ドナルド・トランプ米大統領は28日、ゼネラル・モーターズ(GM)による複数の米工場の閉鎖発表を受けて、輸入車に対する関税発動の可能性について早急に検討していると明らかにした。トランプ氏はツイッターへの投稿で「この問題に関して、大統領は大きな権限を有する」とし、「GMの動向を受けて、いま検討中だ!」と述べた。トランプ政権は5月、国家安全保障への脅威を理由に、輸入車に対して最大25%の関税を課すべきか調査に着手した。政権が根拠としている法律に基づくと、商務省は来年初頭までに調査を完了することになっているが、詳しい時期については不明。当局者は最近、調査の完了、および調査を受けた何らかの決定は数週間以内にも行われる見通しだと話していたが、GMの工場閉鎖決定を受けて、日程が前倒しになる可能性もある。
トランプ氏、GM工場閉鎖で自動車関税「検討中」
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