ダイヤモンド社の雑誌

知識労働者は組織を通じて成果をあげなければならない

成果をあげることは、新入社員であろうと中堅社員、経営幹部であろうと、彼ら自身の自己実現のための前提だという。しかし知識労働者たる者は、組織において、自らをマネジメントしなければならない。

(第186回/2010年03月15日)

経営幹部よ外へ出よ! そして顧客を知れ!

ドラッカーは、経営幹部に対する最も有効な助言は、休暇を取ったセールスマンに代わって顧客を訪問することだという。あるいは、店先に立って客の相手をすることだという。

(第185回/2010年03月08日)

現代の組織は知識の専門家によるフラットな組織である

いまや先進国では、あらゆる組織が、専門家によって構成される知識組織である。そのため昔と違って、ほとんどの上司が、自分の部下の仕事を知らない。

(第184回/2010年03月01日)

逆境のとき趣味を超えた第二の仕事が大きな意味をもつ

知識労働者には、いつになっても終わりが無い。文句は言ってもいつまでも働きたい。とはいえ、30のときには心躍った仕事も、50ともなれば退屈する。ドラッカーは、問題の解決には3つの方法があるという。

(第183回/2010年02月22日)

経営者にとって真摯さほど重要なものはない

好むと好まざるとにかかわらず、経営者は、共に働く人たちの範となることが求められる。さらには、社会を構成するあらゆる人たち、やがて社会の担い手となる若い人たちの範となることが求められる。

(第182回/2010年02月15日)

マネジメントで社員の幸せと企業の存在意義が決まる

マネジメントとは、まぎれもなく、産業社会における主導的な存在である。マネジメントが主導的な機関として出現したこと自体が、人類史上、画期的な出来事である。

(第181回/2010年02月08日)

貢献を考えることによって個人も組織も成長する

自らの果たすべき貢献を考える者は、部下が果たすべき貢献についても考える。あなたに期待できることは何かと聞く。こうして本当のコミュニケーションが行なわれるようになる。

(第180回/2010年02月01日)

変化に自らの強みをマッチさせればチャンスになる

すでに起こっていることは何かとの問いに対する答えが、企業や産業にとっての可能性を明らかにする。しかし、その可能性を現実へと転化するには、自らの強みを、そこにマッチさせることができなければならない。

(第179回/2010年01月25日)

認識の変化がイノベーションの機会となりビジネスを起こす

コップに半分入っていると、コップが半分空であるとは、量的には同じである。だが意味は違う。とるべき行動も違う。世の中の認識が、半分入っているから半分空であるに変わるとき、イノベーションの機会が生まれる。

(第178回/2010年01月18日)

継続学習! 成人が学校へ戻ることが常識になる社会

人は、人生のいかなる段階にあろうと、さらに高度な知識労働への道を開くことができなければならない。そして社会は、年齢にかかわりなく、いかなる人をも受け入れなければならない。

(第177回/2010年01月04日)

自らに課せられたそれぞれの使命を果たすことが企業の存在理由となる

経営者とは、組織の召し使いである。したがって、経営者にとって最大の責任は自らの組織に対するものである。本業において社会に貢献することである。

(第176回/2009年12月28日)

なにびとも景気をコントロールすることはできない

国家とその政府の仕事は、通貨を安定させ、税を低く抑え、節約と貯蓄を奨励することによって、経済発展のための「気候」を維持することであるとされていた。

(第175回/2009年12月21日)

仕事には時間を無駄にするものがたくさんある

仕事には、時間を無駄にするものがたくさんある。得意先からの電話に「出られない」とは言えない。日曜ゴルフの話であろうと、娘が希望の大学に入った話であろうと、得意先の話には耳を傾けなければならない。

(第174回/2009年12月16日)

なにかを成し遂げるためにフィードバック分析で自己の強みを知る

人類の歴史において、ほとんどの人たちにとっては、自己の強みを知ったところで意味がなかった。生まれながらにして、地位も仕事も決まっていた。

(第173回/2009年12月07日)

企業の精神はどのような人たちを昇進させるかで決まる

ドラッカーは、組織において真に力のあるコントロール手段は、人事の意思決定、特に昇進の決定だという。それは組織が信じているもの、望んでいるもの、大事にしているものを明らかにする。

(第172回/2009年12月03日)

目標管理を導入せずして組織の円滑なコミュニケーションはない

耳を傾けることは上の者が下の者の言うことを理解できて初めて有効となる。ところがドラッカーは、下の者は当然のことながら、上の者であってもコミュニケーション能力を持ち合わせているとは限らないという。

(第171回/2009年11月18日)

仕事の多くはたとえわずかな成果でもまとまった時間を必要とする

仕事の多くは、たとえごくわずかの成果をあげるためであっても、まとまった時間を必要とする。こま切れでは意味がない。なにかを伝えるには、まとまった時間が必要だ。

(第170回/2009年10月22日)

NPOに学ぶ使命・訓練・責任この三要素の重要性

かつてNPOは、ボランティアは無給だから指示ができないと言っていた。事実、ボランティアの多くが、管理的な仕事や専門的な仕事に従事する高度の教育を受けた人たちだ。

(第169回/2009年10月20日)

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著者プロフィール

上田惇生
(立命館大学客員教授 ドラッカー学会代表)

ものつくり大学名誉教授、立命館大学客員教授、ドラッカー学会代表。1938年生まれ。1961年サウスジョージア大学経営学科留学、1964年慶應義塾大学経済学部卒。経団連会長秘書、国際経済部次長、広報部長、財団法人経済広報センター常務理事、ものつくり大学教授を経て、現職。

この連載について

マネジメントの父と称されたドラッカーの残した膨大な著作。世界最高の経営学者であったドラッカーの著作群の中から、そのエッセンスを紹介する。

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