人事・総務・管理職が若手社員の食事をサポートするには
 

 人事・総務・管理職は若手社員が自ら食事に気を遣うきっかけづくりを意識してください。

 まずは、入社時から社員の食事風景に少しでも目を向けます。これにより、きちんと食事していないのではないかと気付いたときに、その原因がストレスによるものなのかを推し量るヒントになります。入社時から気にかけることで最近の変化なのか、昔からなのかが見分けやすくなります。

 また、冬にかけては、前述のAさんのように、デスクでコールドミールばかり食べている若手社員に対しても、「温かいもの食べて温まろう」などのちょっとした声掛けをしてみましょう。温かいものは胃腸の血流を促し、副交感神経を活性化して気持ちをリラックスさせるので、食事の度に一品でも良いので摂るようにしましょう。また、食欲は、香り、味、視覚、温度など五感で感じる刺激だけでなく、食事をする際の会話や雰囲気、さらにはこれまでの食体験にも関係します。鍋料理は年末年始のテッパンですが、温かい料理を囲んでリラックスしつつ、会話の中から若手社員の様子を知ることも大切でしょう。

 さらに、オフィスに常備する飲み物について考えてみるのもよいのではないでしょうか。コーヒーマシーン以外にもウォーターサーバーを置いたり、麦茶などノンカフェインのお茶を取り入れ、若手社員の限られた食費が飲み物代にとられることがないようにサポートすることも必要だと思います。