スイスのマニュファクチュール“ヴァシュロン・コンスタンタン”のタイムピースは、ムーブメントから文字盤に至るまでのあらゆる部分において美術工芸が見事に組み合わされている。そのブランドを象徴するトノー型ケースを採用した「マルタ」コレクションは、手首のカーブにぴったりフィットするよう湾曲したミドルケースの輪郭もまた独特のカーブを描くデザインが特徴。このコレクションに、新たに2つのピンクゴールド・モデルが加わった。「マルタ・ムーンフェイズ・パワーリザーブ」(405万円/税抜き)は、サンドブラスト仕上げのシルバートーン文字盤は、12時と6時にマルタコレクションの特徴の一つであるローマ数字を配し、アワーマーカーで区切った控えめなデザイン。同ブランド完全自社開発・製造の手巻きムーブメント、キャリバー1410ASを搭載し、アストロノミカル・ムーンフェイズの名で知られるムーンフェーズ機構には、極めて正確な輪列が組み込まれており、修正は122年に1度しか必要としない。「マルタ・トゥールビヨン・スケルトン」(2257万5000円/税抜き)は、プラチナ・モデル同様、2014年に開発されたトノー型のトゥールビヨン・ムーブメント、キャリバー2790 SQを搭載。マルタ十字を象った存在感のあるトゥールビヨンが、全て手作業によるエングレービングで作り出された立体的なモザイクを際立たせている。シルバートーンのリング状フレームで縁取った文字盤に立体的なバトン型インデックス11本と12時位置に18k ピンクゴールドのローマ数字を配置。これら2つのモデルは、共にジュネーブ・シール取得。(ヴァシュロン・コンスタンタン TEL:0120-63-1755)