武さんいわく、平日だろうが日曜だろうが、武さんが寝ていようがお構いなしで、毎日は「妻の時間割」通りに進んでいく。そのため毎朝、武さんの耳元では爆音掃除機が走り回るのだそうだ。

「『掃除機は毎日かけなくていい』『疲れているから静かに寝させてくれ』とお願いしても受け付けてもらえない。眠っているのに、シーツも剥ぎ取られて洗濯機の中ですよ」
「えっ!?それは大変」
「妻のキレイ好きなのはいいけど、何だかモデルルームみたいで…」
「武さんはどんな家がいいんですか?」
「多少、散らかっていてもいいから、もっとくつろげる家がいいんですよ」

 武さんとのこんなやりとりの中、気になるのが離婚決意の原因だろう。

“引き金”となったのは武さんが高熱を出した時。妻はベッドの真横でお構いなしに掃除機をかけ、「いつも通りに大音響を立てたから」だという。

「『この人には僕よりも大切なことがあるんだな』と思ったら、この先、弱っていくだけの
老後を一緒にやっていける自信がなくなった」と武さんはため息交じりに話す。

 家庭にも「ハンドルの遊び」は必要なのかもしれない。もちろん「家事をしなさ過ぎる妻」「怒り過ぎる妻」「依存し過ぎる妻」なども同じである。

「良い加減」の「塩梅」がわからない妻は、夫には「しょっぱいだけの存在」になる。

2.不機嫌な妻
不機嫌妻との別れを強く意識する
子どもの学費を払い終える頃

「自分の機嫌は自分でとって、人にとってもらおうとしない」

 お笑いコンビANZEN漫才のみやぞんさんが4月22日放送のテレビ番組でこう発言し話題になった言葉だが、女性は特に「誰かに自分のご機嫌を委ねる人」、言い換えれば一番差し障りがないと考える家族にイライラをぶつける人が多いように感じる。

 これはPMS(月経前症候群)という生理の約3~10日前から起こる、身体的・精神的な不調、つまりイライラが濃密に関係しているともいわれるが、PMSがなくなる年代に差しかかると、今度は“更年期”という問題が出て来て、これがまたイライラを引き起こす原因になることがある。

 こうした理由で女性の中には「イライラ」との付き合いが長い人がいるので、身近で接している夫の中には「妻=不機嫌」という等式を作る人も出て来るだろう。