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CAR and DRIVER
日産「新型エルグランド」に乗って分かった〈得手・不得手〉、乗り心地で気になった「バタつき」とは?【試乗記】
昨年秋に開催されたJMS(ジャパン・モビリティ・ショー)の日産ブースで話題となったエルグランドが7月に発売された。注目の要因は、「エルグランド復活!」に他ならない。1997年登場の初代と2002年の2代目はかなりの人気だった。それだけに今回のフルチェンジは話題大となる。今日アルファードやヴェルファイアが席巻するラージサイズのラグジュアリーミニバンだが、当初はエルグランドがこのクラスを開拓。まさに象徴的な存在だった。だが2010年に3代目に移行して以降、シェアがシュリンクしていたのはご存じのとおりである。

「2.7トンの巨体」なのに!?ボルボの電動SUV「EX90」の静かでなめらかな走り【試乗記】
XC90クラスのBEV版であり、ボルボの新たなフラッグシップSUVとなるEX90が、ようやく日本に導入された。実は海外では2024年にデリバリーされていたのだが、日本ではカジュアルなEX30が先行した関係もありこのタイミングになった。だが待たされた甲斐あって今回のEX90は、800Vのアーキテクチャーを採用するなどかなり大がかりな変更を受けた最新版だ。

たった15分の充電でそんなに走れるの?BMW iX3の「圧倒的な航続距離」
iX3はBMWが提唱する次世代コンセプト「ノイエ・クラッセ」の第1弾。1960年代に登場し現在のBMWの方向性を決定した往年のノイエ・クラッセの志を継承したオールニューBEVである。iX3は第6世代のeDriveテクノロジーを全面的に導入。最長906kmの一充電航続距離を実現し、わずか15分で約395km走行に相当する充電が可能。もちろん電池とモーターも全面刷新されている。志は“駆け抜ける歓び”の再定義。その走りはドライバーを虜にする。

「実質200万円以下」ってマジか…BYD・ラッコの性能がお値段以上だった
ラッコは「未来の軽を、ちょっとお先に。」をキャッチコピーに上陸したBEV。魅力は先進技術とユーティリティの融合。専用設計の“X-PACK(充放電一体型構造)”と“CTB(セル・トゥ・ボディ)”により高効率と強靭さを追求し、販売主力の300シリーズは345kmの充電航続距離(WLTCモード)を実現した。両側電動スライドドアなど装備は充実しており車両保証は6年/15万km。まさに話題満載のニューカマーだ。

こりゃ見事だわ!スズキ・eスカイ、伝統を受け継ぐ「漢字5文字」の高性能
期待の軽BEV、eスカイの市販プロトが登場した。eスカイはすでに軽自動車を愛用しているユーザーをターゲットにしたナチュラル指向。あえて先進イメージをアピールせず、カジュアルな「日常使いをカバーする生活の足」を目指している。キャッチコピーは「Easy to Switch」。個性はスズキならではの「小・少・軽・短・美」の思想で高効率を追求した点。交流電力消費率はBEV最高の97kW/km、航続距離は310km。青空が似合う爽やかな新顔である。

アウディA5シリーズにクワトロ登場!S5に匹敵する「圧倒的な加速性能」とは
アウディA5シリーズに、PHEVモデルのTFSI e-hybrid quattroS lineが追加された。今回のA5 TFSI e-hybridは、アウディ初のPHEVモデル、2015年日本導入のA3スポーツバックe-tronや、2023年日本導入のフラッグシップモデルA8 60 TFSIe quattroなど歴代PHEVモデルから明確に進化。アウディが掲げる“技術による先進(Vorsprung durchTechnik)”を具現化した存在へと成長した。

「日産、やってくれたな!」新型キックスに乗って驚いた「想像以上の進化」【試乗記】
期待のモデル、日産キックスがデビューした。商品コンセプトは、「大人の“遊び心”を刺激するクルマ」。あらゆるシーンで活躍するRobust(堅牢)&Versatile(多用途)なSUVを目指している。コアバリューは次の3項目。

