「自分を変える方法」「自分を大きく成長させる方法」など自己成長にまつわる、ありとあらゆる情報が世の中に出回っています。
僕もダメダメサラリーマンから「一発逆転」したいがために、いろんな情報に触れてきましたが、その内容はみんな複雑で難しい。とても「偏差値30」の僕のようなおバカには、理解できるものがありませんでした……(涙)。
今から約6年前、「輸入車系の商社」に営業職で新卒入社するも、全く成績が出ずに工場での出荷作業を担当させられてました。当然、毎日やる気ナシ。
「こんな状態では本当に腐ってしまうぞ」と悩んでいたある日、工場での仕事を終えて、家に帰り、コーラとポテトチップスを食べながらテレビ番組を見ていると、ある料理研究家の人がこんなことを言ってました。
「今のみなさんの体は、1ヵ月前に食べたもので作られているんですよ」
たしかこんな内容だったと思います。
このコメントを聞いたとき、僕は「ハッ!」と閃きました。
「1ヵ月前に食べたもので今の体が作られているってことは、仕事で成果が出ないダメな自分を作り上げているのは、これまで自分がチョイスしてきた選択肢の積み重ねなんじゃないか?」
何か胸につっかえていたものが、「ガコン」と大きくはずれた瞬間でした。
「そうだ、自分を大きく変えたかったら、今までチョイスしてこなかった選択肢を意識的に選べばいいんじゃないか? 自分の体を変えるために食生活を変えるのと、まったく同じだ!」
「これはイケる!」と、瞬時に確信しました。
なぜなら、「選択肢を変えるだけ」だったら、今までずっとAを選んできたのを、Bにするだけ。これなら学歴や資格、専門スキルなどの、「能力」は一切必要ありません。超カンタンです。これならさすがに「おバカな自分でもできる!」そう思ったのが大きかったのです(笑)。