金運がよくなる方法
いまの私があるのは、人生の大事な局面で運、とくに金運に恵まれ続けてきたおかげです。
では、どうしてお金に愛されているのか。
株式会社シムラ(卸売・大阪府)の志村隆夫会長の奥さんは占い師で、誕生日を調べてもらったところ、稀に見る強運の持ち主だと言われました。
運のよさは生まれつきです。
ただ、このような忠告も受けました。
「お金やモノを独り占めすると、
逆に大きな禍(わざわい)が
降りかかるから
注意してくださいね」
じつはこのことは自分でも意識していました。
武蔵野の社員に実際の働き以上の給料を払っているのも、
これまで培ってきた経営ノウハウを会員に包み隠さず教えるのも、
独り占めするとロクなことがない経験則があったから。
運を引き寄せるために、自分なりに考え、
「できるだけみんなに分け与える」という習慣を実践してきた。
じつはお金に愛されるために実践している習慣は他にもいくつかあります。
これからその習慣を紹介していきますが、それらは私が経験則でやっていることであり、
あくまでもゲンかつぎのレベルです。
みなさんがマネしても、金運がよくなる保証はできません。
それを踏まえたうえで、本書を参考にして、使い倒してください。
☆ps.本書には、メガバンクの支店長も私も初めて見た、日本銀行印が入った、8000万円の札束=“座布団(ざぶとん)”が出てきます。なぜ、私は危険を冒してまで会社に取り寄せたのか。その雰囲気をご覧になりたい方はぜひ、第1回連載をご覧いただければと思います。