さる1月10日、筆者は「インデックス投資ナイト」というイベントに、パネルディスカッションの出演者として参加した。
このイベントは、日頃から投資信託に興味を持つブロガーたちが構想し、えんどうやすゆき氏というブロガーが中心となり、都内の居酒屋型のイベント会場を借り切って行なわれた。収容120人の会場だが、前日にチケットが完売し、当日は満席だった。
挙手によるアンケートでは、参加者の7~8割がすでにインデックス投資を行なっているようだった。参加者の年齢は、他の投資関係の集まりに比べて、30代、40代の方が明らかに多かった。
個別株投資家が必ずしも行儀が悪いと言いたいわけではないのだが、インデックス投資家たちは、明らかに「特別に」行儀のよい集団だった。
主催者によると開場前に列ができていたのだが、開場されると、いい席を求めて思い思いに走り出すのではなく、奥から順に整然と着席したのだという。30数人が参加した二次会の集合解散、それに会計の様子なども整然としていた。
インデックス投資の話でどう盛り上がるのか、心配する読者もおられようが、インデックス投資家は運用商品の優劣や、運用の方法にこだわりを持っているので、会場との質疑も含めて、パネルディスカッションは時間が足りないくらいのものだった。
会の後半は「rennyの備忘録」という投資を扱う有名ブログが主催した「投信ブロガーが選ぶファンド・オブ・ザ・イヤー2008」の発表があった。