投資信託おすすめ比較[2017]
2016年3月26日公開(2017年8月16日更新)
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ザイ・オンライン編集部

日本株が下落して儲かるベア型ETFの使い方とは?
約3000円から買えるベア型ETFの紹介と
急落相場におけるベア型ETFの注意点を解説

株を買った後に大きな下落に見舞われて、売ることができず含み損を抱えた経験がある人は多いだろう。こうした下落局面でオススメしたいのが、ブル・ベア型と呼ばれるETFの「ベア型」を使い保有株の下落の損を相殺する方法だ。

約3000円から買え下落で上がる株とは?
下落に対して2倍の上昇率となるタイプも

 下落の時に儲かる株なんて本当にあるのか。それがあるのだ。そうした局面で役に立つのがブル・ベア型の中の一つであるベア型ETFだ。

 そもそもブル・ベア型とは、ある指数に連動し、指数が上昇すれば上がるブル型と、指数が下落すれば上がる2つのタイプの総称。雄牛(bull)は角を下から上に突き上げて攻撃することから指数が上がると上昇するタイプはブル型と呼ばれ、熊(bear)は腕を上から下に振り下ろし攻撃することから指数が下がると上昇するタイプはベア型と呼ばれる。日本株の下落リスクが高まった時に代表的な指数の日経平均に連動するベア型ETF(たとえばNEXT FUNDS 日経平均ダブルインバース・インデックス連動型上場投信(1357)など)を買っておけば、持ち株が日経平均に連れ安して含み損が出てもベア型ETFの上昇が損失を補填してくれるわけだ。しかも3000円程度から買えるのもいい。

 さらに、ブル・ベア型にはもう一つ特徴がある。それが指数の2倍(ダブル)の値動きをするタイプの存在だ(たとえばSBI日本株3.7ベアや楽天日本株トリプル・ベアIIIなど)これを使えば、より少額でも下落に対処できる(逆の動きになると損も2倍になる点に注意)。

ブル・ベア型の指数の動きの逆狙いにはベア型を!

 下落時にこのベア型で損を回避するのが個人投資家の今亀庵さん。

 「私は日本株の状況が怪しくなった時に日経平均に連動するダブルのベア型ETFを買います。保有株には出来高が少ない小型株が多く、売れなかったり、予想以上の安値で売れたりするリスクが大きいためダブルのブル型でヘッジをするのです。そして下げが止まり落ち着いた時にETFを売却します」(今亀庵さん)

 このように、ベア型ETFを使えば、保有株を売ることなく下落相場でも耐えることができるのだ。

明確な下落トレンドほどキレイな動きに!
ボックス相場に移行したら売却するのが正解

 ここで実際のベア型ETFの動きを確認してみよう。上のグラフを見て欲しい。これは、日経平均、日経平均のベア型ETF、日経平均のダブルベア型ETFについて、2015年12月3日の終値を100とした2016年2月末までの推移を表している。

 3つの値動きを見てみると、日経平均の下落に対して、ベア型ETFはほぼ同じ率で上昇、ダブルベア型ETFは約2倍の上昇となっている。これを見れば、ベア型のメリットが一目でわかるはずだ。ベア型ETFを使えば、日本株全体の下落にも耐えられることがわかったとして、使い方においての注意点はないのか。

 ベア型だけでなく、指数が上昇すれば上がるブル型も含め、ブル・ベア型に共通して言える注意点がある。それは、指数が上昇なら上昇、下落なら下落というようにはっきりと一方向へのトレンドが出ている時には仕組み通りの値動きになるが、ある一定の値幅の中での横ばいなどトレンドがはっきりしない相場になった時には、値動きが連動しなくなることが起こる点。

 ここで前述の今亀庵さんのコメントを読み返してみて欲しい。今亀庵さんも、日経平均が下落しているうちはベア型ETFの保有を続けていたが、下落が止まって株価が落ち着いた時点ではベア型ETFを迷わず売却。今亀庵さんもブル・ベア型の注意点をちゃんと守っているのだ。

 この先再び日本株の下落が訪れた時にも効果的な対処法として、ベア型ETFは威力を発揮するはずだ。

 こうした、ベア型ETFを使うことで、日本株全体の急落局面での保有株の下落に耐え、しっかり利益をあげることができるのだ。
 

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