3分のダンスでジャッジされる
モテる男と嫌われる男の見極め

 筆者は時々、男女ペアのラテンダンス「サルサ」を習いに行っているが、たった3分の踊りの中で「モテる男」と「嫌われる男」がはっきりと分かれることに気が付いた。しかも女性陣がNGをたった3分で叩きつける男は同一人物であるという衝撃的な事実がある。

 それはダンスの上手い下手はほとんど関係ないし、顔の美醜も背の高さもほぼ関係ない。一番重要なのは、そこに「優しさ(相手へのリスペクト)」があるかどうかだけだ。

 この踊りは男性、女性が互いに相手のことを思いやって動かなければ、楽しくはならないものなのだが、3分間の中で男性の「ジェンダー意識」がまさしく手を取るように分かってしまうところが面白い。

 つまり、女性を強引に引っ張ってみる、「自分がこう行きたいからこうする!」「女は自分に合わせるべきだ!」というような「根っこの思い」が如実に現れてしまう。

 そうなると女性にとっては、ダンスが苦行になってしまうので「想像力と思いやり」がない男性は一発で女性から嫌われるという展開が待っているのだ。

 逆にモテる男性の動きはこんな図式になる。

相手が嫌がることはしない
 ↓
こうすれば相手は動きやすいし自分も楽だ
 ↓
動きがスムースで無理がないので、お互いに楽しい
 ↓
信頼度が増す
 ↓
円滑なコミュニケーションを獲得する

 これは何もダンスに限った話ではない。相手のことを考えるという動作は、間違いなく「アモーレ偏差値」を押し上げることに繋がるので、恋人同士、夫婦、さらには人間関係全般でも相手との心地よい時間を得ることができよう。このパートナーを喜ばせるという動きは、実は自分にダイレクトに跳ね返ってくるものであり、上手くいけば、それが何よりも本人の自信になると考える。

 しかし日本の男性陣にはハードルが高いようで、「下手なダンスに付き合わされて30年」という妻からのいきなりの「三行半」宣言もよくある話なのだ。