ロシアの指導者ウラジーミル・プーチン氏は、前回任期切れで大統領を退任した際には数年間にわたって首相を務めた。ロシア政府寄りのある活動家グループは、次の機会には違った方法をとることを考えている。それはプーチン氏を「皇帝」とすることだ。活発に政治活動を行う実業家のコンスタンチン・マロフェーエフ氏は最近、モスクワ郊外での会議で「われわれは、プーチン氏が可能な限り長期にわたり権力の座にとどまることを確実にするため、あらゆる可能な手だてを講じる」と語り、ロシア正教会の神父や主要政党のメンバーら何百人もの聴衆から、嵐のような拍手を浴びた。彼らは1つの目標に結び付けられている。それはロシアに皇帝を復活させることだ。
プーチン氏が「皇帝」に? 信奉者は王政復古を望む
ロシア政府寄りの活動家たちが願うのは伝統復活と長期支配
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