副業で企画モノ女優をしている女性の多くは、地方出身の首都圏在住者。OLなどの本業だけでは経済的に厳しく、AVの仕事を月に1~2本入れることで「ギリギリ女子らしい生活が送れる」のだという。しかし、現実はそれすら厳しいようだ。

年収200万円の派遣OL
キラキラ女子に囲まれる憂鬱な日々

AVに出演した瞳さん(仮名)取材に応じる瞳さん(仮名)

 渋谷区に本社を構える、中堅IT企業に勤務する派遣OLの葉山瞳(仮名・27歳)も、そんな“副業企画モノ女優”の1人だ。

「本業の月収は、だいたい手取りで18万円前後。家賃とスマホ代を払ったら、ご飯を食べるだけの生活しかできない。これじゃ、何のために東京に出てきたか分からないじゃないですか」

 彼女は訴えかけるような口調でそう言うと、すぐに寂しそうにうつむいた。

 目鼻立ちのはっきりとした、どちらかといえば美人だが、どことなく地味で暗い雰囲気が漂う。女優歴は約1年半。本業の派遣OLの仕事は週4日勤務で、年収は200万円強だという彼女の暮らしぶりを聞いてみた。

「OLとしての仕事内容は、サイトの記事を入稿する作業です。社員の人から次から次へと送られてくる文章や写真データを、フォーマットに合わせて配置するだけ。慣れれば誰でもできる単純作業ですよ。毎日10時から18時まで、ひたすらパソコンに向き合うだけの退屈な仕事です。会社行って、帰って来て、冷凍庫にストックしてあるご飯をチンして食べたら寝るだけ。以前は、結構残業があって助かっていたんですが、最近は働き方改革っていうんですか。そのせいなのか残業がどんどん減っちゃって、貧乏になる一方です」