こりゃ賛否が分かれそうだ…大進化したアウディ・Q3の「ある仕様」
アウディQ3シリーズがモデルチェンジした。Q3は2011年の初代モデル以来、全世界で累計200万台以上販売されてきた人気モデルだ。新型は2020年以来、約6年ぶりのフルモデルチェンジとなる。第3世代となるQ3シリーズは、デザイン、デジタル機能、効率性のすべてにおいて大幅に進化した。

フェラーリ 849テスタロッサ「562万円上乗せ」でもスパイダーを選ぶべき理由
栄光の名称「テスタロッサ」を名乗る849テスタロッサ・スパイダーは、マラネッロの歴史を象徴する最新フラッグシップオープン。1956年誕生のレーシングスポーツ500TRの70周年を祝うメモリアルモデルであり、従来のSF90の後継となるフェラーリ・パイロットカーの頂点に位置する。ルーフは開閉時間わずか14秒のRHT構造。オープン時は風とサウンドがキャビンに届く。もちろんパフォーマンスは超一級。V8ツインターボと3モーターで構成するPHEVシステムは総合パワー1050psを誇り、トップスピードは330km/hに達する。849テスタロッサ・スパイダーは、まさにドライバーに“特別な時間”を約束する究極の跳ね馬。大西洋に浮かぶスペイン領テネリフェ島で魅力を体感した。

ボルボ「XC40」と「EX30」の決定的な違い
ボルボのハイコンパクトSUV、XC40に再び注目が集まっている。俳優の杏さんを起用したテレビCMがスタート。デビュー9年目を迎える現在も販売は好調で、日本ではボルボ全体の30%以上を占めるベストセラーの座を守っている。C40は2018年にデビュー。その高い完成度が評価され“2018年 欧州カー・オブ・ザ・イヤー”を受賞するとともに、“2018-2019日本カー・オブ・ザ・イヤー”にも輝いた実力車だ。ちなみに日本カー・オブ・ザ・イヤーは、前年のXC60に続いての受賞だった。

「何この心地よさ…」新型C5エアクロス、乗るほど癒されるワケ【試乗記】
最新のC5エアクロスは、シトロエンのフラッグシップ。「シトロエン史上でもっと広く快適で、ハイテクなSUVを作る」というコンセプトから誕生した。ひと足先にデビューした欧州市場での評価は上々で、「2026欧州カー・オブ・ザ・イヤー」の7ベストカーに選出され、販売も順調という。

1.2Lエンジンでも非力じゃない!プジョーの7人乗りSUV「5008」が生み出す“重厚な走り”【試乗記】
3008と並ぶプジョーの最上級モデル、新型5008の販売がスタートした。5008は、3008をベースに3列シート/7名乗りモデルに仕上げたSUV。ホイールベースは3008比で170mm延長され、4810×1895×1735mmの堂々たる体躯を誇る。とはいえメカニズムや内外装のイメージは基本的に共通。それゆえ、3008で界隈を驚かせた[Panoramic i-Cockpit]と呼ぶインテリアデザインもそのまま踏襲している。この点が、まずはポイントだ。

そりゃ伝説になるわ…ランボルギーニをスーパーカーにしたミウラが60年経っても特別なワケ【試乗記】
ミウラはランボルギーニを“スポーツカー・メーカー”から“スーパーカー・メーカー”へと躍進させた名車である。珠玉のV12ユニットをミッションと一体化して横置きするという斬新なアイデアで当時最新のミッドシップ・レイアウトを実現。レーシングカーのように走り、しかもロードカーとして成立する新たな高性能車(=スーパーカー)の世界を拓いた。2026年はミウラ誕生60周年。ミウラはランボルギーニにとってどんな存在であり、何を残したのか。西川淳氏が進化版のSVを走らせ、改めて問い直した。

