あなたのお気に入りのライドシェアアプリは、値上げすべき時期に来ているかもしれない。米ウーバーテクノロジーズとリフトはいずれも今年、上場する見通しだ。両社の数年にわたる爆発的な成長で、従来のタクシー業界は廃れた。将来的には、現在一般的な「クルマ所有」の形態も変えるかもしれない。ウーバーとリフトはこう投資家に訴えるはずだ。新規株式公開(IPO)が近づくにつれ、両社の売り込みは熱を帯びるとみられる。昨年8月に行われた直近の資金調達ラウンドでウーバーの評価額は720億ドル(約7兆9000億円)だったが、銀行関係者の間では最大1200億ドルに上るとの声も上がる。より規模の小さいリフトの評価額は、昨年6月時点で150億ドル超だった。