【ワシントン】米下院は14日、2016年大統領選のロシア介入疑惑捜査を巡りロバート・モラー特別検察官が提出する予定の報告書について、公表を求める決議案を可決した。  決議案は賛成400票、反対ゼロ票と、党派を超えた圧倒的な支持を得た。  モラー氏はトランプ陣営関係者がロシアの介入を支援したかどうかについて捜査している。ドナルド・トランプ大統領による連邦捜査局(FBI)のジェームズ・コミー前長官の更迭が司法妨害に当たるかどうかも調べている。トランプ氏はコミー氏を更迭する前に、トランプ陣営関係者とロシアの接触に関する捜査を中止するよう要求していた。