ホンダ「シビックe:HEV RS」と「プレリュード」の決定的な違い
2021年に登場した現行シビックe:HEVを初めてドライブしたとき、「これでマニュアルシフトができたらさぞかし楽しいだろう」と感じた。そして2024年にRSのガソリンMTが出たときには「このスポーティな走りを2ペダルで味わえたら、より間口が広がりそうだ」と思った。その欲張りな願いを叶えたのが、今回のe:HEVのRSである。

そりゃ人気が出るワケだ…トヨタ・RAV4が「受注殺到」「入手困難」になる当然の理由【試乗記】
RAV4は、SUVがまだオフロードを走るクルマとして認識されていた1994年に誕生。「アウトドアでも街乗りでも楽しい」新ジャンルのSUVという新たな世界を創造した。以来、30年以上続く歴史の中で、時代に合わせて変化するさまざまなライフスタイルに対応。世界中のユーザーに愛されてきた。6代目となる新型は、「Life is an Adventure」をテーマに、「どこへでも行けそう、なんでもできそう」という価値観を体現した新世代のSUVである。

「競合車とはだいぶ異なる」16年ぶり刷新の日産・エルグランド、乗ればわかる「3つの先進技術」の実力【試乗記】
新型エルグランドは最上級ミニバンの新たな選択肢。「大切な人たちとの遠出を楽しめる、プレミアムツーリングミニバン」をコンセプトに日産が持つ先進技術をフル投入。“乗る人すべてがくつろげる極上の快適空間”と“どこまでも走りたくなる運転の楽しさ”を追求した。注目は国内初導入の“第3世代e-POWER”、日産独自の電動駆動4輪制御システム“e-4ORCE”、そして路面をしなやかに捉える“インテリジェントダイナミックサスペンション”の統合制御。その実力を確かめた。

ホンダ・CR-Vが両立した「相反する要素」
6代目となる最新のCR-Vが街を走り始めた。1995年に登場した初代や2代目の頃には少々野暮ったい印象があったが、2006年デビューの3代目から雰囲気が変わり、都会的な洗練がプラスされた。ホンダの屋台骨を支える存在として「Comfortable RunaboutVehicle」という基本を継承しながら、サイズとスタイリッシュさを増していった。いまやグローバルでの累計販売台数は1500万台を超え、押しも押されもしないホンダを代表するワールドSUVである。

アルファロメオの新型「トナーレ」は宝の持ち腐れ?街乗りとワインディングで評価が一変した理由【試乗記】
アルファロメオが好調だ。2025年の販売台数はグローバルで前年比20%アップ、日本ではなんと43.8%もの伸びを記録した。フレッシュなコンパクトモデル、ジュニアの投入でブランドが活性化した結果である。メーカーは、この追い風をより確実なものとするため本腰を入れた。先日、ジュニアの兄貴分となるトナーレをマイナーチェンジ。さっそく日本にも上陸した。トナーレは昨年一部改良を受けたばかり。それを矢継ぎ早にリファインするとは力が入っている。それだけいまのアルファロメオは活気があるということなのだろう。

SUV全盛でも「ディーゼルワゴン」を選ぶ価値…VWパサートTDIで実感した「スポーティモデル並みの加速」【試乗記】
VWは、かつて失態を演じたとはいえ、ディーゼルのスペシャリストに違いない。パサートのTDIモデルに乗って、改めて実感した。ディーゼルエンジンは、膨張比が大きく低回転で大きなトルクを生み出し、少ない燃料で高い燃焼効率を発揮する優れモノ。トルクフルで経済的な点が大きな特徴だ。日常ユースで魅力を実感できるパワーソースの代表であり、ロングクルーズを好むユーザーに支持層が多い。

ホンダの小型EV「スーパーONE」が50代&20代男性をターゲットに据えるワケ【試乗記】
スーパーONE(Super-ONE)は、ホンダの軽・小型EVの第3弾。「ホンダが考えるFUNなEV」をテーマに開発された個性派である。この“ホンダの元気”を象徴するスポーツBEVを発売(5月下旬)前に千葉県の袖ケ浦フォレストレースウェイでチェックした。スーパーONEは、コンパクトサイズのBEVながらスポーツ性能を徹底追求した点が大きな特徴だ。
