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俺様社員の取扱説明書
【第9回】 2010年8月6日
著者・コラム紹介バックナンバー
内田和俊 [SYPシステム専属専任講師]

意地悪をされて嘆くだけでは成長しない
そこからどう動くかで親密度が決まる

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ゴールデンエイジに何を教えるか

 ビジネスにおけるゴールデンエイジ(入社1~2年目)には、業務の具体的な内容(「やり方」や「方法」)はもちろんのことですが、その前(または、それと同時)に「あり方」「心構え」「あらゆる業務に共通する基礎知識」といったビジネスの基本や常識も教える必要があります。

 なぜなら、この時期にこれらを教えないと取り返しがつかなくなるからです。

 ある程度、入社年数の経った社員に、これらのことを教えても手遅れです。もう簡単に修正がきく年齢ではありません。

 また、これらの基本や常識は、今後、部署が変わっても、支店が変わっても、担当するエリアが変わっても、職種が変わっても、また会社が変わったとしても通用するものです。

 以降では、ビジネスにおけるゴールデンエイジに身につけるべきポイントを説明します。

入社後数年は試されている
時期であることを自覚させる

 入社してしばらく(少なくとも数年)は、社内の人たちからも、社外の人たちからも「試されている時期」にあるということを若手社員に教えてください。これを知らないと、ちょっと嫌な目にあったり試練にぶつかると、その人を怨んだり、すぐにあきらめてしまったり、腐ったりしてしまいます。

 運よく希望の部署に配属され、意気揚々と出社しても、始めの頃は資料の整理をさせられたり、コピーやホチキス止めなどの雑用ばかりを頼まれたりします。

 これらを通じて、仕事の流れや職場の人間関係などを学ぶ時期なのですが、彼らにはそう認識できていない人が多いようです。

 ですから、上司である皆さんが、そういう時期にあることを教えてほしいのです。

 一事が万事です。単純な作業ひとつ見ても、彼らの「人となり」がわかってしまいます。

 この時期、周囲の人たちは、アウトプット以上に、日々の何気ない言動や業務に取り組む姿勢を見ています。

 そのときそのときのひとつひとつの対応が、「真実の瞬間」であり、その些細な言動に、その人の本性や人柄が現れているからです。

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内田和俊 [SYPシステム専属専任講師]

1968年生まれ。早稲田大学法学部卒。人材育成コンサルタント、PHP認定ビジネスコーチ上級。人材育成を専門とし、多くのクライアントと関わる。 2002年、東京国際フォーラムで開催された日本コーチ協会全国大会では、日本で成功した4人のパイオニア的コーチの1人に選ばれ、講師・パネラーをつとめる。現在、主に一部上場企業の幹部社員を対象にした社員研修やコンサルティングを実施。1年間で約1万人に集合研修、500人に個人セッションを行っている。研修実績は、三菱重工業、明治安田生命、新日本石油、NTT東日本、ライオン、あすか製薬、キャタピラージャパン、大鵬薬品、ソフトバンクテレコム、三菱マーケティング研究会、東京消防庁など100社以上。
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