米フェイスブックは29日、ニュース記事の宣伝を目的とした有料広告を政治広告アーカイブから除外すると発表した。ニュース各社は報道が有料の党派支援コンテンツと同じアーカイブに分類されていることにいら立ちを強めていたが、そうした慣行に終止符が打たれる。フェイスブックのプロダクト管理ディレクター、ロブ・レザーン氏は同社サイトへの投稿で、ニュース記事の広告を政治広告アーカイブに分類する判断は「複数の報道機関に問題視された」とし、新たな方針はジャーナリズム支援を目的としていると述べた。その上で「引き続きパブリッシャーやプラットフォーム、事実確認担当者と協力し、この分野での不正予防や透明性を向上させていく。そうすることでフェイスブックと広告主の説明責任は強化される」との考えを示した。