2015.6.12 メーカーの“囲い込み思想”で日本のIoTが取り残される なぜ日本のIoTがうまくいかないのかを考察するシリーズ最終回。スマートハウスやテレマティクス、業務システムの事例を元に、日本の機器が“つながらない”理由と、これからの時代における「標準」の決定的重要性を解説する。
2015.6.11 IoTでは「システム」が価値を生む 日本企業の「ハード重視」は危険 IoTの本質には、「進化する機器」に加え、「製品の部品化」そして「統計化」がある。重要になるのはシステムを握ること、データを活用したサービス型ビジネスに転換することだ。日本企業はその重要性を理解しているのか。
2015.6.10 日本製造業の優位性を奪う「デジタル化」の脅威 IoTの本質と、日本企業に与える影響を考察するシリーズ。今回は、名だたる米国企業が「オープン・イノベーション」戦略を取った理由、そして日本企業が同じ戦略を取れず、追い込まれる結果となった理由を解説する。
2015.6.9 このままでは日本のIoTはガラパゴスになる 話題のIoTだが、このままでは日本は後れを取ることになりかねない。なぜそうなるのか。まずはIoTの発端でありエレクトロニクス分野で日本企業を追い込んだ「オープン・イノベーション」戦略について解説する。
2015.4.22 起業で仕事は100倍楽しくなる!リスクを恐れず未来を創ろう 経産省官僚のキャリアを投げ打ち、電気自動車のベンチャーを起業した筆者。日本では、リスクを取って起業する人がまだまだ少ない。だが筆者は起業して仕事が100倍楽しくなった。将来が不安と言うのはもうやめよう。能動的に取り組めば、「小さな未…
2015.4.8 “他人の金は使っちゃえ思想”がベンチャーバブルを生む アベノミクスによって、ベンチャー企業の資金調達は行いやすくなっている。だがその一方で、売り上げのない企業がもてはやされる「ベンチャーバブル」や、補助金付けの「ゾンビベンチャー」も現れ始めた。
2015.3.25 遅い乗り物が面白い!「ななつ星」が見せた新しい価値 北陸新幹線が話題だが、別の面で「鉄道は面白い」と感じている。「ななつ星」の人気は、単純な“乗り物”からの脱皮の象徴ではないか。他にも同様の例はある。これからの時代、面白いのは“遅い乗り物”だ。
2015.3.4 起業するなら日本!再び“モノづくり”の時代が来る 日本でモノづくりでの起業は大変だ、と言われる。だが、今こそ日本の出番だ、と言いたい。技術革新によって新しいモノづくりの環境が整いつつあり、さらに日本には、他国にない巨大な基盤があるのだ。
2015.2.18 超小型電気自動車で「道を街」に変えてしまおう 経産省官僚というキャリアを投げ打ち、ベンチャー企業を立ち上げた筆者。今回からは、超小型の電気自動車というビジネスになぜ挑戦するのか、それによって何を実現したいのか述べていく
2015.2.4 大学“発”ではなく大学“着”ベンチャーこそ正しい姿 大学や公的研究機関に、ユニークな新事業の種があることは間違いないが、現状の我が国のベンチャー企業育成の政策では、研究者がベンチャー経営者になることを奨励している。それは正しい姿なのだろうか。
2015.1.21 “天落”から転落?起業家を追い詰める“サラリーマン優遇型”社会保障制度の弊害 “天落”奮闘記も今回で4回目を迎えることとなった。今回は、“天落”ならぬ転落ではないが、筆者自身の失敗体験を織り交ぜながら、役人から起業家へシフトする上で体験したことをご紹介したいと思う。
2015.1.7 韓国は日本にとってのシリコンバレーだった!?“甘えムラ社会文化”ではイノベーションは起きない 「イノベーション」という言葉はさまざまな場面で使われるが、筆者は世間でこの言葉がどのように捉えられ、使われているのか気になっている。多くの場合、他力本願な、現実逃避のための言葉に感じてならないのだ。
2014.12.24 起業は肩書き無しの“素の自分”をさらけ出す鏡 リセットの機会は多様性のある社会の基礎となる 本連載は経産省を退官してベンチャー企業を立ち上げた筆者が、経営者としての体験とともに、日本の構造的な問題などについて語っていく。第2回では、起業するまでの心境の変化と、起業する過程で見えてきた周囲との関係についてご紹介したい。
2014.12.10 なぜ経産省を辞めて“天落”人生を選んだのか “集合住宅型”国家プロジェクトの限界 2014年7月15日、15年間勤務した経済産業省を退官した。「“天落”奮闘記」の第1回では、なぜ筆者がこういう気持ちになったのか、なぜ官僚のキャリアを捨てて、起業という茨の道を選んだのかを述べてみたい。
2014.11.28 規制緩和万能・市場原理主義の間違い 「公民連携」が真の国際競争力を生む航空機産業が示唆する日本の産業界の課題(最終回)――rimOnO代表(元経済産業官僚) 伊藤慎介 航空機産業&日本の産業界の課題を考えるシリーズの最終回。航空機の安全性を審査する航空局と航空機メーカーの関係を観察すると、市場原理主義一辺倒は間違いで、「公民連携」が真の国際競争力を生む姿が浮かび上がる。
2014.11.21 いかにして航空機エンジンメーカーは顧客のロックインに成功したか 航空機産業が示唆する日本の産業界の課題(2)――rimOnO代表(元経済産業官僚) 伊藤慎介 航空機産業が示唆する課題の第2回は、ITとサービス機能強化でビジネスモデル間でも変え、巧みに顧客のロックインを実現した欧米の航空機エンジンメーカー3社の取り組みを紹介したい。
2014.11.14 新規参入者を助けるものが市場を制する 50年ぶりの国産旅客機開発を機に考える航空機産業が示唆する日本の産業界の課題(1)――rimOnO代表(元経済産業官僚) 伊藤慎介 去る10月、50年ぶりの国産旅客機MRJが初めてその姿を披露したが、これはほんの出発点に過ぎない。ここでは日本の航空機産業が抱えている問題が、他産業にも十分通じる一般的な問題であるという視点で、航空機産業を論じてみたい。
2013.11.29 生活者に合う“ノリモノ”を業界は生み出せるのか?謎のイベント「モビリティジャム」企画者の声【後編】――モビリティジャム実行委員会 伊藤慎介 11月30日(土)、12月1日(日)の二日間、東京お台場メガウェブで「モビリティジャム」。自動車業界の未来と超高齢化社会に突入した日本に必要なノリモノは何かを考えるイベントだ。開催に関わったキーマンたちの声を紹介する。
2013.11.22 モーターショー裏イベント「モビリティジャム」 事業家やレーサー、官僚が手弁当で企画した背景【前編】――モビリティジャム実行委員 伊藤慎介 11月30日(土)、12月1日(日)の二日間、東京お台場メガウェブで「モビリティジャム」が開催される。この期間は東京モーターショーとも重なる。そんな時期にあえて、なぜ開催するのか。インタビュー形式での有志の生の声とともに紹介したい。