ホンダ新型N-BOX、「軽の王者」は果てしなく人と生活にやさしいN‐BOX G・Lーボ・ホンダセンシング(FF)価格:7CVT169万円5600円 ホンダセンシングは衝突被害軽減ブレーキ/車線維持支援システム/アダプティブクルーズコントロールなど10種の安全運転支援機能

法制上の規格サイズをいかにして有効に活用するか。Kカーはアイディアの宝庫。セールス好調のホンダN‐BOXが2017年12月21日にフルモデルチェンジした。ニューモデルの室内スペースはいっそう広くなり、スライドシートが採用された。そして、最大の話題は10種の機能を有した安全運転支援システムと軽量ボディ。カントリーから都会まで――、シニアから若者まで、カップルからファミリーまで。グーンと実用性が向上した。年齢問わず使い勝手がいい便利なKカーが誕生した。

全車に安全装備ホンダセンシングが標準化

 ベストセラーKカー、ホンダN-BOXが2017年12月21日にモデルチェンジした。2011年11月にデビューした1stモデルは、12年、13年、15年、16年度のKカー販売台数1位に輝き、シリーズ累計で107万台以上をセールス。ホンダの主力モデルである。2ndモデルは、「人に寄り添い、毎日を豊かに変える」という「N for LIFE」をコンセプトに開発された。内外装をはじめ、エンジンとプラットホームを一新し、全車に安全装備ホンダセンシングが標準化になるなど装備品が充実した。

 ラインアップは、標準シリーズと、スポーティなカスタム・シリーズで構成。エンジンは自然吸気(58ps)とターボ(64ps)の2種。ボディタイプはリアドアがスライド式の5ドアHB。新型は従来の前席ベンチシート仕様に加え、助手席が前後に570m/m移動調整できるスーパースライドシート仕様を新設定した。ボディカラーは、標準シリーズがモノトーン10色、2トーン4種の計14タイプ。カスタム・シリーズはモノトーン7色、2トーン5種の計12タイプ。駆動方式はFFと4WD。