最近、四季が曖昧になり季節感が失われつつある……そんな日常に、改めて季節感を取り戻すことができる書籍『季節の兆しカレンダー』。草花や鳥、虫、空模様、行き交う人が着ているものや、ことば、家のなかに現れる「季節の兆し」を、二十四節気・七十二候に沿って紹介しています。なかには「運がよくなってきているサイン」や、季節ごとに行うといい開運法も多数紹介しています。今回は、Drコパさんに追加で伺った開運法を紹介します。
冬至は運気の転換点
21日、本日は冬至です。
冬至は、一年で最も昼が短く夜が長い日で、翌日からは、再び少しずつ日が伸びていきます。衰えていた太陽の力が復活するので、「一陽来復」とも呼ばれる縁起のよい日です。
冷え込みは厳しい時期ですが、野ではうつぼ草が芽を出し始めます。続いて、水辺では大型の鹿が角の生え変わり時期を迎えるとされ、里でも雪が積もった地面の下で麦が芽を出すでしょう。あちらこちらに、早くも春の兆しが現れてくる時期です。
そんな冬至の日、湯船に柚子の実を浮かべる風習は「湯治」「融通がきく」の語呂合わせとの説があります。
浸かると邪気払いになるとされ、冷えて風邪をひきやすい冬にはぴったりの風習です。
ぜひ、昔の人にならい、柚子湯に浸かって、体を温めましょう。昔の人の知恵や風習のほとんどは、開運につながっていますよ!
また、冬至は一年で最も夜が長く、陰のパワーが最強の日。
貯まる、蓄える力が強いので、この日から財布を使い始めたり、貯蓄をしたり、新しいジュエリーを身につけたりすると、お金や運気が貯まって、幸せのもとになりますよ。
『季節の兆しのカレンダー』では、季節感を日々の生活のなかに取り戻すために知っておきたいことを500個以上も紹介しています。季節感は、意識しなければどんどん日常から失われていってしまいますが、草花や鳥の声、空模様に目を向け、昔から季節と運気の変わり目とされる二十四節気・七十二候、節句などに開運行動をすることで、暮らしは物心ともに豊かになります。季節の兆しのなかに隠れている「幸運があなたに訪れているサイン」は他にもあります。ぜひ、探してみてくださいね。