週明けの為替はドル/円、クロス円とも、週末行われたG20金融サミットへの失望売りとされ、いわゆる「ギャップオープン」の急落でスタートしましたが、その後はすぐに反転しました。
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これは、G20が失望される内容ではなかったということでしょうか。それとも、やはりG20は失望される内容で、これから「G20ショック」によりドル安値更新、90円割れに向かうということなのでしょうか。
100年に一度のことが起こっているとされる中だから何が起こるかわかりません。しかし、これまでの常識からすると、今回のG20で大した成果があったわけではなくても、すぐに90円割れへは向かわないと思いますが、果たしてどうでしょうか?
「G20ショック」の不安も
相場はG20前に決まっている?
今回のG20のような国際金融関連の大きなイベント後の相場は、イベント前に先取りされていることが少なくありません。簡単な言い方をすると、G20後に大相場になるかどうかは、すでにG20前に決まっているということです。
さて、その観点で今回の相場を見ると、G20前週のドル/円は98円台前半でスタートし、一時95円割れへドル急落となったものの、週末には97円台までドルが値を戻す展開となりました。この前兆が示しているのは、今週一段とドルが急落することはないということではないでしょうか。
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