は、輸入外国車販売には逆風となりそうだ。また、2017年4月に予定される消費増税に伴う駆け込み需要や増税後の落ち込みといった不安定要因も気になるところ。公開規模はさほど大きくないが、ベンチャーキャピタル保有株が一定程度あること、同日2社上場となることによる影響なども初値を抑える要因となるだろう。

 同社には、新車、中古車、車輌整備及び損害保険の代理店を行う事業会社として、FCAジャパンの正規ディーラーであるチェッカーモータース、ビー・エム・ダブリューの正規ディーラーであるウイルプラスモトーレン、ボルボ・カー・ジャパンの正規ディーラーである帝欧オートの連結子会社3社がある。

 3社合計で東京都に8拠点、神奈川県に5拠点、福岡県に14拠点を出店している。複数のブランドを取り扱うことで販売サイクルの影響の平準化を図っていることや、ドミナント戦略に基づく出店などが事業の特徴となる。

 業績面について、2016年3月期は売上高が前期比5.8%増の201.7億円、経常利益が同14.9%増の7.7億円と増収増益の見通しとなっている。前期は消費増税に伴う駆け込み需要の反動などから減益だったが、足元では回復傾向にある。類似企業のバリュエーションはまちまちだが、同社の想定仮条件水準の今期予想PERは10倍前後で妥当な水準だろう。

 公開規模については11億円程度となる見込み。ベンチャーキャピタル保有株が売出しに伴う放出株控除後で233,100株(上場時発行済株数の9.8%)あり、ロックアップの対象となっていないため、表面的な公開規模より軽量感に乏しい。また、3/24はベネフィットジャパン<3934>が同時上場するため、初値買い資金分散の影響も考慮する必要がある。

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2015年実績 ネット配分・
抽選方法
口座数
(稼働口座数)
NISA対応
主幹事数 取扱銘柄数
 ◆SBI証券
8社 78社 70%:1単元1票の平等抽選
30%:「IPOチャレンジ
ポイント」順に配分
365万
(−)
【ポイント】
ネット証券にもかかわらず、主幹事数、取扱銘柄数ともに大手証券会社に引けをとらない実績を誇る。個人投資家への配分の100%がネット投資家へ配分されるのも魅力。1単元1票の抽選なので、
多くの単元を申し込むほど当選確率は高くなり資金力がある人ほど有利になる。当選確率がアップする「IPOチャレンジポイント」は、資金量・取引量と関係なく、IPOに申し込み続ければ誰にでも貯められるのがメリットだ。
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 ◆SMBC日興証券
24社 72社 10%:1人1票の平等抽選
273万
(−)
【ポイント】
大手証券の中でもIPOには力を入れており、2015年の主幹事数は野村證券に続く実績。2015年における初値騰落率1位のロゼッタ(初値騰落率433.1%)、3位のネオジャパン(初値騰落率401.7%)の主幹事も務めている。
1人1単元しか申し込めないので、資金量に関係なく誰でも同じ当選確率となっているのがメリット。
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 ◆マネックス証券
0社 50社 100%:1人1票の平等抽選
164万
(100万)
【ポイント】
毎年多くのIPO銘柄を取り扱っており、2015年には、主幹事こそないが50社ものIPO銘柄を取り扱った。割り当てられたIPO株の100%すべてを1人1票の平等抽選で配分。取引実績や資金量に当選確率が左右されないのは、個人投資家にとっては大きな魅力だ。
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 ◆岩井コスモ証券
0社 41社 10%以上:1人1票の平等抽選

(−)
×(※1)
【ポイント】
中堅証券会社でありながら、2015年の取扱銘柄数は41社と、大手証券会社に引けをとらない実績を持つ。しかも、2015年に初値が5倍以上に高騰したIPO株は3銘柄あるが、岩井コスモ証券はそのすべてを取り扱っている。1人1票の平等抽選で、申し込み単元数は10単元まで。
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 ◆東海東京証券
5社 27社 10%:1単元1票の平等抽選
41万
(−)
【ポイント】
準大手証券会社の東海東京証券は、大手証券会社には届かないものの、多くのIPO銘柄を扱っており、2015年は5銘柄で主幹事も務めた
東海東京証券への割当が2000単元未満の場合は、取引実績に応じて当選確率がアップする「IPO個人優遇ステージ」を適用した抽選となるが、その場合でも、取引実績が最低ランクの投資家に10%が配分され、その中で平等抽選が行われる。
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※ 口座数、稼働口座数は2016年3月末時点。

 

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